もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

オメガの機械チェック2

2010年11月11日 | 日記
裏蓋を開けると、耐磁性中蓋が有り、機械をカバーしています。
この構造はロレックスの耐磁性時計ミルガウスと同じです。
磁気は時計の精度に大きな影響を与えます。
これからの時代、リニアモーターカーなど、磁気を出す電気設備や装置が有り、
アンティマグネティクの時計のニーズが増えるでしょう。
この時計は磁耐(時代)を先取りしています。

オメガの機械チェック

2010年11月09日 | 日記
現在、多分日本ではロレックスが舶来高級腕時計流通NO1だと思いますが、
40~50年前はオメガの方が有名でした。
オメガと言えば1969年に人類と共に月に降り立ったスピードマスターと言う時計が有名です。
この時計は8年前ぐらいに、独創的な脱進機を持っオメガの新作として販売された時計です。

カスタムダイアルの製作

2010年11月06日 | 日記
頭の中に有るアイディアを具体化するには、図面に描いてみるのが第一段階ですが、
実際にやってみると、どうしても、理屈道理には行かないものです。
技術的に無理が有ったり、思い通りにならない事が出てきます。
それが、新たな発想を産みます。それがもの作りの面白いところです。
技術者は失敗によって成長するのです。

腕時計ダイアルのカスタム化

2010年11月04日 | 日記
時計雑誌等を見ていると、機械が見えるようにデザインされた、スケルトンが最近の傾向で、
文字盤側からも、裏蓋側からも見えるように、機械の構造も見られるのを意識したデザインになっています。
機械のスケルトン化すれば、必然的にダイアルに穴を開けることになります。
機械の構造を変えるのは至難の技ですので、骸骨(スケルトン)を彫りました。

ルーペ付きポケットウオッチ

2010年11月01日 | 日記
いよいよ、11月に入り本格的に寒くなって来ました。
冬仕度は済みました?暖房器具は出しましたが、衣類はまだです。
この前友人との話題の一部で、歯や眼の話しになり、歳をとると、
全て悪く成るから、体の動く内に行きたい所に行き、やりたい事をし、
食べたい物を食べよう。と結論ずけたのですが、、。
それはそれとして、老眼鏡が必要になったら、
ルーペ付きの懐中時計はいいアイディアだと思いました。
私の眼はまだ老眼鏡を必要としていませんが、
いずれ、必需品に成るのでしょう。冬仕度と老仕度はお早めに!