Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「日本沈没」

2006年07月17日 16時43分19秒 | 劇場鑑賞
 ちらし

日本沈没まで、政府は5年と発表したが、実際は1年足らず、その中で、
深海調査パイロット草は、命を救ってくれたレスキュー隊員柴咲と恋
に落ち、草はイギリスへいっしょに行こうと言う。

しかし、彼女は、多くの人を助けたいので行けないと強い意志を持って
いる。
草は愛する人と日本を守る為、及川が失敗をしたN2爆弾を海底へ拾
いに潜るのであった。

監督:樋口 真嗣 (東京・今年41歳)
出演:草剛(埼玉・今年32歳)、柴咲コウ(東京・今年25歳)、
豊川悦司(大阪・今年44歳)、大地真央(兵庫・今年50歳)
お薦め度:90%

昨日の初っ端の上映を観に行きましたが、超満員!
Mi3でもこんなに混んでなかったのに、と驚いてしまいました。

大昔観た事もあって、そんなに期待もせず楽に観に行ったんですが、
世代交代なんでしょうね。

今の若い人たちには新鮮に見えるんでしょうか。
また、草、柴咲コンビのラブストーリーも兼ねているという事で
評判になっているんでしょうね。

また、SmaSTATION-5で、辛口の稲垣吾郎が一位に選んだという事も
あるのかもしれません。

私も、稲垣吾郎が言っているように、日本人としていろいろ考えさ
せられる事だと思いますね。

まず、一億もの人を難民として受け入れてくれる国なんて、まずな
いでしょう。
日本人は、お金持ちという事で、世界から相手にされているのに、
無一文の難民だったら、まずダメでしょうね。

それこそ、この映画に出ているように、国宝を手土産に諸外国と
交渉するしかないでしょうね。

総理大臣の石坂が言っているように、このまま、知らずに死んで
行く方がいいのかもしれないかな、っとも思ってしまいます。

それから、この草青年の極普通の大人しい性格が、やがてじわ
じわと強くなり、命までも懸けてしまうところが胸を打ちますね。

ヘリに乗り込む草とバイクで去る柴咲のシーンから、久々に頬
に温かい物が伝わるのが感じられました。

一番の見せ場のシーンかもしれません。
このオーソドックスな、よくあるシーンに、心を打たれてしまう
自分に腹が立ってきますね。

ただ、ムコウミズで元気な若者が、命を懸けるのはよくあるシー
ンですが、この映画のように、大人しい青年が徐々に変って行く
様子、淡々としている様子が、物悲しさをより引き立っているよ
うに思いますね。

そういう意味では、草剛は打って付けの役柄のような気がしま
すね。
映像も実写と重なり、迫力ある映像になっておりいいですね。

北朝鮮の脅威もあるでしょうが、地震による脅威の方がはるかに
怖いと思わせる映画でありました。

ちらし中刷り




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