Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

こんこんと眠る

2007年07月29日 | 日々の雑感
☆日付が変わった頃から日記を片付け、その後「マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」(西岡研介著/講談社)を読む。面白くて300ページ以上あったのを2時間弱で読んでしまった。同時に慄然とする内容に触れて、これから東京で移動する時にはなるべく私鉄と地下鉄を使おうと思った次第。名古屋地区ではほとんど聞かない列車妨害がなぜあちらの管内では多発するのか?それよりなぜ日常的に遅れが発生するのか、単に人口が集積しているということだけでは片付けられない問題があることはもっと広く社会に認識されるべきだろう。
●起床後、両親とともに参院選の投票に出かけた後寝る。とにかく眠くてしょうがない。公演もワークショップも抱えていない今、疲れの原因はあれしかないなと思い当たる。ただここに書いて記録するほどのことでもない。どこにでもある話か?と言われれば、そんなにある話ではないかもしれない。ほら、皆さんの勤務先にもいるでしょう?仕事できないことを何か他のせいにする奴って。それの少~し病的なケースです。
◎夕方、ようやく起き上がって早い夕食、中日ーヤクルトは降雨コールド。選挙特番をザッピングして今に至る、見事に生産性ゼロの休日。まあ、いいか。

「詩のボクシング」岐阜大会予選会終了

2007年07月28日 | 朗読・声の周辺
※さて、本番の日がやってきた。表題の通り、岐阜市文化センターの催し広場に、38名の朗読ボクサーが集結。それより少し少ないギャラリーを集めて、4時間に渡ってのドッグ・ファイトの結果、16名の本大会出場者が決まった。
○しかし、すーっと迎えますなんてのたまった割に、リングアナウンサーとレフェリーを務めた自分が一番緊張していた。あれだ。「合図ができたら用意してください」なんてことを出場者の方に向かって言うのである。相当重症だ。見るに見かねて審査委員長の楠かつのりさんに「リングアナウンサーが一番緊張してるじゃないか(会場爆笑)」とのコメントを引き出してしまった。でも、ちょっと美味しいかもとも思った。芸人だ。
●夕方までさまざまな声を聞いた。さまざまな言葉は、それぞれの背景を持って語られたが、やはり強い印象を与えられたのは定型を全く意識していないものと、戦略的に、ある距離をおいて「詩」というものを考えていた方のファイトだった。
◎「いかにも詩」っぽいものがある。詩の形として、信じられている常識がある。
そういう表現が、どれも不思議なくらいに発する言葉を伝わりにくいものにしていた。何だか単純すぎて書き方に芸がないなあとは思うが、見事に逆説的だった。
■次回、本選は8月19日(日)。今度はトーナメント戦。今度は鮮やかに進行をしてみたい。でも、実は多少の凹凸があった方が、これもよく伝わるのかも。

あくまで個人的に打ち上げる

2007年07月23日 | 日々の雑感
◎日没近くに部屋の玄関を開けたら、真っ正面に宵の明星。上弦の月とある角度を保って並んでいた。なかなかの見物。
●さて、いよいよ今週末は、岐阜市での「詩のボクシング」予選。この時期はこの辺り、どこも高校演劇の地区大会と重なっているために、期待したほど高校生の参加者が少ないと担当氏は滋賀予選の時にはこぼしていた。あれからこのことを聞いてから2週間が経っているが、少しでも増えているといいのだけれど。これはばらしてはいけないのかも知れないのかも知れないけれど、飛び入り参加もできるみたいですよ。
○あ、もうひとつ不安なことを思い出した。本番はともかく、当日、今の所どういうポジションで動くのか聞いてなかった。まあ、何とかなるような気がするけど。たいてい予断をもってかかって上手く行ったことがないので、すーっ当日を迎えるようにしよう。すーっと。

身体が求める声・声が思わせる身体

2007年07月22日 | 朗読・声の周辺
★もう、少し前のことになってしまったが、名古屋のある民放局の女性アナウンサーの訃報が新聞に載っていた。谷川明美さんという方で、40歳だったという。乳がん。私の母親が今年の初めに手術を受けたのと同じ原因で、ついこの春までラジオから聞こえていた声が、2度と流れてくることが無くなってしまった。
○ほとんどはリスナーとして、ほんの少し喋り手として20年近くラジオにはお世話になってきた自分だが、彼女のことを格段意識したことはなかった。けれど、時折聞こえてくる朗読だけは別で、少なくとも名古屋で放送に声が乗っている人の中では出色のものであると思っていた。アナウンサーの方の朗読を聞いていてわりと思い当たるのは、聞こえてくる物語に「身体が見えない」ことだ。よく澄んだいい声をなさっていて、聞き手であるこちらに絵は浮かんでくるのだが、それが立体的なものになって行かないという読みを多く聞いた。最近では劇場で朗読会をやる局もあるのだが、一部を除いてそういう、成果に差があることが多くて残念な思いをしたこともあった。
●でも、谷川さんは違っていた。それをより広く知らせるために彼女の朗読をまとまった形で聞きたいのだが、何とかならないものなんだろうか。それがなければ、おちおち冥福なんぞ祈っている場合ではないと、全く立場も技量も異なる読み手には思えるのだ。

全くなんて連休だ

2007年07月16日 | 日々の雑感
▲まだ揺れている、気がする。先ほど(23時18分ごろ)のものは具体的な発表は無かったが、おそらく名古屋市の一部でも有感地震を感じた地域があったに違いない。居間の蛍光灯のひもスイッチが振れていた。東海地震はいつまでたっても来ないようだが(こうやって書くと来るような気がしてしょうがない)、それを外すように方々の断層が活動期に入ったのかもしれない。いや、4月に亀山のあたりに来たやつがそうじゃないか?何はともあれ気がもめる。実家の両親に非常持ち出し袋のセットを買ったのだったが、まだ納品してもらってない。急がせようと思う。
◎映画「それでも生きる子供たち」が面白いらしい。伏見ミリオン座で掛かっている。観に行こう。
●しかしその前に、とにかく風呂に入りたい。そんなことすらかなわない柏崎、刈羽の皆さんの気持ちはいかばかりのものだろうか?何をできるだろうか?何かをせねばならない。性急にはならず、もっとも有効な方法を考えよう。今週末には偶然受付に入る現場がある。

東へ

2007年07月15日 | 日々の雑感
○仕事上のある案件を調べるため、池下に来た。思えばこの季節のこの時間帯に足を運んだのは久しぶりではある。
●7月の夕暮れはすがすがしい。深まりゆく青が一等濃く映る。これは冬至前後の17時前にも言えることだけど、持続する時間の長さからこちらに軍配を上げたい。
○芳しい成果は得られなかったけど、写真のような藍色の絨毯を見られただけで◎です。そういえば、自分が今の所書いたた1作の戯曲も、こんな感じの夜空から始まる物語だった。


台風をやりすごして

2007年07月15日 | 日々の雑感
※ようやく新幹線も動き始めたようだ。
○本当ならこういう感じの空模様は、8月下旬から9月にかけて現れ始める気がする。つまり、秋の風が吹いていないかと感じるのは、僕だけだろうか。
●赤道と北極の中間に存在するとされる「ハドレー循環」が、何らかの理由で崩れ始めている。とか、何の根拠もなく思ったことだが、それくらいのレベルで地球の大気のことを勉強していく必要があると感じている。


久しぶりに大須に行ったら(2)

2007年07月14日 | 日々の雑感
○タイガーマスクを探していたら、なんか名古屋弁が聞こえてきて、そのうちこの人に会った。2度びっくりである。
●誰とは言わないが、ある劇作家とキャラがかぶっている、とか言ったらgooのガイドラインに触れるのか、それはわからない。もしかしてあの人は、この人をまねしているのか…。
※ところで、台風が上陸したらしい。どおりでもの凄い雨だ。
♯やはり画像は削除しておきます。選挙終わったらまたアップするかもしれません【7/14 21:15】