goo blog サービス終了のお知らせ 

C'est la vie.

人生ままならぬもの。成り行き任せか、C’est la vieか。電子のカオスの中で思いが遂げられたらと思う今日この頃。

美味しいんです 宮島うえのの「あなごめし弁当」

2017-07-25 01:30:32 | Weblog

 安芸の宮島といえば、世界遺産の厳島神社や太古の自然が残る弥山など見どころ一杯ですが、もう一つおすすめなのが、「あなごめし うえの」です。宮島とは対岸の宮島口にあり、JR宮島口駅からも歩いてすぐです。何年かぶりに名物の「あなごめし弁当」を食べましたが、味ボリュームとも文句なし。お値段は結構張るけど、一度、食べてみてはと思います。

ご飯のうえにぎっしりの穴子

 久々に食べたせいか、いくつかのことは戸惑いました。たとえば包み紙。かなり古いものの復刻版みたいです(あとで大正時代と確認)。ふたを開けると、とにかくぎっしりの穴子。ご飯の上を覆い尽くしているのにはびっくりします。味付きのご飯もたっぷりです。広島駅には「あなご弁当」が名物としてさまざま、売っていますが、穴子の量は半分がせいぜい、ご飯も半分ぐらいの気がします。おまけに結構、濃い味付け。

焼き物らしいほどよいかたさ 結構なボリューム

 まずうえのの「あなごめし弁当」の穴子を一口。とっても肉厚で食べ応え十分。味付けはそれほど濃くなく、穴子本来の美味しさを感じます。加えて関西風ウナギと同様に東京煮穴子風の柔らかさはなく、焼き物なりの香ばしいかみごたえがありました。次にご飯です。こちらも、あまり濃くない、どちらかといえば薄い味付け。でも、物足らないどころか、それが美味しいのです。心なしか折り詰めの香りもいいのです。
 そんな風に食べていくと、途中でボリュームがすごいことに気づきます。すっかり食べ終わって最後に漬け物。これも上品な分量だけど、ぴったいなのです。なぜか幸せな気分にもなっちゃいました。1つ1944円となだ万辺りの高級弁当に負けない金額ですが、一度だけ食べるなら量が多い分、こちらの勝ち。

お店が美味しさの秘密

 どうしてこんなに美味しいのかと、ホームページを見てみると、こんな一文が出てきました。

お持ち帰りのあなごめし弁当が美味しい理由

焼きたての穴子と炊き立ての味飯が、経木の折箱に詰められて冷めていくうちに味がはっきりとして美味しくなっていきます。経木の折箱の底から味飯の水分が抜けてゆくと同時に、穴子の蒲焼の旨みをご飯が吸い取ってくれるのだろうと思います。二時間位時を置いて冷めはじめるころ味が濃く感じます。ご飯の味加減もそれを踏まえての濃さとしていますので、炊き立ては薄味に感じられ、洗練されていると言う評価や、物足りないという思いにもなってしまいます。吟味した穴子の旨みをじっくりゆっくりと味を引き出すようにお召し上がり下さい。

だって。まさにこんな感じなのです

広島市内のデパートでも

 これが宮島口まで行かずともJR広島駅で売っていたら爆発的な人気を呼びそうな感じもしますが、生産量との兼ね合いなんでしょう。4、5年前だったか、お盆シーズンにお店で食べようとしたら2時間待ちってことがありました。暑い中、外で待ったなあ。ところでホームページを見ると、広島市中心部にあるデパートの広島三越のイートインでも食べられると書いてありました。時代は少し進んだのかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都心のナイトプールが人気 インスタでビキニ披露

2017-07-23 00:21:08 | ビキニ

 大きな病気となりすっかり縁遠くなってしまったが、2年ほど前まで泳ぐことが好きだった。大会に出るようなレベルではないが、一応4種目ともでき、体を焼くことも平気だった。だから、プールや海で泳ぎ、プールサイドやビーチで寝っ転がるの至上の喜びだった(大げさか)。時々、ビキニのおねーさんもいたしね。そうした中で最近目にしたのが「ナイトプールが若い女性に大流行」というニュースだった。美白ブームで焼きたくない気持ちは分かるが、夜になると、結構寒くなる都心のプールが人気とは?早速調べてみた。

都心屋外プール、夕方は寒いけど

 10年ほど前、東京都心でホテルの屋外プールと言えば、ニューオータニ、オークラ、全日空(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)、東京プリンスの4つだった。ほかのホテルは大半がフィットネスクラブの室内プールでフリーの客は受け入れていなかった。上記4つのホテルプールはいずれもリゾート風のレジャープールで、入場料は平日で5000~6000円と決して安くはなかったがタオルを貸してくれて、水着以外手ぶらで行けるの売りだった。もちろん夏期間限定だが、夏休み前の平日昼間は比較的すいており、縦方向(25メートル側)にすいすい泳げた。客で目立つのは幼稚園前の孫を連れた老夫婦や外人客。夕方になると、徐々に人が減っていき、日が暮れる頃にはプールに入ってる人は皆無だった。それもそのはずで、周囲を高層ビルに囲まれた屋外プールは早い時間から日が当たらなくなり、日が暮れるとデッキにいても寒いぐらい。沖縄のリゾートとはさすがに違うのだ。プールの広さはほかと同じだが、デッキなどのスペースが広いニューオータニでも水に入るとしばらく震えるほどだった。

スタイルのいい女の子ばかり

 ではなぜナイトプールが人気?ネット記事によると、理由はインスタグラムへの投稿だという。インスタで#ナイトプールで検索すると、おびただしい数のビキニの若い女の子の画像が出てきた。東京プリンス、ニューオータニ。残念ながらオークラは改装工事中。著作権に守られたタレントの画像ではなく、世界中に広がることを前提としたインスタにビキニを披露するとは、なかなかの度胸。
 どちらが先かは知らないが、ホテル側もさまざまにライトアップして、インスタ用に撮影するのに目立つ場所をつくったりしているようだ。もっとも女の子たちは皆さん妙にスタイルがいい。タレントの卵のようでもある。東京の都心だからある意味当然かもしれないけど。私に言わせればやせぎすすぎて、ビキニの美しさを100%発揮しているとは言えないが。

美白ブームでも体を見せたい願望は健在だった

 ビキニの女の子と言えば、かつては湘南が聖地だった。美白が当然となった今、湘南や三浦、逗子などでもほとんど見られなくなった。しかし健康な肌を露出したいという若い女の子の願望は健在だったようだ。お目にかかる機会はまずないだろうが、そんな願望が存在することにほっとした気分でもある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

けったくそ悪うー 愛してるなんて言えるわけないだろう

2017-07-22 00:38:39 | Weblog

 久々にけったくそが悪いものを見た。渡辺謙の不倫謝罪記者会見とそれがらみのワイドショーだ。居丈高に渡辺謙を責め立てる女性レポーターはいつものことだし、それが仕事だからどうこう言うほどの問題ではない。見ていて不快になったのはどこかのチャンネルがやっていた、「主婦」に会見を見せてコメントさせるという特集だった。特に気になったのは「奥様を愛している?」の質問に「僕が言える立場ではないので」と答えたことを、「そこは愛してると言うべきでしょ」と言い放ったことだった。。
 旦那がいたとして、同じことをやったとき、本音で「愛している」などとは決して言ってもらえそうもない中高年のおばちゃんたち。いい年こいて、嘘でもいいから言ってほしいと思っているのか。夫婦関係なんてそんなもんじゃないことぐらい分かっている年齢だが、たぶん、何も分からないまま年を重ねてしまったのか、それとも元々知力が不足しているのか。テレビ用のコメントも否定しないけど、とすればオンエアしたディレクターもアホだが。

「嫌いじゃないから」夫婦の内実
 
 その理由を私の独断と偏見に基づく発言をさせてもらう。
 渡辺謙は妻の南果歩を愛していない。ただし、2人が恋に落ちたときのようには、という意味だ。多くの夫たちも同様だろうが、妻への愛情などというものは時がたつにつれ、どんどん減っていく。最終的には嫌いじゃない、という程度まで減っていく。嫌いの段階に入れば、夫婦は続けられない。
 渡辺謙と南果歩の間がどの程度か知るよしもないが、ほとんど無色透明の仲であり、セックスもないと考えていいだろう。日本の多くの中高年夫婦のように。この段階で男は妻にほかに好きな男ができても「へ」とも思わないはずだ。ただし、男の場合は「寝取られ男は最低」といった女には理解できないメンツのようなものがある。それがなければ、妻が男を作った段階でさっさと出て行ってくれればと思ってるはずだ。何の後腐れもなく。


美人ホステスに入れあげるのは当然

 渡辺謙は正直なヤツのようだ。だから、「愛してる」とはとても言えないのだ。「愛している」と嘘をついても仕方ないと判断したはずだ。南果歩も分かってるはずと。
 あの場面で「愛してる」と平気で嘘がつけるヤツは、元々大嘘つきか別れないことにすごいメリットがあるケースだろう。
 そんな無色透明の夫婦関係だから、渡辺謙が北の新地の美人ホステスに入れあげたのは当然のことである。この種の女たちは大金持ち、タレント、スポーツ選手から数え切れないほどのアプローチを受けている。そんな中で渡辺謙を選んだのだ。年も30過ぎ。女として一番輝いているときだ。美人ホステスが受け入れれば、2人が男女の仲になるのは当たり前だ。世の中、というより「日本の社会」で起きる不倫とはこんなものだ。勘違いしてはいけないのは、あなたの旦那は魅力的ではない。チャンスがあればと思っているのだが、そんな日は絶対来ない。だから、夫を続けているのだ。

愛がなくなれば即離婚がグローバルスタンダード

 「日本の社会」とあえて書いた理由を説明する。愛しているかどうかが実感できない無色透明な関係でセックスもないようなカップルが夫婦を続けていることが欧米では考えられないと思うからだ。
 だから渡辺謙は可哀想ではある。海外には日本のハリウッドスターが不倫、と伝えられる。夫婦は男と女として関係がしっかり保たれているのが常識という文化からすれば、とんでもないことに見える。ただし、内実は「冷え切った」どころか「そんなことも感じない」ような日本ではありふれた夫婦関係なのだ。そこまで説明すれば、「なーんだ」ということになるのだが。
 記者会見を見る限り、渡辺謙は婚姻生活を続ける気はないようだ。こんな問題が発覚して、嫌いではない程度の相手と過ごし続けられるほど、彼に忍耐があるとは思えない。ほとぼりが冷めれば、知らないうちに離婚届が出され、渡辺謙、南果歩双方が新しい恋へと走るのではないか。2人はまだ50代、時間はまだ残っている。ただし、どちらもがんというコントロールが効かない爆弾を抱えているけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

対等の性を言う前に豊かなセックスを考えよう

2017-07-20 01:54:31 | Weblog

 朝日新聞の首都圏版夕刊に「オトナの保健室」というコーナーがある。原則として女性を中心に性の問題を結構、正面から取り上げており、かつての常識だと「こんなに露骨に書くかねえ」と思う表現、テーマも多い。新聞だって時代とともに変わらない限り、生き残っていけないのだから、それはそれでいいと思ってる。ただ、気になるのは、登場してくる女性たちが、豊かなセックスを経験したことがないのではないかと思わせる人ばかりということだ。それも、男側の問題だけでなく、自らの問題もあるとしか、思えないケースが多いのだ。

高校生と大人のセックスは違うのに

 7月18日の夕刊では男女が「対等に性楽しめず」とのテーマで展開している。登場してくる32歳の女性は高校生のころつきあった男がAV大好きの部活の先輩で、「見通しのよいところで半裸にされたり」「カラオケボックスで何度も手淫をさせられたり」と、とても嫌な目に遭ったことを訴えている。
 この女性が今、高校生ならそう考えるのも仕方ないだろう。セックスがどんなものかも知らず、何のテクニックもないAV大好き高校生の言うがままだったら苦痛かもしれない。しかし彼女は32歳。さまざまなセックスは経験しているという。

快楽をむさぼり合うもの 女だって努力しないと

 豊かなセックスとは男女がお互いに快楽をむさぼり合うものだと思う。それにはある程度、自分の価値観を取り払う必要がある。唾液が入り交じる激しいキスは当然。男は、手や口を使った全身さらには乳首への愛撫。ヴァギナへの愛撫は指でGスポットを見つけ出し、クリトリスをなめたり、すったり、もちろん愛液をすすることは当然、そしてインサートすれば、彼女が最も快感が高められる体位を探し求めて努力する。一方、女だって同じこと。男が女の快感を高めようと努力しているなら、女も全身への愛撫、フェラチオだけでなくアナルも含めた陰部への愛撫、時に精液をのむことも必要だ。
 場所も限られるものではない。カラオケボックスでキスをし、ソフトなタッチでも快感を感じ始めたら、手淫どころかフェラチオさらには服を脱がないままの挿入など、当然のことではないのか。

マグロ女で快感は得られない

 「手淫させられた」という32歳女性の心の中にあるセックスはおそらく、それぞれが別に入浴し、パジャマに着替え、部屋の電機を消し、男が簡易な愛撫をし挿入して終わり、そんなものなのだろう。同じ紙面には「セックスとは体の触れあい。男はどうして挿入にこだわるのか」という女性も登場しているが、たぶん、この女性もいわゆるマグロ状態で男の快感を高めるために何の努力もしてないのだろう。挿入の悦び、シックスナインの楽しさなども知らないはず。抱き合うことの気持ちよさは否定しないが、それは母親に背中をなでてもらうのと同じでセックスとは言えない。悲しいことに紙面作りをしている朝日新聞の記者たち自身も同じような考えの持ち主だと思えてならない。

女だって快感を求めるのは当たり前

 私がセックスした女たちはそうではなかった。最初はともかく、慣れて体がなじんだ段階では、彼女たちは私の快感が高まるようなさまざま愛撫をしてくれたし、好きな体位もはっきり主張した。前戯がうまくいきすぎて我慢できなくなったときは自ら上にのりペニスをおさめた。中には中学生の時、いとこに強姦されたことがトラウマとなり30過ぎまで処女同然だった女がわずか2回目のセックスで、「元に戻れなくなるぐらいすごい快感」と近所中に聞こえるほどの声を出したこともあった。
 女がセックスの時、主張するのは、はしたないだの、淫乱だのというばかげた考え方をする人はいる。しかし、そんなことにとらわれている限り、豊かなセックスが経験できるわけもない。男がどうすれば気持ちよくなれるのか、少しでも想像できれば、32歳になった今「手淫させられた」のではなく「フェラチオしてあげればよかった」となるべきものなのだ。残念ながら、今ならこんな要求は「踏んづけてやる」と言っている。おそらく一生セックスで快感が得られぬまま死にゆくことになるのだろう。

潔癖症につける薬はない 

 ところで、先日週刊誌を読んでいたら、フェラチオしてもらった後、キスをいやがる男がいるという。たぶん唾液を飲みあうことも精液も愛液も汚いと思っているだろう。この種の潔癖症に関してはつける薬もないし、男女の了解に基づく豊かなセックスは無理だろう。セックスはウイルスや細菌など感染症の危険を冒しながら、最も無防備な粘膜をふれあわせ体液まで相手に送り込むという行為だ。それが汚いと思えば、もはやセックスなど成立しない。おそらく彼らにとっては、別の形のセックスを求めるしかない。そんな男(女)を好きになった場合、豊かなセックスはあきらめるか、別れるしかない。残念ながら。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納涼床、ついにデビュー ハモ料理を堪能

2017-07-14 01:32:27 | Weblog

 大阪勤務だったころ、夏場仕事を終えて阪急四条河原町駅に向かう四条大橋から見える納涼床に、あそこでビール一杯をやったらどんなに気持ちいいか、と思ったものだ。しかし、1人だと入りにくく、予約がなければ入れないと信じ込んでいた。あれから30年、久々に訪れた京都の先斗町を歩きながら、居酒屋に入ってみると、簡単に川床に通された。少々、拍子抜け、おまけに値段も高くなっているわけでもなく、京都の夏を彩る「ハモ料理」を堪能できた。

先斗町の居酒屋、山とみさん

 夏の夕暮れ、四条大橋から三条方向を眺めてみると、鴨川右岸沿いの各店舗には、足場の上に川に向かって突きだした舞台のようなものが並ぶ。気温こそ27度ぐらいだったが、風が吹かずやたら蒸し暑い京都らしい6月下旬、ふらりと夕食に出かけた先斗町で入ったのが「山とみ」という居酒屋さんだった。知らない店だったけど、店頭の「ハモ料理」という文字に惹かれ、開いていた入り口付近がカウンター式の飲み屋さんだったことに、ホームタウン新橋的な親近を感じ、入ることにした。


 
虫が結構、すごかった

 通されたのは一番川に近いカウンター。目の前は鴨川といういいスペース。座ってしばらくして分かったが、目の前にある明かりに向かって飛んでくる虫が多いこと。外から見る分にはきれいでも、当たり前だけどアウトドアだとこんなことが起きるよなあ。我慢できなかったのか隣に座っていた女性2人組はあっという間に去ってしまった。お店の方は途中、明かりを切ったけど、ちょっと暗くなった程度で影響なし。店内というより、外向けの明かりだったみたいだ。

絶品、ハモの唐揚げ

 注文はもちろんハモ。といっても、ハモの唐揚げぐらいは想像できるけど、あとはどんな料理かよく分からない。ハモの落とし?にはまいった。湯引きのことなんだけど料理が来て初めて分かった。ハモとキュウリの酢の物、唐揚げ、最近、小食になってるせいか、こんなところで打ち止め。京都の蒸し暑さの中でビールと食べると、どれもホントに美味しい。梅肉で食べる「落とし」もなかなかだったけど、淡泊と思った唐揚げがとてもジューシーで、周囲のお客さんもみんな頼んでいた。
 
 梅雨の真っ最中だから決して良い季節とはいえないが、京都も夜に入ると、気温、湿度もちょうどよくなり、快適な外での食事が楽しめた。といっても、1時間少々ぐらい。長居という雰囲気ではなかったし、平日とはいえお客さんが多く、仲居さんはさばくのに追いつかず、オーダーが通りにくかった。これも外人客がすごい京都ならではのことだろう。川沿いを見ていると、カップルスポットたちの横を歩く外人客が本当に多かった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コストコにはまってしまった 会費高いのになぜか魅力

2017-07-12 01:22:11 | Weblog

 芸能人のブログなどにやたら登場するといわれる米国系スーパーのコストコ。昨年、新聞折り込みの1日会員チケットで初めて買い物に行き、分量の多さに、会員になるのは「無駄」と思ったものですが、あれから9カ月。なんとなく気になったあげく、年会費4400円(税抜き)を支払って会員となりさらには月1回ぐらいのペースで通うようになってしまいました。アメリカンな買い物は近所のスーパーとは違った楽しみがあるものです。

▽冷凍保存で大量購入可能に

 コストコは全国ですでに25軒もあります。高い会費を払い、とても食べきれないような分量の食品。なのに、なぜつぶれることもなく、人気を集めているのでしょう。通っていろいろな商品を購入していくうちになんとなく分かったような気がしています。その一つポイントが冷凍保存ということでした。人気商品として、6個入り2パック680円のベーグルやミニパン オ ショコラ 24個入り880円などがあります。量的にとても食べきれないと考えていましたが、ベーグルの場合は2枚のドーナツ状に切ってラップに包み、ビニール袋に入れて冷凍。ミニパン オ ショコラは切らずに同様に保存しておけば、味落ちはほとんど感じません。ベーグルは1個150-180円はしますから圧倒的な安さ。大きさも1・2倍ぐらいはあります。

▽プルコギも小分け ティラミスも冷凍で切る アメリカンチェリー甘く

 人気のプルコギビーフ。1・8キロほどあり、とても食べきれない量ですが、買ってすぐに小分けにして冷凍します。いわゆる焼き肉なので一度に200グラムぐらいは食べられます。一人暮らしではつらいけど、2人なら400グラムぐらいを4つに分ければいいのです。人気ナンバー1といわれるディナーロールは未挑戦です。36個入りにはさすがに手が出ません。知り合いと分け合って18個ぐらいにすれば大丈夫かなあ。
 スイーツで人気のティラミス。大きなプラスチックケースに入っており、持つとずっしりと重い。パーティーでも開かない限りとても無理と未挑戦です。ただ最近、ネットで冷凍法を見かけました。3、4時間冷凍し、ほどよく固まったところでショートケーキ1個分の大きさに切り、それぞれラップに包み冷凍保存。完全に解凍する前に食べると、部分的に氷っぽい部分があって美味しいそうです。なんとなく味が想像できそうです。
 生鮮食料品ではアスパラとアメリカンチェリーが優れものでした。アスパラは太い上に皮のゲジゲジがなくぱりぱりと食べられました。チェリーは佐藤錦など日本産の1・5倍、市販のアメリカンチェリーよりもはるかに大きく、甘みも強いのです。1パック2000円ほどしますが、損した気分は起きません。


 
▽コスパさいこーホットドッグ

 買い物の最後に多くの人がぱくついているのがカウンターで売っているホットドッグです。太い魚肉ソーセージほどのウインナが入り、タマネギのみじん切りを自分で好きなだけかけます。さらにマスタードにケチャップ。そうそう、パンやソーセージが見えないほどたくさんのタマネギをかける人を見ました。コーラやファンタなどソーダ類飲み放題で180円。コスパさいこーです。ほかの定番商品としてトイレットペーパーに水、万能洗剤のオキシクリーンなんてのもあります。とにかく大買い物になっちゃいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏みかんのカイガラムシ駆除に着手 きれいな実が取り戻せますよーに

2017-07-08 01:36:05 | Weblog

 無人となった実家の庭にある夏みかんの木。数年前には300個以上の収穫があったのに最近では数十個ほどしか実がならなくなった。おまけに収穫したミカンに黒いすすのような斑点がついている。なぜかと思って観察してみると、葉っぱの裏側に小さな粉のようなものがついている。ネットで調べると、簡単に解決した。カイガラムシという虫が発生し、その排泄物を起点にほかの虫が発生し、最終的にすす病菌が増えた結果、ミカンにすす状の黒い斑点がつくというのだ。この病気は、柑橘類でもありふれており、取り除くタイミングや農薬なども載っていた。ただ、防除のタイミングがあることから、第一世代の幼虫が発生する6月下旬、どんな状態になっているのか確かめてみた。

枝にびっしり白い虫 フジコナカイガラムシ?

 ミカンの木は高さが4、5メートル。上の方の状態を見るのは無理だが、風通しの悪い場所に発生するとされることから、木の中心部に頭を突っ込み枝を見た。すると、少し太め若い枝にびっしりと長さ1~2ミリの白い虫がこびりついていた。2枚貝というより、巻き貝のような形をしていた。周辺の葉っぱは黒ずんでいたり、枯れていたりするものが多い。その枝の下側にある別の枝の葉っぱには白い粉状のものがついている。

枝ごと切り落とし、殺虫剤ぶっかけ

 さっそくネットで種類を調べてみると、フジコナカイガラムシという種類に見えた。ようやく収穫減の犯人を突き止めた。こそげ落とせばいいと書いてあったが、先端部はとても手が届かず。枝の根っこから切った。枝を見てみると、1メートルほど、ほぼ全部にカイガラムシがついている。「あー、気持ち悪い」とつぶやきながら、農薬をスプレーでふりかけた。実は、この農薬はうどん粉病という別の病気の薬で役に立たないと思ったが、殺虫剤なら同じと濃厚にふりかけた。ついでに、アリゴキブリ用の殺虫剤もふりかけた。この枝ほどではなかったが、カイガラムシがついていたほかの枝、3、4本も落とした。それぞれ青い小さなミカンが数個ずつついていたが犠牲にすることにした。ほかの枝は、目で見る限りはカイガラムシのコロニーは見つからなかった。これで、来年は豊作になってくれればと祈るのみだ。

第一世代幼虫発生の6月が駆除に最適

 ところでフジコナカイガラムシ(とすれば)の話だが、第1世代幼虫が6月中旬ごろ発生し、7~8月ごろ、第2世代、9月ごろ第3世代幼虫が発生し、あとダラダラと発生するという。6月は駆除のチャンスといわれており、ちょうど良かったのかもしれない。ただ、どんな農薬が効くのかというと、アプロード、アルバリン(樹幹塗布法)、オリオン、コルト、スタークル(樹幹塗布法)、スプラサイド、トクチオン、モスピランなど、いろいろな情報が出てきて正直、何を買えばよいのかよく分からないし、住宅地にあるたった1本だけのミカンの木なので、果樹農業での害虫駆除とは意味は異なるだろう。その辺りをうまく解説してくれる物があれば役立つのだが。

美味しいマーマレード取り返したい

 300個以上もできていたころ、近所に100個ほど配り、きょうだい2人で半分分けした。1つでマーマレード1ビンも作れたので、年明けの収穫時期はマーマレードが冷蔵庫にあふれた。食べるには酸っぱすぎて、1カ月は寝かさないと無理だった。すす病が発生してからは、「すす」を削り取ってもきれいなるのは数個しかなく、一挙にマーマレード生産量が減っていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芹沢鴨の殺害現場が残ってた 京都・壬生の新選組宿所「八木家」

2017-07-06 00:55:59 | Weblog

▽高いと思ったけど

 入場料がお高めの観光スポットは敬遠しがちだったんですが、いい経験したなと思ったのが幕末、新選組が京都の本拠地としていた壬生屯所遺蹟(八木家)。境内にある老人ホームが妙に目立つ壬生寺近くの京都鶴屋鶴寿庵というお菓子屋さんの裏手にある古い家。入り口に入場料1000円とあり、博物館でもあるまいし高いなあというのが第一印象でした。京都まで来たのだからせっかくと、入ってみることにしました。抹茶と団子付きにひかれたってこともありますけどね。ちなみに格別、新選組のファンということではありません。

▽トラブルメーカーで処理の命令

 武家屋敷のような長屋門を通って、旧八木家の玄関に入ります。奥の方でガイドさんが観光客に説明中。お話のハイライトはなんといっても、近藤勇と並んで局長をつとめた芹沢鴨の暗殺事件。この家が舞台になったんです。
 その前に新選組のおさらい。AKBの「神7」じゃないけど、新選組といえば、近藤のほか、土方歳三、沖田総司、藤堂平助、井上源三郎、長倉新八ら創設メンバーがいますが、ガイドさんは彼らの行く末について語ります。近藤は「板橋で斬首」、土方は「箱館戦争で戦死」といつものお話。そして話は芹沢鴨の暗殺事件へと移っていきます。
 八木家で居住していた芹沢らは、京都にあった島原遊郭の店の焼き討ち事件や大阪・北の新地での力士との暴力沙汰などを引き起こし、京都の警護役どころかトラブルメーカーとなっていきます。そこで近藤らは上部組織(幕府?会津藩)から処理を命じられます。


▽女性も道連れなんて、なんとも哀れな

 文久3年9月18日(1863年10月30日)、芹沢鴨、平山五郎ら3人はそれぞれ愛人や遊女を連れて八木家に戻ってきます。庭側の部屋をついたてで2つに分け、庭側に芹沢と愛人のお梅、ついたてを挟んで平山と遊女、隣接の部屋にもう1人の部下と遊女が寝ています。
 庭側から忍び寄ってきたのが覆面の男たち。芹沢らが寝たことを確認すると、襲いかかります。芹沢は傷つきながらも廊下伝いに隣室に逃げ、そこで討ち取られますが、鴨居に刀傷が残っていました。同時に平山と2人の女性も殺害されます(殺された女性はお梅1人という説もあります)。もう1人の部下と遊女は襲撃に気づいて逃亡、その後の行方は2人とも分からないとか。男たちの正体についてはその後、ふだん、新選組の世話をしていた八木家のおかみさんが、土方や沖田だったと証言したようです。この事件は新選組の主導権争いとして、ドラマや映画でよく登場します。だいたい、芹沢役は悪役顔が多いけど。

▽血の跡は消えず

 ガイドさんの話で衝撃的だったのは、芹沢らとともに何の関係もない女性が虫けらのように殺されたこと。芹沢は剣術が当時の新選組では一番強く、寝込みを襲うしかなかったようですが、それにしても、女たちの存在は哀れとしか言いようがありません。
 また、部屋は血の海となり、畳を代えても血が消えず、近藤の局長室としてしか使えなかったと説明がありましたが、まさにその部屋で話を聞いていたことでした。夜なんてすごく怖そうです。とはいえ、こういう歴史的な事件が起きた現場が現存しているとは、さすがに京都というべきでしょう。入場料が高いなあと思ったけど、サプライズなお話が聞け、とても満足でした。

▽調布や日野にも興味が

 時間の都合もあったので、お話を聞いたのはここまで。鶴寿庵の方で赤毛氈が敷かれた椅子に座り美味しい抹茶とお団子をいただきました。ショーケースを見ていると、お菓子のほかに新選組のさまざまなグッズが売られていました。新選組ファンならリピートしそう。というか、近藤勇出身の調布、土方歳三出身の日野、それぞれの足跡をたどってみたくなりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚は男役の世界だったのね ラインダンスは迫力不足 雪組公演でデビュー

2017-07-02 01:19:58 | Weblog

 ずっと宝塚のラインダンスが見たいと思ってた。なかなかチケットが手に入らなかったが、生協を通じてチケットをゲット、平日、雪組公演を見た。しかしイメージとかなり違っていた。娘役で小柄な女の子が多いためか、どことなくずんぐりとした印象があるのだ。宝塚はやっぱり男役。そんな素朴な印象を持った宝塚デビューだった。
 東京宝塚劇場。日比谷の真ん中という好立地のためか、ホームページなどを見てもチケットはいつも売り切れていた。驚くことに平日も週末も関係なしだ。常設の劇場でここまで埋まるってすごいこと。どこか手に入る方法はないかと思っていたら、生協がチケットを取り扱っていることが分かった。応募してみると、6月の雪組公演が当たった。S席8800円(税別)。決して安くはないが、一生で何度も見るわけではないことを考えると、こんなものかなと思った。

開演前なのに女性トイレに長蛇の列 端役でも男役は格好いい

 金曜日午後1時半からの公演で、正午過ぎには劇場に着いた。たくさんの女性が入り待ちをしている。入り口付近で待っているのもほぼ女性。恐ろしいほど男がいない。開演の15分ほど前、劇場に入る。赤い絨毯、正面に階段とエスカレーター。1階席入り口が3階、2階席入り口が4階と書いてある。エスカレーターで3階まで上がる。1、2階がロビー風だけどあまり広くない。3階はもっと狭い。これでは幕間とか引けたときとか客があふれるなと感じる。よく見ると、開演前というのに女性トイレは長い列。これもいただけません。
 午後1時半予定通り開演。トップスターの早霧せいなの声でのご案内だ。演目は「幕末太陽伝」。かつてフランキー堺主演で映画化された喜劇で、日本映画史に残る名作と言われている作品。14列目の席でかなり前の方だが、やっぱり誰が誰だかよく分からない。トップスターが主役を務めるわけだから、知ってる人はすぐに流れが飲み込めるのだろうが、しばらく時間がかかってしまった。ぎっしり満員の客席。こういう状態ってなぜか落ち着かない。前の座席との間は案外、広く、膝をぶつけて迷惑をかける心配はなさそうだ。男役トップ、ナンバー2はともかく、端の方で踊るちょんまげ姿の男役がまるで男の若侍風。これって褒め言葉かしら。それほど飽きることもなく見ることができた。歌舞伎の時には聞こえなかった声がよく聞こえる。前の方だからというより、首元を見ると、みんなマイクが着けていた。時に大きすぎて疲れるけど、聞こえないよりましだ。
 約1時間半、主役「居残り佐平治」の早霧せいなと娘役トップ咲妃 みゆの芸者役「おそめ」の道行きで芝居が終わる。しかし身長177センチの私には、なんだか疲れる席だ。映画館でも芝居でもそうだけど、もっと快適に座れる席はつくってもらえないのかな。


レビュー始まる ここでも中心は男役

 ここからは30分ほど休憩に入る。案の定、狭いロビーは人であふれかえっている。女子トイレの行列は休憩時間中におさまるのかと思えるほどの長さだ。2階の売店には長蛇の列。飲み食いなんぞは不要だと思ってるみたいだ。こちらは小中学生の団体鑑賞できてるわけではない。あくまでもエンターテインメント、じゃダメなのかしら。ワインにビールは必須だろう。
 前後方向の通路が少ないためか、10数人のお客さんにすいませんと迷惑をかけながら、自分の席にたどり着く。これじゃ上演中にトイレに行きたくなっても絶対行けないな、とよけいなプレッシャーがかかる。30分ほどの休憩後、レビュー「Dramatic “S”!」が始まった。トップスターを中心に50-60人、いや70-80人ほどもいそうな数のダンスはなかなか迫力がある。それに男役の姿は確かにかっこいい。あまり認めたくはないが。

どこかずんぐりラインダンス 栄えないなあ

 レビューも半分も過ぎたあたりでラインダンスが始まった。スーツやタキシード姿の男役、ドレス姿の娘役と比較的、体の露出が少ない宝塚の舞台で唯一といっていいぐらいセクシー系のダンスだ。踊っているのは20人ちょっとほどか。しかし登場した最初からなんだか違和感。全体的に小さいのだ。娘役が踊っているせいなのか、足を上げたとき、うわーっと思わせる迫力がない。全体のバランスとして足の長さも気になった。同じことは劇団四季のコーラスラインを見た時、最後の群舞で感じていた。映画と比べると、レオタード姿が映えないのだ。勝手に言わせてもらうと、ラインダンスに出るなら身長170センチレベル、つまりは男役こそがふさわしいのではないかと思った。

羽根はまだか

 レビューは案外長い。ストーリーがなく歌と踊りだけというのは、見ていてつらい。そんなとき、舞台に大きな階段が出てきた。ラストの宝塚羽根をつけたトップスターが出てくる、とほっとしたら、紫のワンピースが出てきた。がっくりする。終わってやっと男役タキシード集団。最後に早霧せいなの大羽根。トップスターはともかく後ろで踊るタキシードもなかなか見事だ。よーするに男役を見る舞台。女性のセクシーさなど期待するなど邪道以外何物でもないのだ。こんな特異な舞台って世界中どこかにあるのだろうか。男だけの歌舞伎も特異だが、宝塚も負けてはいない。

客席と舞台が離れてる

 ところで拍手や手拍子はおきるが、客席からかけ声一つ飛ぶことはない。見る側と演じる側が完全に分断された世界。もうちょっと近くていいんじゃないのかな。歌舞伎は客席にどんどん入っていくけど、無理なのかな。そういえば、舞台が引けた後、観客を見送りせず、出待ちの観客が見送っている。出口で頭を下げお客さんを見送ったらどうだろう。そうやって若手の顔を売らないと、いつまでも宝塚ヒエラルキーの枠の中でしか生きられない人になっちゃうんじゃないかなあ。AKBだって握手会とか総選挙でチャンスを与えているというのに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする