goo blog サービス終了のお知らせ 

Eri's blog

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

靖国神社 4

2021-04-27 09:11:00 | 日記
「靖国神社」の続きです。

次の安倍首相は小泉内閣の官房副長官時代に小泉首相の靖国神社参拝の実現に向けて尽力したことは、そのことに裏面で関わった1人で本人は参拝する決意であったことは間違いありませんが、対中・対韓外交に配慮して延引しているうちに体調を崩し、俄かに退陣したことで参拝するに至らずに終わったことは残念なことでしたと書いていました。

次の福田康夫首相は、いわゆるチャイナスクールの有力なメンバーでしたから、あまり期待はしませんでしたが案の定、首相就任早々に靖国神社には参拝しないと発言し、安倍首相が再開した真榊の奉納も見送り、その次の麻生太郎首相は真榊奉納は実施したものの、参拝には及びませんでした。

東大の教授は小泉内閣の官房長官として首相の終戦記念日当日の靖国参拝を阻止しようと画策し、結局2日の前倒しに成功した張本人と目されていた人物ですから、これはもう本当に論外ですと書いていました。
この人のことは問題の解決と結びつけて考えるどころか、1箇の障礙物としか見ていませんでしたと書いていました。


そして、民主党政権になってからの体たらくはご存知の通りですと書いていました。

鳩山由紀夫・菅直人両首相とも参拝する気は全くない上に、鳩山首相に至っては靖国神社に代替する国立戦没者追悼施設を建設するという構想を公にして、靖国神社を戦没者追悼の中心施設と考える多くの国民から反撥を受けました。

東大の教授は鳩山さんについて、是亦端的に論外という他ない悪質な政治家です。
その悪質なる所以は改めて指摘するまでもない、天下周知の事実ですからあえて触れることを致しませんが、靖国神社問題に限定して一言申しますならば、取るに足りない微々たる鳩山個人よりも民主党という亡国政党の一味が問題解決への障礙の最たるものなのですと書いていました。

菅さんは是亦不適格という点では前任者に劣らぬ悪質な代物で、東日本大震災への対応で露呈したこの人の無能・低劣ぶりには、ジャーナリズムの歴史の上でも一寸考えられないほどの罵詈と呪咀が浴せられました。
閣僚の靖国神社参拝の問題では、まさに中共の代弁者そのものになり果せて、自分から禁止を明言する始末ですと書いていました。

翻訳してみれば同じ名と映るアメリカ合衆国の民主党も、実体を言えば左翼的リベラルの徒の集団である様ですが、我が日本の民主党は実はそれよりも更に質の悪い、私利私欲、党利党略のみにうつつを抜かす利権亡者共の烏合の衆なのです。
靖国神社に対する冒瀆の挙というより他ない、無宗教の国立戦没者追悼施設の建設なども、この党の政権掌握が長引けば、本気で法案化を画策するかもしれません。
実に危ないことですと書いていました。

メディアが論じている、あるいは中国や韓国が参拝に反対する理由としてしつこく挙げていることを、あたかも当時から戦犯の合祀はよろしくないとか、問題だと言われてきたかのように錯覚をしていることに気づいてほしいと書いていました。

長く複雑な経緯をたどってきた靖国神社問題は、常にその時代時代の人々の思いや心情に即して考えることが大切で、決して現在の感情や価値観で裁いてはならない。
これが本来あるべき、まっとうな歴史認識なのですからと書いていました。

この本を読んで、東京に行く機会があるときは靖国神社に参拝したいなと思いました。



靖国神社 3

2021-04-26 09:41:00 | 日記
「靖国神社」の続きです。

A級戦犯と言われる言葉、よく言われる東京裁判史観、これは何としても払拭しなければならない問題で、ここに現在の靖国神社の問題点があるそうです。

本当の日本人なら、既にこれだけ色々な資料が戦後発掘され発表されているので当然、自分で考えればわかるはずですが、相変わらずそのことを押し通している人が多いそうです。

幸い、基本教育法だけは変えられました。
60年も憲法と同時にほったらかしになっていた教育基本法ですが、これを良い方へ変えたのは安倍前首相の功績だと思います。
しかし、まだ憲法改正への道は先が長いと書いていました。

GHQがチャンスがあれば廃止したい、閉鎖したいと思っていた靖国神社と護国神社が致命的な後遺症を残すことなく神社として存続できた1番の要因は、やはり遺族や生還できた戦友を中心とする当時の一般国民が、その存続に大きな熱意をもって努力したことです。
もう1つは、天皇陛下の靖国神社と護国神社に対する思いが強いものであったことです。

終戦直後の混乱で専門の方がいなかったため、靖国神社では神職が交代でやろうとしましたが、とても手が足りない。
そのお手伝いをするという趣旨で、各宮家の妃殿下十一方が浄書をなさったということが、社務日誌に書かれているそうです。
間違いなく昭和天皇の御心によるものと思われますと書いていました。


最後は歴代の首相についてです。

靖国神社の公式記録としては首相名で春秋の例大祭に真榊を奉納したのは、昭和30年4月の鳩山首相からとなっているそうです。

それまでの公的記録が見つかっていないとしても、昭和26年の吉田参拝が最初であることは間違いないと書いていました。

歴代首相の真榊奉納は昭和60年秋季例大祭に中曽根康弘首相が行ったのを最後として途絶えました。

平成19年の春の例大祭に安倍元首相が真榊を奉納したことが新聞で報じられたそうです。

小泉首相の靖国神社参拝は総裁選の公約に反して2日前倒しであったこと、それから中曽根首相と同様な一礼方式であったことなど、批判や問題点が指摘されました。

それでも5年の在任中に6回も参拝したという意味は大きいと書いていました。

自民党の単独政権ではなく、自公の連立政権でした。
公明党は、中国と近くその意向を体して靖国神社参拝に反対していました。

閣内には中国のメッセンジャーで、あからさまに参拝反対を主張する田中眞紀子外相がおり、党と内閣の要である山崎拓幹事長と福田康夫官房長官は慎重派であって、その上、中国や韓国、少なからぬ日本のメディア勢力が参拝に反対して、強固な包囲網を作っていました。



靖国神社 2

2021-04-25 09:13:00 | 日記
「靖国神社」の続きです。

靖国神社の現代的意義を考えていくうえで重要なのは靖国神社を敵視し、その存在を否定する人たちの主張とその存在を否定する人たちの主張とその背景を正しく把握することだと書いていました。

靖国訴訟の原告達は、大きく4つのグループに分類できるそうで、1つは韓国人遺族または台湾人遺族。
2つ目はキリスト教徒。
3つ目は、浄土真宗の僧侶または門徒。
4つ目は唯物論イデオロギーを信仰する無神論者です。

大阪の靖国訴訟の特徴は韓国人、それも在日ではなく在韓の韓国人が原告に加わっていることでした。
この裁判では植民地支配も戦争責任も問われてなく、逆に靖国神社や歴史に対する思い込みや誤解が露呈されたそうです。

実際、靖国神社には2万を超える朝鮮籍の英霊が祀られています。
彼らの多くは志願兵であり、徴兵はありません。
日本人として命を捧げられた朝鮮の方々に対し、日本人が感謝の誠と哀悼の意を示し、その勇気を顕彰するのは当然のことであり、それは今、日本人として生きている私たちの義務だと書いていました。

その他にはキリスト教プロテスタント諸派の信者です。
この靖国参拝の裁判以外にも、忠魂碑の問題などでキリスト者の立場から政教分離に関する裁判がいくつも起こされていますが、いつも同じ方々が原告になっていて彼らが真っ先に言うのは、絶対平和主義です。

今、日本人がなすべきことは近代的自我の覚醒のために日本的伝統を否定するのではなく、戦後、日本的伝統を解体してきた近代的自我という西欧のイデオロギーが神話であることに気づき、改めて日本的伝統を見直していく作業だと思います。
靖国訴訟は韓国人遺族の立場やキリスト教、浄土真宗を駆り出していますが、その本質は積極的無神論者の近代的自我崇拝イデオロギーによる宗教否定にあるのではないかと思っていますと書いていました。

靖国神社は戦後、政府と国民の協力を得て、戦没者の英霊合祀を果たしました。
それは官民一体となった国民運動の成果だったそうです。
天皇陛下の御親拝を可能にする政治環境をつくることも政治の責務です。
まずは政府を代表する首相が靖国参拝を続け、英霊に敬意を捧げることが必要だと書いていました。

国の約束といったとき、その国とはなんぞやとなります。
明治憲法下の日本と日本国憲法下の日本は連続しているのか。
これが国体の連続と同一性の問題です。
これを否定してきたのが戦後教育だったそうです。
日本国憲法を美化し、戦前を全否定しました。
戦後の新たな出発を強調するのはいいですが、日本人の精神の中に戦前と戦後を隔てる大きな川をつくったと書いていました。



靖国神社

2021-04-24 11:02:00 | 日記
靖国神社についての本を読みました。

本の名前はそのまま「靖国神社」です。

靖国神社についての本を読んだのは初めてでした。

いろんなことを知る上で必要なことだと思い、図書館で借りてみました。

この本に大学の教授などが書いているのも載っていて、靖国神社のことについても書いていたんですが、歴代の首相の評価みたいなのも書いていて、ここまで言って大丈夫なのかと思うくらい言っている人もいて失礼ながら笑ってしまいました😅

靖国神社のことよりも、そっちに持っていかれた感がありました😂

与党、野党の歴代の首相を正直に評価していました。


まず靖国神社は明治天皇の深い思し召しによって明治2年(1869)6月29日に創建され、東京招魂社と称されましたが、のちに靖国神社と改称されることになります。

靖国神社は戊辰の役での戦没者の合祀にはじまりますが、これよりさきに幕末には多くの殉難者があり、これらの志士を祀る招魂社が各地に建立されているそうです。

小泉首相(当時)が挙行した靖国神社参拝に反対する靖国訴訟も書いていました。

その主張は戦後民主主義から生まれた反日・反天皇・反靖国の物語がデフォルメされて奇怪な形をとっていたそうです。

しかもかつて日本人であった韓国人と台湾人の人口を借り、靖国神社への怨念を民族の叫びとして語らせるというなんともグロテスクなものだったそうです。

そもそも靖国訴訟というのは裁きではなく、政治的パフォーマンスを目的とするものでした。
損害賠償や差し止めを求める格好にはなっていますが、もともと司法的な解決を得ることが目的ではなく、訴訟を提起することでマスコミの注目を集め、そこで自分達の政治的主張を展開して宣伝することを目的とする政治プロパガンダだと書いていました。

最高裁は平成18年6月23日に上告を棄却し、原告らの敗訴が確定しました。

靖国神社はいわば戦後日本の十字架です。
靖国神社を敵視し、その存在を否定する人たちによる靖国批判は今後も続くでしょうと書いていました。


2021/04/23

2021-04-23 09:23:00 | 日記
山口敬之さんの「暗闘」という本を読みました📘

この本を読むきっかけになったのはちょうど開いたページにバイデンさんのことが書いてあったので、図書館で借りてみました。

また別の日に本を開いたら同じページだったのでブログに書くか迷いましたが、気になるところもあったので書くことにしました。

2013年12月の安倍元首相の靖国参拝について国務省が「disappointed(失望した)」と表現して以来、当時は副大統領だったバイデンさんの関係はギクシャクしていたそうです。

靖国問題をめぐってアメリカサイドには、「一国のリーダーが自国の戦没者を慰霊するのは当然である」とする意見もあったが、アジア外交に定見を持たないオバマ政権は、ただ中国・韓国の反発を嫌って日本側に自粛を求めてきていました。

中でも急先鋒だったのがバイデン副大統領だったそうです。

もう1つ気になったのが、中国大使を務めていた阿南惟茂という人です。

2005年の夏、小泉純一郎首相(当時)宛に靖国神社参拝中止を要請する公電を打ったことでも知られているそうです。

チャイナスクール(外務省の中国語使いで、キャリアを通じて主として中国を担当する)の重鎮だったようです。

阿南惟茂さんの前任で、元祖チャイナスクールとでもいうべき人が谷野作太郎という人だそうです。

最近知りましたが、チャイナスクールというのがある時点で今の状態を見ると怪しいですし、特に中国に弱腰になっている原因の1つでもあると思います。