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入学寄付金(証言その1)
2004-01-25 03:40:00 メッセージ:8 / 10
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1086166&tid=4siu6ba4fja7a4ca4fa4dea49a1a9&sid=1086166&mid=8
私学出身者でも、入学寄付金の実態を知らない人がいるらしい。
わたしは45年前の受験風景を、あざやかに記憶している。
その日、文部事務次官あがりの学長による「学長面接」が行われた。
同席者は他に一人(教官または職員)、まさに密室である。
学長は「入学願書」に添付された「身上書」や「家族調書」をめくり
ながら、あらかじめチェックしていた部分を指さして、こう云った。
「君のお父さんの月収は、たいしたもんだな。ぜひとも寄付金について、
よろしく伝えてもらいたい」
(願書に添付した「寄付金申込書」には一口と記入していたのだが……)
その他の質問は、まったくなかった(わたしだけだったのだろうか)。
わたしは父に伝えなかった。こんな不公正な大学なんか入るものか、
と考えたためである。はたして、結果は不合格だった。
学長のいわんとする趣旨は高校生でも分るが、むしろ「父兄面接」で
発言すべきではなかったか、と今でも思う。
入学前に払うわけではないから「ボッタクリ」にはあたらないだろう。
「寄付金申込書」に何口と記入するだけで、不合格なら払う必要がない
(まさしく紳士協定ではないか)。
いま思うに、あのとき学校関係者と称する「謎の人物」が自宅に電話
してくれば、当時の父なら(ふたつ返事で)了解したにちがいない。
文部次官とか(このたびの)早稲田初等部校長は、あまりにも下世話
に通じていない人たちなのか。
親の弱みにつけこんだ「卑劣な行為」などという掲示板の書きこみも
あるが、わが子が望むなら、なんとか裏金を出したいのが親心である。
大学よりさきに、親が世間を出しぬこうとするのが実態なのだ。
親が不公正を認めなければ、その場で席を蹴って帰ればいい。それを
しないで「弱みにつけこまれた」というなら、その「弱み」とは何か。
さらに、このような問題が発生したからといって、文部次官が天下り
した私立大学に、私学助成金を(文部科学省に)返上させる論議など、
茶番もいいところだ。
話題の「古賀議員学歴詐称疑惑」にも共通するが、このような問題を
論じるには、まず経験者の証言をもとめるべきだ。まったく経験のない
人たちの“正論”も傾聴すべきだが、関係者にとっては、あたりまえの
不文律が横行しているのだ。
→ 裏口卒業
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019556&tid=8e2l5d0w3xnr5bfog&sid=552019556&mid=159
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入学寄付金(証言その2)
わたしは、中学受験に先だって(父に連れられ)校長と教頭の自宅を
表敬訪問しています。受験当日には(二人とも)はじめて会ったような
素振りでしたが、翌日すぐに(父に電話があり)「なかなか、よかった」
と伝えられたそうです。くわしくは(証言その3)につづく。
募集要項に「一口350万円」と明記すれば問題がなかった、という
意見ですが、すでに(報道されたように)入学者の9割が支払っている
なら、それ以上の金額がやりとりされているのではないでしょうか。
すなわち、定員以上の受験者が「一口350万円」をクリアしたら、
実際の相場は青天井(上限がない)ことになります。
たぶん(実態は)そのとおりであって、おまけに帳簿にも記載されて
いないのではないでしょうか。
当の校長が、おもわず口にした「ボッタクリではない」という表現は、
ほかの私学でも同じような“ヤミ相場”が存在するからでしょう。
この問題の掲示板でも、しばしば登場する「名門云々」の常套句は、
当の出身者特有の優越感と、なぜか(あるまじき)劣等感をもつ人たち
の意見をゆがめています。
この種の優越感は、ぬきがたいコンプレックスの裏返しです。
スキャンダルは「名門」だからこそ生れるのです。
わたしの推測では、名門私学関係者は、かくなる実態を知りながら、
「わたしは受取っていないから」と沈黙しているのではありませんか。
「わたしも受けとった」とか「わたしも払った」という具体的な証言が
なければ、ネット上の論議も虚しいかぎりです。
→ ネットにおまかせ!
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019556&tid=8e2l5d0w3xnr5bfog&sid=552019556&mid=836
>>
早実、寄付金ボッタクリ…面接官が保護者に強要 (夕刊フジ)
2004-01-23
大隈さんも草葉の陰で泣いている-。早稲田大学系列の学校法人早稲
田実業学校(東京都国分寺市)の平成16年度の初等部入試の面接の際、
面接官が保護者全員に350万円以上の寄付金を依頼していたことが東
京都の調査で23日、分かった。
都では、入試の際に強制とも受け取れる寄付金依頼を行うことは、「入
試の公正性に反する」として、同校に対して15年度に交付が決まって
いた補助金の20%、約1億240万円を減額したと発表した。
都生活文化局によると、初等部入試の面接は昨年11月10日から1
2日に実施。1次試験に合格した180人が面接を受けたが、その際に
面接官から350万円以上の寄付金を依頼されたという。
都に対して早実側は「強制ではないが、不用意だった」と釈明している
というが、受験生の親にしてみれば強制されたのも同じこと。結局、合
格者108人のうち、約9割が350万円以上を寄付していたという。
ちなみに同校の募集要項では寄付金を「1口10万円、5口以上」と
していただけに、まさにぼったくりと言われても仕方がないところ。
これを受け、都は都内すべての私立小、中、高校に対して寄付金の依頼
などを適切に行うよう、通知した。
早稲田実業は、初等部、中等部、高等部があり、生徒・児童数は計約
2100人。もともと男子校だったが13年に新宿区から国分寺市に移
転。14年から男女共学となり初等部も開設された。
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入学寄付金(証言その1)
2004-01-25 03:40:00 メッセージ:8 / 10
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1086166&tid=4siu6ba4fja7a4ca4fa4dea49a1a9&sid=1086166&mid=8
私学出身者でも、入学寄付金の実態を知らない人がいるらしい。
わたしは45年前の受験風景を、あざやかに記憶している。
その日、文部事務次官あがりの学長による「学長面接」が行われた。
同席者は他に一人(教官または職員)、まさに密室である。
学長は「入学願書」に添付された「身上書」や「家族調書」をめくり
ながら、あらかじめチェックしていた部分を指さして、こう云った。
「君のお父さんの月収は、たいしたもんだな。ぜひとも寄付金について、
よろしく伝えてもらいたい」
(願書に添付した「寄付金申込書」には一口と記入していたのだが……)
その他の質問は、まったくなかった(わたしだけだったのだろうか)。
わたしは父に伝えなかった。こんな不公正な大学なんか入るものか、
と考えたためである。はたして、結果は不合格だった。
学長のいわんとする趣旨は高校生でも分るが、むしろ「父兄面接」で
発言すべきではなかったか、と今でも思う。
入学前に払うわけではないから「ボッタクリ」にはあたらないだろう。
「寄付金申込書」に何口と記入するだけで、不合格なら払う必要がない
(まさしく紳士協定ではないか)。
いま思うに、あのとき学校関係者と称する「謎の人物」が自宅に電話
してくれば、当時の父なら(ふたつ返事で)了解したにちがいない。
文部次官とか(このたびの)早稲田初等部校長は、あまりにも下世話
に通じていない人たちなのか。
親の弱みにつけこんだ「卑劣な行為」などという掲示板の書きこみも
あるが、わが子が望むなら、なんとか裏金を出したいのが親心である。
大学よりさきに、親が世間を出しぬこうとするのが実態なのだ。
親が不公正を認めなければ、その場で席を蹴って帰ればいい。それを
しないで「弱みにつけこまれた」というなら、その「弱み」とは何か。
さらに、このような問題が発生したからといって、文部次官が天下り
した私立大学に、私学助成金を(文部科学省に)返上させる論議など、
茶番もいいところだ。
話題の「古賀議員学歴詐称疑惑」にも共通するが、このような問題を
論じるには、まず経験者の証言をもとめるべきだ。まったく経験のない
人たちの“正論”も傾聴すべきだが、関係者にとっては、あたりまえの
不文律が横行しているのだ。
→ 裏口卒業
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019556&tid=8e2l5d0w3xnr5bfog&sid=552019556&mid=159
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入学寄付金(証言その2)
わたしは、中学受験に先だって(父に連れられ)校長と教頭の自宅を
表敬訪問しています。受験当日には(二人とも)はじめて会ったような
素振りでしたが、翌日すぐに(父に電話があり)「なかなか、よかった」
と伝えられたそうです。くわしくは(証言その3)につづく。
募集要項に「一口350万円」と明記すれば問題がなかった、という
意見ですが、すでに(報道されたように)入学者の9割が支払っている
なら、それ以上の金額がやりとりされているのではないでしょうか。
すなわち、定員以上の受験者が「一口350万円」をクリアしたら、
実際の相場は青天井(上限がない)ことになります。
たぶん(実態は)そのとおりであって、おまけに帳簿にも記載されて
いないのではないでしょうか。
当の校長が、おもわず口にした「ボッタクリではない」という表現は、
ほかの私学でも同じような“ヤミ相場”が存在するからでしょう。
この問題の掲示板でも、しばしば登場する「名門云々」の常套句は、
当の出身者特有の優越感と、なぜか(あるまじき)劣等感をもつ人たち
の意見をゆがめています。
この種の優越感は、ぬきがたいコンプレックスの裏返しです。
スキャンダルは「名門」だからこそ生れるのです。
わたしの推測では、名門私学関係者は、かくなる実態を知りながら、
「わたしは受取っていないから」と沈黙しているのではありませんか。
「わたしも受けとった」とか「わたしも払った」という具体的な証言が
なければ、ネット上の論議も虚しいかぎりです。
→ ネットにおまかせ!
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019556&tid=8e2l5d0w3xnr5bfog&sid=552019556&mid=836
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早実、寄付金ボッタクリ…面接官が保護者に強要 (夕刊フジ)
2004-01-23
大隈さんも草葉の陰で泣いている-。早稲田大学系列の学校法人早稲
田実業学校(東京都国分寺市)の平成16年度の初等部入試の面接の際、
面接官が保護者全員に350万円以上の寄付金を依頼していたことが東
京都の調査で23日、分かった。
都では、入試の際に強制とも受け取れる寄付金依頼を行うことは、「入
試の公正性に反する」として、同校に対して15年度に交付が決まって
いた補助金の20%、約1億240万円を減額したと発表した。
都生活文化局によると、初等部入試の面接は昨年11月10日から1
2日に実施。1次試験に合格した180人が面接を受けたが、その際に
面接官から350万円以上の寄付金を依頼されたという。
都に対して早実側は「強制ではないが、不用意だった」と釈明している
というが、受験生の親にしてみれば強制されたのも同じこと。結局、合
格者108人のうち、約9割が350万円以上を寄付していたという。
ちなみに同校の募集要項では寄付金を「1口10万円、5口以上」と
していただけに、まさにぼったくりと言われても仕方がないところ。
これを受け、都は都内すべての私立小、中、高校に対して寄付金の依頼
などを適切に行うよう、通知した。
早稲田実業は、初等部、中等部、高等部があり、生徒・児童数は計約
2100人。もともと男子校だったが13年に新宿区から国分寺市に移
転。14年から男女共学となり初等部も開設された。
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