註:西浦至上の方には不愉快な内容が含まれるかも知れません。注意!
おととい、友人が電話をくれて久しぶりに長電話しました。
個人的には面白かったので、覚えてる範囲でここにアップしてみる。
友「美丞戦、負けるよね。9回で6点差だよ。あと一回でどーすんのよ」
月「うーん。でもさ、消費者(読者)ってのは、常に無責任に
ミラコーを要求するもんじゃん?それがエンタメの基本じゃん?
正直、読者にとってストーリィの整合性ってあんまり重要じゃないし、
それってアフタ編集部もひぐちセンセイも当然わかってると思うんだけど」
友「でもそりゃね、これがジャンプだったら勝つと思うよ?でもおお振りは
リアリティがウリなわけじゃん? だいたい美丞勝って、次は
もっと強いんだよ。阿部がいないのにどうやって勝つの?」
月「や、だから天才田島さまが一試合で捕手のコツをつかむとか。
田島様ってその枠じゃん」
友「キャプテン翼だったら勝つと思うけど、おおふりは十人しか
いないし。タケになんかあるにしてもあっちはもうひとり
ちゃんとした捕手いるんだよ。
まあ、んなこと言ったら桐青戦ももうリアリティないけどね。
監督なんの仕事もしてなくて」
月「そうそう。桐青戦勝ったとき、ああ、このマンガは勝たせるマンガ
なんだなって私は思ったんだよ。リアルに考えるならあんなに追い込まれて
なんで準さんひとりで投げてんのって話じゃん?桐青100人くらい部員いて、
しかも準さん二年で、他使える投手いねーのって。普通降板だよ」
友「だけど勝っても次書くこともうないと思うんだよね」
月「えー、負けてどうすんの? 秋突入?」
友「そう。だって西浦は一年生なんだよ。そこで春日部とか出せるでしょ。で、
美丞が勝って、でも和さんが呂佳さんの企みを放って置くわけないと思うから、
まあ、美丞は出場辞退? で、西浦は新しい課題と取り組んだり、とにかく
阿部と三橋はゆっくり話さないといけないしね」
月「うー、秋かあ……まあ秋の試合もいいよね。ぽわわーんv」
友「いや、それ言うのはあんただけだと思うけど(笑)」
月「どっちなんだよー」
友「普通の人は国体とか神宮までみないのよ!」
月「じゃーますますそんなもんをわざわざマンガにする理由がないじゃんよ!」
友「いや、だからここでがつんと一回負けといて、再出発をした方が広がりが
だね……振りって試合だけじゃなく、その間の描写とかも重要なわけだし」
そんな話を 4 時 間 半 。
あはは、あほだこの人たち!
いやでも、業界のことも振りのことも野球のことも
わかってる人と思い切りトークすることってないので、すげく面白かったんです。
まあ確かに秋季を描いたら、大地も出せるし、リオウと準さんもまた出せるし、
モモカンの過去とかハマちゃんの過去とか、描けるしね?
漫画的においしいっちゃおいしいよね。
それも面白いかなと思うけど、私ホントに、おお振りといえどもエンタメにおいて
一番重要なのはリアリティではないと思っているので……
やっぱり(我々は野球がだーいすきなので、リアルでも別にかまわんが)
ふつーの読者が求めるのは甲子園出場だと思うんだがなー。
確かにまだ一年だから、時間はありますけど、
でもそこをだらっと引き延ばす意味あるかなあ。
それに振りを描くきっかけって市立浦和の活躍だったわけだから、
やっぱりミラコーがあるんじゃないかなって、淡い期待をしております。
別に西浦至上だからってわけじゃなく、マンガというエンタメの構造上
そうすんじゃないかなって。(そう=読者の望む方向)
月「まあなんでもいいけど阿部が6コマしか出ないのはカンベンして欲しい……
るるる~泣」
友「数えるなよ!キモ!」
ううううう……私だけじゃないもん絶対……。
「ひとこま~ふたこま~さんこま~………………阿部が足りな~い~」
番長皿屋敷風味で。
ま、極論、勝っても負けても阿部が沢山出て三橋といちゃついててくれば
なんでもいっす(笑)
(本音出た!)