Escape Space

私にとって、現実逃避の場所。
  そして、居心地のいい場所。
映像、絵画の空間にドップリと、浸かりたいですね。

「光のルネサンス2006」

2006年12月22日 03時15分15秒 | 散歩


光のルネサンス2006

大阪市役所前から中之島公園一帯で行われるこのイベント。
今年で4年目だそうで、まだまだ市民にも知られていない様子で、空いておりました。

神戸のルミナリエよりも規模も小さく、コンセプトもよくわからんせいなのかもしれません。

でも、散歩がてらに気軽に行くにはいいのかもしれません。
今年は、中之島公園の奥にある「光のパフォーマンスゾーン」が、面白いでしたね。

芸大の人たちの作品やら、地面一帯に光を灯した様子が綺麗で、人々が集まってましたね。

周りに露店もあり、ここはイイカンジであります。中之島公会堂のライトアップも綺麗で、ひときわ目立つ建物であります。

今月26日までだそうですが、盛り上がりに欠ける分、空いておりますので、勤め帰りにでも行ってみられてはいかがでしょうか。

 
大阪市役所前ツリー


中之島イルミネーションストリート


中之島イルミネーションストリート


リバーサイドパーク


中之島公会堂


ローズライトガーデン


ローズライトガーデン


光のパフォーマンスゾーン


光のパフォーマンスゾーン


光のパフォーマンスゾーン


光のパフォーマンスゾーン


光のパフォーマンスゾーン


剣先グランド

神戸ルミナリエ2006

2006年12月10日 10時15分28秒 | 散歩
神戸ルミナリエ2006
 



フロントーネ「夜空の誘い」



阪神大震災の年(1995年)から、始まりましたこの光のイベント、今年で12回目を数えます。

その初日に行ってまいりました。
個人的には、2001年から行きだして、今年で6回目になります。

12月8日から始まりまして、21日までだそうであります。
普通は、クリスマスくらいまでやりそうなんですが、警備上、クリスマスは混雑し過ぎるからだそうであります。

そう言えば、イベントって民間の警備会社がやりそうですが、ここでは、兵庫県警がものものしい数の警官で誘導警備を行っております。

パトカーや輸送車など多数配備、道路を封鎖、バリケードを道路上に設置して、人の道筋を決めております。

だから、ルミナリエの入り口のフロントーネまで、ぐるっと大回りさせられます。
土日など休日など行けば、1時間くらい入り口まで歩かさせられるでしょう。

一番空いてそうなのが、意外と初日なんですね。
点灯時は、混雑をしますが、終わる22時の1時間前あたりからは、比較的空いております。

一番混むフロントーネ当たりでも、三脚を立てて写真撮影が出来るほどであります。

ほとんどの人が携帯で片手を上げて撮影をされておりますが、たぶんぶれて写っているんじゃないかと思います。

今年のテーマは、「空の魅惑」だそうで、毎年行っておりますが、違いがよくわかりません。

この光のページェントは、入り口の門にあたるフロントーネ、そこから続く270mの回廊のガレリア、その出口付近にある東遊園地会場のスパッリエーラ、その中にあるカッサ・アルモニカ、そして二箇所のソロピースで構成されております。
巨大王冠、劇場を思わせるようなスパッリエーラが一番人が集まって楽しんでおられますね。


ガレリア「きらめきのストラーダ」


スパッリエーラ「夜空の魅惑」#1


スパッリエーラ「夜空の魅惑」#2


カッサ・アルモニカ「光のカッサ・アルモニカ」#1


07カッサ・アルモニカ「光のカッサ・アルモニカ」#2


カッサ・アルモニカ「光のカッサ・アルモニカ」#3


ソロピース「天使の小庭園」#1


ソロピース「天使の小庭園」#2


ソロピースからスパッリエーラを臨む

普段はこの東遊園地はただの公園なんですが、この時期だけは、メイン会場となって、露店やグッズ、ルミナリエ宝くじ、神戸ワイン、名産品などの観光案内所のブースも賑わっております。

      

             「神戸ルミナリエ切手シートセット」

募金で開催をになっておりますこのイベント、なんとか苦しいなりにも続いておるそうであります。

個人的には、一番のみどころは、スパッリエーラ内にありますカッサ・アルモニカが立体感があって綺麗だと思いました。

また、神戸市役所の24階展望ロビーも開放されておりますので、上から観るルミナリエも面白いと思います。

一度だけ上った事がありますが、ここも混雑しておりました。
今月21日までで、金土のみ22時まで、それ以外は21時30分で消灯になります。

駅は三宮よりも一つ先にあります元町駅の方が便利ですね。
お急ぎの方はJR元町駅で、運賃が安くて、座れる方(梅田駅での場合)がいい方は、阪神電車の元町駅で下車されるといいですね。

JRは地上で、阪神電車は地下にあり、ほぼ同じ場所であります。
帰りも大阪方面へお帰りの方は、三宮よりも元町で乗られた方が、座れる確立が高いであります、三宮のプラットホームは混雑をしております。

ルミナリエを観終わったら、フロントーネに戻り(一方通行なので、逆走が出来ませんが、終わりかけの空いている場合は可能であります)中華街で、肉まんやふかひれラーメンなどを寒い中、ほかほかしながら食べるのもイイですね。


中華街

混雑して人ごみは嫌で、行った事がない方でも、終わりかけの時間帯が効率よく回れますので、話のネタにでも一度行ってみられては、いかがなものでしょうか?

     

「007 カジノ・ロワイヤル」

2006年12月04日 00時10分19秒 | 劇場鑑賞


「007カジノ・ロワイヤル」 

ダブルオーの称号を得る為には、二人殺さなければならない。
一人目は、トイレの洗面所で溺死させ、二人目は、サイレント銃で一発。

みごと昇格を得たボンドは、爆弾男をマダガスカルで物凄い追跡劇をする。
しかし、フランス大使館で射殺してしまい、行き過ぎの行動でMから大
目玉をくらう。

しかし、懲りないボンドは、爆弾男が持っていた携帯から、謎のメール、
エルプシスを知り、バハマ諸島へ飛んだ。

メールを送った男に近づく為に、女房からマイヤミ空港へ行く情報を得る。
そして、空港では新たな爆弾男を追跡、男は燃料タンク車に爆弾をしか
け、最新旅客機スカイフリートめがけ、突進しようとしている。

ボンドは、暴走するタンク車を何とか確保し、旅客機ギリギリにタンク
車を止め、難を逃れるのであった。

爆弾は、犯人と格闘の末、犯人の腰に付けられ、知らずに犯人はスイッ
チを押してしまうのであった。

この旅客機の爆破の裏には、この航空会社の株を下げる意図があったの
である。
この旅客機爆破の影に、テロリストの資金調達商人のル・シャッフルが
居た。

この男を破産に追い込む為、ボンドはカジノで国家資金1500万ドル
を賭けて、ポーカーで勝負をする事に。

その資金の見張り役にヴィスパーが同行する事になり、ル・シャッフル
とボンドの対決が始まった。

しかし、相手の読みを誤ったボンドは、無一文になるが、ゲームに参加
していたCIAの男から資金を借りる事が出来た。

しかし、一発逆転を図ろうとする間際にル・シャッフルの手下の女性給
仕に毒を盛られてしまうボンドであった。

ボンドはMの居る本部に連絡、ボンドカーにある青の注射を打って、微
細動機を動かそうとするのだが、作動しない

線が外れているのを知ったボンドは、車の中で息絶えてしまうのであっ
た。



監督:マーティン・キャンベル(ニュージーランド・今年66歳)

出演:ダニエル・クレイグ(英・今年38歳)、エヴァ・グルーン(
パリ・今年26歳)、マッツ・ミケルセン(コペンハーゲン・今年41
歳)、ジュディ・デンチ(英・今年72歳)

2006年英・チェコ・独・米共同作品、144分
お薦め度:95%

6代目になるボンドで、このキャスティングに賛否両論が話題を呼ん
でますね。
「ミュンヘン」に出ていたくらいしか覚えがないのですが、トゥーム
レーダー
なんかにも出ていたんだそうですね。

でも、いつもの007の期待感がそぐわれた分、別の映画として楽し
めたと思います。

本気で女性に惚れるところの人間味があるというか、今までのボンド
の華麗さが薄いというか、アクションシーンは熱血刑事役のようにも
思えて来ます。

その女性の為に、辞表をメールで送る処なんかも、ちょっと、今まで
とはおもむきが違いますね。

まぁ、原点に戻るという事なんだそうです。
見どころは、マダガスカルでのロング追跡劇、映画の初めに当たるシ
ーンで、つかみはOKですね。

ボンドよりも逃げる黒人男の華麗なるジャンプの連続が面白いですね。
オリンピックに出たら?っとつい、突っ込みを入れたくなります。

そして、空港でのこれまた、タンク車の争奪戦!そして、ラスト近く
のシーンでヴェネチアのビル崩壊シーン。

あれって、フロートの上にビルがあるんですね。ホント?
そして、本作の一番の仕掛けとなる謎は、素っ裸のボンドをル・シャ
ッフルが拷問をかけている最中に気を失い、なぜか、殺されずに開放
されるんですね。

そこには、ボンドの思いが二転三転する事情があるんですね。
余談ですが、ボンドが使っているノートパソコンは、バイオですね。
ええ宣伝になるでしょうね。

SONYが、広告料を払っているのかも?
まぁ、今までの007シリーズは、忘れて別の映画と思えば、結構楽
しめる映画だと思いました。



「武士の一分」

2006年12月03日 23時47分50秒 | 劇場鑑賞


「武士の一分」

お毒見役の下級武士キムタクが、赤ツブ貝の神経毒に当たり、
城内は殿様の暗殺かと右往左往の大騒ぎ。

しかし、食中毒とわかり平静さを取り戻す。
そして、料理所の責任者である広式番の小林稔侍が、自宅で
般若心経を唱えながら切腹。

一方、キムタクは高熱に3日昏睡状態に陥ったが、妻の壇れ
いの看病のおかげで、一命を取り留めた。

しかし、失明してしまい武士として勤めが果たせないと考え
たキムタクは、自殺をしようと思ったが、妻の愛情で生きる
気力を取り戻す。

でも、先行きと家計の事を考えると、親族会議で決まった妻
に好意を寄せている番頭の坂東三津五郎に、妻は相談に行か
ざるをえなくなった。

快く引き受けてくれた坂東だったが、見返りに密会を押し付
けられるのである。
その密会の噂を叔母である桃井かおりから聞かされたキムタ
クは、使用人の笹野高史に妻の後を付けさせる。

後をつけているのを知った妻は、自ら事情を夫に告白するが、
自分のふがいなさに嘆いた夫は、妻を即刻離縁するのであった。

その日から、キムタクは、意を決したように剣の稽古をする
のであった。

監督:山田洋次(大阪・今年75歳)

出演:木村拓哉(東京・今年34歳)、壇れい(京都・今年
35歳)、笹野高史(兵庫・今年58歳)、坂東三津五郎(
東京・今年50歳)、小林稔侍(和歌山・今年63歳)、桃
井かおり(東京・今年54歳)、緒形拳(東京・今年69歳)

お薦め度:80%

「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」とこの映画が三部作と
なった、よりリアルな下級武士の生活を描いた物語。

山田洋次監督の独特な切り口のリアルムードな映画になって
おり、メリハリよりも漢方薬のようなじわじわ効いてくるよ
うなカンジであります。

キムタクが出ていないなら、そんなにうける映画ではないよ
うな気もします。
ただ、この一分という言葉、意外と流行るかもしれません。

つまり、私なりに思うには、自分をごまかせないこだわり感
のような解釈を致しました。

小林稔侍や坂東三津五郎にも武士の一分があったのでしょう。
違うかな?
妻の壇れいにもあったに違いありません。

だから、それぞれの人の一分があり、「俺の一分はこうだ」
っと言い合うような流行になるかもしれません。

見どころは、決闘シーンでしょう。
そして、夫婦愛なんでしょうね。

この映画、女性向かもしれませんね。
男性にとっては、ちょっと物足りなく思うかもしれません。

前作の二作の方が、個人的には良かったと思いました。
ところで、離縁されていた妻は、身寄りもないのにどこへ
行ってたのでしょうね?笹野宅かな?

余談ですが、2日のSmaSTATION,あれはひどかったですよね。
ほとんど、キムタクがしゃべらずじまいで、Vばっかり延々30分。

ファンは、絶対怒っているでしょうね。
また、いつもながらシンゴのしゃべりのヘタな事!

とりとめない白々しいしゃべりは、ムカツキますね。
喫茶店でしゃべっている会話ですね。
ゴロウちゃんの方が、まだまともだと思います。




SAW 3

2006年11月28日 02時06分19秒 | 劇場鑑賞


25日、会社のレクリエーションで、道頓堀で食事会プラス映画鑑賞と言う事で、映画を観てきました。
18日公開の「SAW3」であります。

飲酒運転事故により息子を殺されたジェフは、吊るされた木箱の中にいた。
ジグソウのゲームに従うようになったジェフは、冷凍庫で全裸で吊るされている女性を見つける。

彼女は、事故の目撃者であるのに、証言しなかったのである。
ジェフは苦悩しながらも、彼女を助けようとするのだが、間に合わず、彼女は、シャワーのような水で凍りつき、息絶えてしまった。

ジェフは、次に、この精肉工場内の豚をドロドロに解体するタンクを見つける。
その中には、犯人の裁きを半年しか与えなかった判事が鎖につながれている。

次々と解体した豚の悪臭を放った液体が、判事の上に注がれ、溺れてしまう様子である。

またも、ジェフは苦悩の結果、判事を助ける事になり、今度は無事助ける事が出来たのであった。

二人は次の部屋で、事故を起こした若い黒人男性を発見。
彼は、身体中に器具が施され、ギリギリと締め付けて行くのであった。

痛みに泣き叫ぶ彼を見て、またも苦悩するジェフだったが、助けようとするのである。

助ける鍵は、筒に入った銃にぶら下がっている鍵である。
鍵を取り外そうとするが、自分に銃口が向いており、今にも発射しかねない状態。

そしてついに、鍵を取ったジェフだったが、銃が発射、避けたジェフの後ろにいた判事に命中。

顔が半分吹っ飛んでしまい死んでしまった。
急いで、鍵で装置を解除しようとするが、間に合わず、黒人男性は息絶えてしまっている。

一方、危篤寸前のジグソウの医者として誘拐された女医がいた。
彼女は、ジグソウのゲームが終わるまで、なんとか死なないようにするのが役目であった。

彼女は、ここでの設備では、無理だと言ったが、彼女の首には爆弾付の装置がかかっている。

ジグソウの心拍がゼロになった場合、そして、逃亡を図ったら、爆発をするようになっているのである。

その装置を造ったのは、ジグソウの片腕となって働いているアマンダであった。一方、ジェフは廊下から女の口論する声を耳にする。

アマンダと哀願する女医との口論と銃声を聞いたジェフは、中に入っていくのであった。

舞台は最終局面に入り、ジグソウの本当の狙いとジェフを巻き込んだ意外な関係が明かされるのである。

そしてまたも、ジグソウのゲームは続いているかのような仕掛けがあるのであった。


製作指揮・原案・脚本:リー・ワネル(オーストラリア・今年29歳)ジェームズ・ワン(マレーシア・今年29歳)

出演:トビン・ベル(NY)、ショウニー・スミス(サウスカロライナ州・今年36歳)、アンガス・マクファデン(スコットランド・今年43歳)、バハール・スーメキ(テヘラン・今年31歳)ダイナ・メイヤー(NY・今年38歳)

2006年アメリカ映画、107分
お薦め度:100%

ちょっとあらすじを書き過ぎたかもしれませんが、ごめんなさい。
この映画の重要な部分がラストに隠されていますので、ソウ1、2観た方は是非、観られた方がよろしいかと思います。

前作、特に1をもう一度、思い出す上で、ビデオなどで観られてから、この3を観た方がよいかもしれません。

全編、パワーアップした残忍さは、ホラー好きの私でさえ、ちょっと目をしかめる時がありました。

どれもこれも、痛々しくって、気の弱い方は、刺激が強すぎるかもしれません。
あらすじには書いておりませんでしたが、ケリー刑事の場面も衝撃的であります。

このマニアックな映画、意外とカップルで観てられる方も多く、梅田で観たんですが、超満員なのは驚きでしたね。

面白かったですが、この映画、続きがあるような気配の終わり方では、ありますが、でも、どうやって続けるのかまた謎であります。

この若い二人の製作者に振り回されそうな気がしますが、期待の出来る作品を待っております。



「デスノート」

2006年11月04日 18時02分27秒 | 劇場鑑賞


デスノート  DEATH NOTE the Last name

タレント戸田を襲おうとしたADが、突然の死。
戸田の前に一冊のノートが、舞い降りる。

そこには、ADの名前が書かれていた。
そして新たな死神レムが現れ、戸田は第二のキラとなる運命になるのであった。

死神ジェラスが、戸田のファンで掟破りにノートに書いたからであった。
それをレムが引き継ぎ、戸田に与えたのであった。

彼女は、このノートを元に憧れのキラに会う為、次々と悪人を処刑をしていくのである。

さくらテレビのイベントで、惨劇が起こった。
そこには、妹の満島がいる。

戸田は、レムと契約を交わし、見ただけで人を殺せるのである。
藤原と父親の鹿賀が駆け付け、妹を局内に非難させるが、藤原は戸田に見つかってしまう。

戸田は、藤原の家に行き、自分がキラである事を明かし、藤原に忠誠を誓うが、当の藤原は困惑ぎみ、しかし、認めざるを得なかったのである。

ある日、藤原の学校で堂々と戸田が、彼女ぶって登場、そこには、Lの松山もいたのであった。

とっさに、Lの疑惑をかわしたかに見えた戸田は、Lのキラ対策室に監禁される事となった。

藤原は、賭けの作戦に出て、自分もキラかもしれないと、戸田と同じく、監禁して欲しいと申し出たのであった。

しかし、両人監禁しているにもかかわらず、またもや次々と殺人が行われて行き、第三のキラが出ているのであった。


監督:金子修介(東京・今年51歳)

出演:藤原竜也(埼玉・今年24歳)、松山ケンイチ(青森・今年21歳)、戸田恵梨香(兵庫・今年18歳)、鹿賀丈史(石川・今年56歳)、上原さくら(東京・今年29歳)、片瀬那奈(東京・今年25歳)、藤村俊二(神奈川・今年77歳)

お薦め度:110%




昨日の初っ端の回で観ました。
後の回になるほど混むだろうと予想して行きましたが、予想をはるかに超えて初回から長蛇の列で、並びましたね。

上映一時間以上前から行ってたんですが、並びましたね。
その上、この日は金曜日で、この映画館は、毎週金曜日は会員サービスデーにあたり、1000円となっている為、なおさら拍車をかけて混んでましたね。

でも、私一人くらい、なんとか、初回にもぐりこんで観れました。
主に、小中学生が多く、グッズコーナーも、長蛇の列をなしてましたね。

特に、女の子がサイフの紐を緩めて買うわ!買うわ!で、飛ぶように売れてましたね。

店員が、売り上げ金の札束を何束も輪ゴムで巻いている様子は、バブル時期を思い出してしまいます。

やはり、一週間前に前編をテレビで放送したのが、当たったのでしょうね。
恐れ入りました。

映画の中味は、前編の続きではあるんですが、後編の方が、だんぜん面白かったように思います。

先が見えない展開は最後まで、息を呑んでしまいます。
チェスのような頭脳展開は、複雑な駆け引きが面白い。

ここが、一番のこの映画の魅力なんでしょうね。
ただ、ラストに弥海砂に、もう一度デスノートが舞い降りて、エンディングに入れば・・っとおっさんは思ってしまいました。

でも、満足の出来る映画と思います。
前編を観た方は、是非、足を運んでください。




「ファイナル・デッドコースター」

2006年10月15日 18時27分11秒 | 劇場鑑賞
 

ファイナル・デッドコースター」Final Destination 3

ハイスクールの卒業記念として遊園地が貸し切られていた。
その卒業アルバムを作る為に、メアリーは友達を写真に収めていた。

うかれる友達に比べて、メアリーは不吉な予感が頭をよぎっている。
鉄塔のDIVEの電光文字が、Vが消えて、DIEに見えたり、ジェットコースター入り口の巨大悪魔のディスプレイなどが、不吉を予感をさせていた。

そして、嫌がるエミリーは、後ろの席でしかたなくライアンと乗る事となった。その時、フラッシュバックが起こり、コースターの油漏れやサムが落としたビデオカメラがレールにひっかかり、コースターの車輪がレールからはずれ、大惨事になる事を見てしまう。

彼女は半狂乱になり、発車間際に降りるといい、みんなにもこのコースターは危ないと訴えるのであった。
が、誰も信じなく、ボーイフレンドと親友キャリーは、乗ったまま、大惨事に会ってしまう。

しかし、ライアンを含む、7名は降りて助かっていたのであった。しかし、180便の飛行機事故と同じく、コースターの座席順に次々と惨事が襲いかかるのであった。

監督:ジェームズ・ウォン

出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ノースカロライナ・今年22歳)、ライアン・メリマン(オクラホマ・今年23歳)、クリス・レムシュ(オンタリオ州・今年28歳)、アレックス・ジョンソン(シュ・コロンビア(今年20歳)

2006年、アメリカ映画、93分
お薦め度:110%

関西では、1ヶ月遅れの上映で14日が初日となりました。
このシリーズ個人的には好きな映画で、なぜか人気がないのに驚いてしまいます。

大阪で2箇所、京都で2箇所という単館映画並み?
一作目の時も、映画の日なのに、観客が少なくって、私もそれほど期待をせずに観た映画でありました。

しかし、この運命という見えない恐怖、バケモノ映画や霊的恐怖とは、違ったリアルさとアイデアに感動しましたね。

だけど、人は少ない・・・・。
それから、私にとって、このファイナルデスティネーション・シリーズは、ファンになりましたね。

人に聞かれたら、この映画を、特に一作目をお薦めにしておりましたね。
二作目は、初っ端のつかみにあたる、高速道路での大惨事が、凄かったですよね。

そして、この三作目は、ラストに大惨事が待っております。
内容的には、一作目のパターン恐怖が、主流になり、中だるみになりそうなんですが、わかっていても、この恐怖はいいですね。

個人的には、お薦めでありますが、四作目は、ちょっとこのシリーズネタでは、きついかもしれませんね。
でも、観るでしょうね。

3ヶ月くらいたてば、レンタルになるかもしれませんが、出来れば、映画館へ足を運んで観られる事をお薦め致します。

余談ですが、レンタルで「子ぎつねヘレン」を借りて観たんですが、ラストに面白い言葉がありました。

ご存知の方もおありでしょうが、辛い(つらい)と云う漢字に、棒一本足すと、幸せという漢字になるんですね。

この映画、この部分に感動いたしました。
これ、使えますよね。

お子さんや友達を慰める時に使えると思います。
よろしければ、どうぞ!(^-^)

再興第91回「院展」 心斎橋・大丸ミュージアム

2006年10月15日 18時11分01秒 | 美術館めぐり


映画「ファイナル デッドコースター」を観る前に、心斎橋に寄り、大丸ミュージアムに行ってまいりました。

たまに、こう云った展を観に行くんでありますが、人も少なく、ゆったりと観れるのがいいですね。

やはり、癒される風景画に足が止まってしまいます。
下田義寛作、「燿」が、まず目に飛び込んで来ました。

 下田義寛 作「燿」

富士山でしょうか、この雄大な山が、バックの空から飛び出すような立体感に驚いてしまいました。
じーと観てると、ほんと3Dのように浮き上がって見えるんですよね。

そして、鈴木至夫作、「奥能登冬涛」、厳寒の中で荒々しい日本海の荒々しい波の様子が、まるで動画のように見えますね。

  鈴木至夫 作「奥能登冬涛」

おー、寒!、

そして、これから、秋本番、紅葉の京都奈良、後藤純男作「秋映大和」、お寺と紅葉はホント、ピッタシに合いますよね。

  後藤純男 作「秋映大和」

手前左の紅葉の木が、メインで、迫ってきてますよね。

他、いろいろあるんですが、目の保養が出来てよかったでありました。



「オルセー美術館展」

2006年10月09日 23時36分17秒 | 美術館めぐり







「オルセー美術館展」 神戸市立博物館

9月29日から始まりました今回で3回目になります「オルセー美術館展」へ行ってまいりました。

今回のテーマは、「19世紀の芸術家たちと、彼らが愛し夢見た土地や人々、特定の環境との親密な関係」だそうであります。

例えば、表紙の「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」のモリゾとマネの弟が結婚して、「ジュリー・マネ」を授かり、それをこの娘の肖像画をルノワールが描くという関係なんでしょうね。

 

この連休に行って来たんですが、やはり凄い黒山の人だかりでしたね。
さすが、オルセー美術館。

ここ神戸ではこのオルセー、京都ではルーブル美術館展をやってますね。
この大御所美術館が関西で同時に観れるのはファンにとって、うれしい限りでしょうね。

芸術の秋って感じがします。
このモリゾの肖像画と娘のジェリーの絵も人気があり人だかりでしたが、アンリ・ファンタン=ラトゥールの「バティニョールのアトリエ」が人気がありましたね。



キャンバスに向かうマネ、その後ろの帽子男性がルノワール、右にひときわ背の高いバジール、一番右端がモネといった集団肖像画なんですね。

これと対に飾られていたバジールの「アトリエ、ラ・コンダミヌ通り」も人気をしておりました。

個人的には、写真のようなアルベール・パルトロメの「温室の中で」が魅入りましたね。



また、ギュスターヴ・モローの「ガラテア」は、絵が工芸品のように感じましたね。



腰にまとわりつく草木なんかは、浮き上がっており宝石のように感じました。
この絵は、ギリシャ神話で一つ目の巨人が、海の精ガラテアに恋をして、報われない恋として描かれたそうであります。

この首から想像すると、むちゃでっかい身体なんでしょうね。
それから、パンフの中に載っている花瓶、青い花瓶で、真ん中に大きい口があり、周りには4つの小さな口があるんですね。

真ん中にメインの花を生けて、まわりにの4箇所に引き立てるように生けると、立体感、ボリュームのある生け花が出来そうですよね。

生け花の事はトントわかりませんが、この花瓶のアイデアは面白いとおもいましたね。

ほか、いろいろありますが、この展、来年1月8日までだそうで、余裕があれば足を運んでみられてはいかがでしょうか?

12月開催の神戸ルミナリエからも近くですし、その時は19時まで開館しているそうであります。


「レディ・イン・ザ・ウォーター」

2006年10月09日 20時09分28秒 | 劇場鑑賞


「レディ・イン・ザ・ウォーター」LADY IN THE WATER

クリープランドは、プール付のコープアパートの管理人をやっている。
ある日、午後7以後、プールの使用禁止にもかかわらず、入っている者を見つけ注意をしていると滑ってしまい、プールの中で気絶をしてしまった。

ふと気がつくと、家の中にいて、そばに謎の少女がいる。
名前はストーリーいう。

アパートの住人で韓国人のチェ夫人の東洋伝説によると、水の精が出会いを求めて人間界に舞い降り、そして鷲のイートロンで故郷へ帰れるという。

しかし、そこには、スクラントという魔物が鋭い爪で殺そうとする。
その上、帰る為には、記号論者、守護者、職人、治癒者が必要とされ、クリープランドは、アパートの住民から、それらを見つけようとするのであった。

アパートの住民の協力のもと、ストーリーは、めでたくイートロンで帰れるはずであったが、ふいを突かれて、スクラントにやられてしまう。

瀕死の状態になったストーリーを見守る中、もう一度役割をを考え直し、再度ストーリーを帰す為にトライをするのであった。

監督:M.ナイト・シャマラン(インド・今年36歳)

出演:ポール・ジアマッティー(NY・今年39歳)、ブライス・ダラス・ハワード(ロス・今年25歳)、ボブ・バラバン(シカゴ・今年61歳)

2006年アメリカ映画、110分
お薦め度:60%

シャマランが娘たちに思いつきで、おとぎ話をしたのがこの映画。
シックスセンスで一躍有名になった彼だが、この作品はイマイチ。

ファンタジーが好きな方には、お薦めかもしれない。
そして、アパート全員が善の人、人、人・・・しかも、このおとぎ話を誰も疑わず信じて、協力し、この管理人にも敬意を払っている。

いい人だらけ・・・悪は、狼のような魔物のスクラントのみ。
そして、ストーリーもわかったようでわからん映画でありました。

なぜか、この祭日の日に、この映画の会場はたった3人でありました。
約150席中3人。

潰れ掛けの映画館みたい。
それだけ、人気のない映画なんでしょうね。

昔、箕面の109シネマズで土曜日朝一回目、「陰陽師Ⅱ」を観に行った時は、会場で私一人という記録があります。

なぜか、それでも指定席をとらされました。
今回は、二番目の記録でしょうか?

まぁ、リラックス出来てよかったですけどね。