善玉菌と日和見菌と悪玉菌

図書館で１年待ちで予約していた本がやっと順番きまして読んでいるのが
「５０歳からは炭水化物をやめなさい」藤田紘一郎著
　
なかなかオモシロいです

著者も最初に書かれていますが、最近の傾向として、
健康ブームを通り超し、アンチエイジング法に興味が移行している
飛び交っている沢山の情報には根拠の乏しいものもあるため、
情報の点と点を繫いで、わかりやすく指針を纏めたと書いてある通り
非常にわかりやすいです！


ここで話はちょっと逸れます

生物。
ここで言うのは単細胞生物ではなくて、多細胞生物！と思って下さい
原始的な生物は「口」と「排泄器官」で出来ている
食べて、栄養を吸収して、不要なものを排出する
入口と出口が同じものもいれば、別々で管になっているものもいます。
管になっているものの方が想像しやすいですね

　以前TVで観た受け売りです・・・かすかな記憶ですが

覚えていないんですけど、たぶん、その時のゲストがこの本の著者の先生だったと思います
もしかしたら違うかもしれないけれど

で、その番組の中で、
人間だって最初に考えているのは、「脳」ではなく「腸」みたいなことを仰っていました
「有害」ｏｒ「有益」　脳がなくても原始的な生物はしっかり判断出来ている

あくまでも、わかりやすくと言う意味で「思考」としておきますが
どの生物も第一に思考しているのは「脳」ではく「腸」なのだと

ここでまたちょっと話が逸れます
・・・日本語でも頭ではなく肚で考えるみたいなこといいますよね・・・
肚をくくるとか肚を決める、肚を探る、悪いことを考える人を肚黒いとか

感覚の鋭い先人たちは直感で感じ取っていたのかもしれませんね
脳ではなく、腸が第一の脳と言う考え方は、私はとても合点がいきます。

昔のと言うか、昔からと言うか、
日本人って皮膚感覚が鋭いと言うか、脳、頭で捉えず
感覚で捉えてる部分が多いいなぁって思うのです（右脳思考とは違って）
擬態語擬音語が多い理由はこれでしょうし
　

前振りが長くなりすぎました！
先月のブログで、「発酵道」を読んでを書きましたが、
この中で、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の事を書きました。

で、「５０歳からは炭水化物をやめなさい」にも出て来たこの「菌ちゃんトリオ」

この本の中で、悪玉菌が実は人間にとってなくてはならない菌！とあるのです

驚きました！！

悪玉菌は便宜上そう言う名前が付けられただけで、
（もちろん要らぬ物質も生成はするのですが）
食物繊維（セルロース）を分解し、その過程でビタミンを合成している！！
Ｏ－１５７などが侵入してきた時に退治する番兵のような役割もする

・・・因みにＯ－１５７は清潔な場所でしか生きられない！と書いてあります
　　　雑多な菌がいるとそれらの菌に負けて生きられないくらいヤワなんだそう

あらあら！悪玉菌てやな奴！！と思っていたのに、いろいろ知ったら
あっという間に良い奴に思えてしまいます

もちろん、増えたらダメなんです！

腸内細菌だって清濁併せ呑む

要は、バランスが大事
善玉菌はいっぱい！日和見菌はほどほど、悪玉菌は少々
　　↑
　本に書いてあるのを抜粋

善玉菌と言って、誰の頭にもピーンとくるのは乳酸菌かと…
本にもそう載っています。

「発酵道」にも載ってましたが、やはり、発酵食品の摂取を心がけるのは、
健康への回復、健康維持、健康増進に欠かせないんですね！

特に入梅以降は食品も傷みやすくなります
乳酸菌を継続的に摂取して腸内を善玉菌優勢の酸性状態に保って
しっかりと免疫力をＫＥＥＰ！
そうすれば、侵入してきた外敵とみなされる菌を排除してくれるとのこと！

九州はとっくに梅雨入りしましたが、そこまでの雨には見舞われていません
関東方面は物凄い雨量だそうですね（こういうのを男梅雨というのだそう）


最近の言葉では菌活！？とか言うんですか！？

梅雨時じめじめに負けないよう、発酵食品で腸を元気にして！！

身体の痛みや疲れのケアはやわらぎでしっかりケアして(*´▽｀*)

梅雨を楽しみつつ、元気に水無月を満喫しましょう



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悪玉菌と同じように、あまり歓迎されてないものに、コレステロールがあります
最近は昔ほど悪者にされてないですが、もちろん高過ぎはＯＵＴですけれど、
細胞膜を作る原料！！それにうつ病も予防するとのこと！！

５０歳から炭水化物と甘いものは極力程ほどに～って事なので
それまでは、バランスを考えつつ思う存分食べておきます　（笑）