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C'est la vie.

人生ままならぬもの。成り行き任せか、C’est la vieか。電子のカオスの中で思いが遂げられたらと思う今日この頃。

快楽にはコンディション大事 ルーブルの女その16

2018-01-04 01:09:40 | Weblog

 渋谷のラブホテルでのセックス。
 出張の帰省で東京に戻った私にとって、
福岡への帰りの便までの時間を利用して
莉莎子との逢瀬を楽しむというのは
我ながらいい思いつきだった。

 それには伏線もあった。
1月に帰省したとき、彼女は羽田まで見送りに来た。
といっても時間はほとんどない。
東京モノレールに乗るために降り立った浜松町で、
世界貿易センタービル上方階にあるレストランに向かうエレベーター。
2人きりになったことで思わず彼女を抱きしめ、ディープキスをした。
当時のことだ、エレベーター内の防犯カメラのことなんぞ考えもしなかった。
実際にあったかどうかも分からないが。

 しかし、そんなことをすれば、よけいにペニスはいきり立つだけ。
飛行機の時間があるため、それだけで別れたが、
しばらく彼女を抱きたい感情が募った。
そんなこともあって今回の出張帰省はセックスなしでは済まない。
そんな気持ちで、待ち合わせの渋谷で会うなりラブホに誘った。
考えてみれば、ラブホテルでのセックスも初めてだ。
最初は単身赴任先のマンション。2度目は大阪のシティホテル。
出会いがパリのルーブル美術館ということもあって、何か普通じゃない。
ただし、相手は全く普通の30女。

そして結果は生理中。
初の中出しだったものの、快楽度はイマイチだった。

 万全のコンディションの元で、あらゆる手を使って快楽を高めていく、
それが不倫セックスというものだろう。
2人の間でセックスを超えるつながりはないのだから。
以前にも書いたが、それを超えるようだと、不倫どころではなくなる。

逆に言えば夫婦のように手慣れたワンパターンのセックスで快楽を得るのは難しい。
そのためにさまざまな仕掛けを考えたりはしない。
というか、そんな疲れることはあまりしたくはないと思う。

 妻が好きでたまらず追っかけ回す夫の話をたまに聞く。
だが、その話はたいてい妻が困って「勘弁してほしい」という話と
セットになっている。
たとえ夫が精力絶倫であろうと、そんな一方的なセックスで
お互いが気持ちよくなれるはずがない。
生理の時のセックスはまさにそんなもので、
男の射精で終わる一方的なものかもしれない。

 フェラの最中に行われていた日本ダービーは当時、
絶頂期だった武豊騎乗の1番人気馬スペシャルウイークが5馬身差で圧勝。
2着は14番人気のボールドエンペラー、3着は15番人気のダイワスペリア-だった。

14、15番人気の馬を買っているはずもなく、馬券はあえなく敗退。
セックスも不完全燃焼気味に終わった。
タイミングを合わせるのは難しいものだ。

 


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