つい最近、たまたま女性の下着専門店に入って少し驚いた。パンティというかショーツの形がすっかりおとなしくなり、かなり機能優先というか実用的な雰囲気を醸し出しているのだ。若い女性向けとみられるブラジャーとショーツのセットでも、ショーツは比較的大きめ。もちろんTバックも並んでいるが、別格というか突き抜けたような扱いがなされていた。セクシー下着フェチ人間としては、かなり寂しい。再び、小さなショーツが広まって欲しいと思っている。
米国でTバックか、大きめビキニかの両極端に
この傾向は、2、3年前ぐらいから、ネット上の画面に勝手に出てくるアメリカの下着大手のヴィクトリアシークレットの広告を見るたびに感じていた。サイドが紐状になったものは、必ずといっていいほどTバックとかタンガとかいう名前がついていた。ビキニといっても、サイドが紐状のものはすっかり姿を消し、ちょっと色気づいたティーンエイジャーが初めて着るビキニパンティ、幅が4,5センチもありそうな、おとなしめのビキニが大半。あとは、男のボクサータイプみたいな、かつては決して存在し得なかったタイプも幅をきかせるようになっていた。
Tバックと小さめビキニがセットの時代も
2,3年前の同じ時期、日本はまだ状況が違っていた。ドンキーホーテで売っているセクシーなセット下着は、サイドが紐状のショーツとTバックがセットになっていた。トリンプなどの大手メーカーのショップに行くと、ビキニショーツの大半はサイドの幅の狭い紐状のものだった。
着心地良さ最優先に
下着といえども流行はあるはずで、セクシーな形を追い求める時期もあったのだろう。ただ、世の中の雰囲気を考えると、今の時代は少し変わってきたような気もするのだ。女性の体にとって、心地よいもの、きちんと補正できるもの-それが最優先であり、日常に着るものに関して男心をくすぐるような形は不必要。いざというときの勝負下着はちゃんと用意している、との考え方が主流になったのではないか。
セクシーさを強調しつつも、Tバックほどセクシーでもない、中途半端な小さな下着はこの際、不要ということかもしれない。
リプリーの小さなパンツも消えた
もう40年ほど前になるが、映画エイリアン第1作で、シガニー・ウイーバーが演じるリプリーがエイリアンと戦う際に着用していたショーツはサイドが紐状でとても小さく、お尻の割れ目の上半分が見えるいわゆる半ケツ状態だった。そうしたセクシーさを強調した着方は、グラビアなどでもよく見かけた気がする。
ただ、あれは男から見ても不自然だった。サイドが紐状でもお尻はきちんと包み込んだ方が心地よいに決まっている。ずれて半ケツが当たり前のような下着は日常的に着たいとは思わないだろう。
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お尻は全部包んで、でも、サイドは小さい方がいいな
下着フェチの立場から言いたい。ショーツはあくまでもお尻は全部、包み込む形にすべきである。たぶん、そっちの方が自然だ。ただし、サイドは紐状というかとても細いものが好ましい。前から見たとき、Tバックを思わせるセクシーさが欲しい。こちらの主張を間違ってもらっては困るのだが、紐状というのは、ひもを結んではくショーツのことを意味しているのではない。
どう考えても、あれはベッドイン用で、男が結び目を解き、はらりと落ちるのを楽しむための舞台装置であって、実際の生活とはかけ離れたものである。
さて、女性の日常的なショーツは今後、どう変わっていくのだろう。着心地を追求していくのか、かつてのセクシー時代に戻るのか。着心地系に伸びて行くような気がしてならない。エイリアンでも最新作はボクサー型のパンツになっていた。やっぱり寂しいことだ。
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