ようやく

自分で立てたビジネスプランを煮詰めることが出来ました。

やっぱりお金の問題は重要。
損益分岐点を分析して、現行の自分の力とを合わせて試行錯誤すること約８ヶ月。

ついに一つの結論に行き着くことが出来ました。

あとはタイミングなんですよ、えぇ。

自己責任という名の資産管理

お恥ずかしい話ですが、私の実家では財政難が叫ばれています。
父親は自衛隊を定年し高速道路の収受員を、母親は父親とともに実家に籠り、家事に専念しています。
２人だけですと、今の父親の給料（バイト代程度）でやりくりできるみたいなのですが、
祖母がいまして、今入院しています。
その入院費が家計をかなり圧迫しているようで、
先日実家に帰ったときに父親から『もうお金がなくなってしまった』と言われました。

考えられる要因は以下の通りです。
・付き合いで保険に入っていること
・バブル期に父親が株に投資して大赤字をくらったこと
・祖母の年金早期受け取りのために月々の支給額が少ないこと
・父親か母親かで資産管理を一本化していなかったこと

などがザッと考えられます。
重要なのはやはりライフプランニングなのですが、もはやそう言っても手遅れです。

今まで実家の資産管理については全く口を出しませんでしたが、
もはやそうも言ってられない状況まで来ています。

幸い、借入金は無いようなので、不本意ながら口を出していこうと思います。
それとともに実家のために稼ぐ必要性も出てきました。

皆さんはきちんと資産管理が出来ていますか？

先物取引

公金を横領して自殺を図った方のニュースを見つけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040814-00000023-nnp-kyu

横領→自殺

なんて簡単な構図でしょうか？
死ぬくらいなら横領をするな、そう言いたい。

何故横領したのかというと、どうやら先物取引会社にそそのかされたと記事にある。

言い訳ですよね。

いくら『やれ』と言われても、善悪の区別はつくでしょうに…

皆さん、先物取引ってご存知ですか？悪名高い、アレなんですがね。

何故、悪名高いかというと、強引な手法で取引を客にさせようとする先物会社が多いことと、莫大な金が動くこと(ハイリスクハイリターン)の２つが考えられます。

先物取引と先物会社についての説明はまた次の機会にするとして、今回の横領金６０００万円とは先物の世界ではいったいどうなるのか？シミュレートしてみましょう。

先物会社でよく勧められるのは『金』なんですよね。
そこで金を６０００万円分買うことについて考えてみます。

先物取引では、普段皆さんが買い物をする時のように購入商品の代金を全部(丸代金という)払いません。（株の信用取引と同じだと思います。）
各商品によって、担保金(証拠金)が設定されており、それを払えば商品を買うということになります。
例えば『金』であれば、証拠金は１単位(１枚)あたり６万円。
１枚で金を１kg買うことになります。

ということは、万が一６０００万円全額を金に投資したとすると、金を１０００枚買ったことになります。
すなわち、金を１０００kg買ったことになるんですよ。

ここで現物の金１kgっていくらするかといえば、今の相場では約１４０万円。

すなわち、金を１０００枚先物で買った人は、実は１４０万円×１０００枚＝１４０億円の取引をしたということになります。

新聞に載っている金相場はグラムあたりの価格ですから、１円値動きすると、１円×１０００(gを㎏になおす)×１０００(枚)＝１００万円動くということになります。

１日に数円動くのはザラにある先物取引、ここを理解しないと単なるハイリスクハイリターンな取引になってしまいます。

もし、先物をやるとしたら、少額で大きな額の取引をしているという感覚を持ち続けないといけないでしょうね。

また、先物取引については機会があれば解説していきたいと思います。

何かコメントでもあればその都度コメントしていきます。