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鹿嶋少将の航海日誌second

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機動戦士ガンダム外伝◇陽炎-ようえん-のキシリア◇第十八話

2021-03-19 20:51:00 | 機動戦士ガンダム外伝
-地球上空-


【地球連邦艦隊総旗艦ドゴス・ギア級三番艦sinano】

ドゴス・ギア級

UC.0096地球軌道艦隊の旗艦であるドゴス・ギア級宇宙戦艦二番艦。 艦長はマセキ・ダンバエフ大佐。 一年戦争を勝利に導いた英傑、レビル将軍の名を冠する。(ゼネラル・レビル) ネェル・アーガマの捜索、ユニコーンガンダム確保のために、参謀本部を通じてビスト財団に一時的に掌握され実戦任務に配置された。オブザーバーとしてアルベルト・ビストが乗り込んでいる。 ドゴス・ギア級は全4隻の建造が計画されていたと記されているが、ティターンズの崩壊に伴い、グリプス戦役当時は一番艦1隻のみが建造されたにとどまっている。 だが、宇宙世紀100年に予定されるサイド3の自治権返上と、連邦軍再編計画の実施という時代の流れの中で、新たな連邦軍の象徴を求める気運が高まった結果、ドゴス・ギア級にスポットが当てられることとなり、2年の歳月を費やし建造された。

1番艦のドゴス・ギアから大幅に設計変更が行われ大型化され、全長630m・最大幅200m以上に及ぶ威容となり、連邦宇宙軍史上最大級の戦艦に数えられる。 運用人員は1,500人強。巨大な艦橋構造部を聳えさせる船体と、モビルスーツ格納庫の役割を果たす4つのモジュールから構成され、前方に突き出した4本のカタパルト・デッキが艦首を形成している。 MS搭載数は4個大隊計48機、兵装もラー・カイラム級機動戦艦と同型の連装メガ粒子砲塔10基、単装2基以上搭載しており、その他にもビーム攪乱幕ミサイルランチャーや拡散ミサイルランチャーを装備している。 サイド6のヘリウム3備蓄基地で破壊活動を行う、IIネオ・ジオングを迎撃する特別混成艦隊の旗艦として、グルトップを撃沈するものの、IIネオ・ジオングがサイコフレーム#サイコ・フィールドによって起こしたヘリウム3の臨界爆発によって撃沈される。 ※この三番艦がsinanoである。


「艦長。出撃せよ。」地球連邦艦隊総旗艦ドゴス・ギア級sinanoに座乗する提督(艦隊総司令)チュウ・ナグモ大将。

「了解。」

「機関、第三戦速!」
「全艦、対空戦闘警戒!」

「第三戦速、前進ヨーソロ!」




「ウシャス様。あと15分で暗礁宙域を抜けます。」
「進路、変進しますか?」

「いいえ。進路このまま。外縁部で残骸に紛れなさい。」

「御意。」

「管制オペレーター。ピュラ艦にも伝えよ。マゼラトップ・スターアタックを射出、散らばせと。」

「御意。」

マゼラトップ・スターアタックは推進機関を改良、宇宙での運用を可能にしたマゼラアタックの砲搭部である。
ただし、酸素供給システムを搭載するスペースも無く、またこれ等を搭載する事で大型化してしまう懸念から無人での運用とした。
"ドローン兵器"感覚でリモートコントロールによる無人兵器である。

ウシャス座乗艦パンドラ及び残存艦ピュラから計4砲搭機が、瓦礫やデブリに紛れ、散開した。
マゼラアタックの砲搭部、マゼラトップ砲の宇宙運用は正統ジオンが初である。
旧ジオン残党やネオ・ジオン及びネオ・ジオン残党でもこれまで、陸戦兵器、特にモビルスーツやモビルアーマーを宇宙用に換装転用、実戦投入された機動兵器は幾つかあるが、戦闘車両兵器は初である。

「マゼラトップ・スターアタックの散開完了。」

「よし。管制オペレーター、全機のコントロールを。」

「航海オペレーター。外縁部で瓦礫に紛れ、回頭180度。」

「御意。」



「艦長。暗礁宙域を抜けるまであと15分。」通信オペレータービワ少尉が告げた。

「うむ。」 

「ビワ少尉。艦内放送を。」
「RED.FOX隊隊長へ連絡。索敵開始を伝えて。」

「ブリッジより、RED.FOX隊へ。」
「索敵準備よろしいか?」

「此方、RED.FOX隊隊長、安堂だ。」
「何時でも索敵OKだ。」



「5分後、発艦、索敵行動に入れ。」

「ラジャー。」





マゼラ・アタック

全高6m 全長10.2m

武装175mm無反動砲×1 35mm3連装機関砲 同軸機銃口 スモークディスチャージャー



第十九話へ
つづく。

この物語りは「機動戦士ガンダム」の外伝です。
登場する人物、企業等は全て架空です。
実在する人物、企業等は関係ありません。
使用している挿し絵的画像はイメージです。

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