映画二題

『エアーポート２０１５』

冒頭で、ここの映画だとわかったので、心の準備をして観てたんですが、案の定、つっこみどころ満載というか、期待を裏切らないというか、面白かったですねえ
タイムスリップするというのは、よくある話ですので（映画では）、そこはおいといて、なんか訳有りそうな癖のある乗客はもっと騒ぐかと思ったら、意外におとなしくて、兵隊さんはもっと活躍するかと思ったら、それほどでもなく

１９４０年当時にジェット戦闘機って実用化されてましたっけかねえ、まあパラレルワールドなので、そこもよしとしますか
機銃掃射を浴びてコックピットに弾が飛び込んで副操縦士がケガをするわ、ロケット弾で窓ガラスが壊れるわで、よく落ちないもんだと思いましたが、そのまま、犠牲者が出ないまま終わるかと思ったら、機体の一部がふっとんで、あっけなく二人ほど死んでしまいました
確かアロハ航空でしたっけ、機体の一部が壊れて客席がむき出しのまま無事に着陸できたという事故はありましたけど、乗客の皆さんが冷静すぎて
それと、最後のくだりはなんだったんですかねえ、年齢から言ったら無線兵の子供ということなんでしょうけど、思わせぶりなところがアサイラムですか

『オオカミは嘘をつく』
イスラエルの映画だそうで、どんな映画か期待してみたんですが、どこの国の映画かは関係なく無理のある映画でしたね
なぜそこまで犯人と決めつけるのか、そういう設定だとしても、何かヒントなりがないと観てる方は腑に落ちませんし、あえて疑心暗鬼にしといて、で、やっぱり犯人でしたというのは、楽屋おちみたいなもんですし
でも、最後の事件は、時系列的に、どう考えても合わないでしょ、いつ犯行が行われたんですかねえ

それと、イスラエルというのは、役者さんが少ないんでしょうか、最初に殺された子供の父親とその父親の役者さんに年齢差が感じられなくて、無理がありすぎです
なんか、出来の悪い韓国映画みたいな感じでしたね