洗濯物を込んだら
懐かしい香りがした
どんなに忙しくても忘れたくない香りなのに
少し忙しかっただけで忘れてしまうほど
当たり前に近くにある香り
それは
ありがとうって言わないでしまっていることと
ちょっと似ていて
慌てて母の父の声を聞きたくなった
しばらく世間話などして電話を切ると
こんな時もまだまだ続くという思いと
いずれという思いが心の中で交差して
からだの真ん中らへんがキュンとした
でも
きっと私に命をつないでくれた
たくさんの人達の思いも
懐かしいこの香りの中にあると思えた時
ぴゅ~っと吹きつけた北風にも
頬に柔らかいあたたかみを感じた
1つ覚悟して
自分にも気づかないほど小さく頷いてみた私に
その懐かしい香りが
そっと優しく抱きしめてくれたような気がした
さびしさと幸せはとても似ている
懐かしい香りがした
どんなに忙しくても忘れたくない香りなのに
少し忙しかっただけで忘れてしまうほど
当たり前に近くにある香り
それは
ありがとうって言わないでしまっていることと
ちょっと似ていて
慌てて母の父の声を聞きたくなった
しばらく世間話などして電話を切ると
こんな時もまだまだ続くという思いと
いずれという思いが心の中で交差して
からだの真ん中らへんがキュンとした
でも
きっと私に命をつないでくれた
たくさんの人達の思いも
懐かしいこの香りの中にあると思えた時
ぴゅ~っと吹きつけた北風にも
頬に柔らかいあたたかみを感じた
1つ覚悟して
自分にも気づかないほど小さく頷いてみた私に
その懐かしい香りが
そっと優しく抱きしめてくれたような気がした
さびしさと幸せはとても似ている