今日はこちら山陰でも35度を超える温度になり、今年初めてエアコンで冷房をかけました。
流石に湿度80〜90%だと熱中症の危険があるので、クーラーのお世話になりました。
山陰の気温と湿度は半端ないので注意が必要です。
そんな最中ですが、今日もワンピースの人形浄瑠璃の人形に使うカツラの製作記事をアップします。
大体、なぜ、私の所にこんな話が来たのか?
それは、以前に人形浄瑠璃の被り物を作ったので、ワンピースのカツラくらいなら出来るだろうと、被り物の発注主様からの連絡でした。
この被り物の発注主様は、徳島の文楽、人形浄瑠璃をデジタルデータ化して人形を作っておられる方で、伝統工芸の人形浄瑠璃に新しい発想をもたらしている方でした。
それで、九州、熊本にある、「清和文楽」から、「ワンピース」を人形浄瑠璃にアレンジした舞台をすると言う打診がきた様で、かしらはデジタルデータから3Dプリンタで製作した物で仕上げると言う物でした。
この被り物も大変な苦労をした品物ですが、まさかまたこの髪の毛の植毛をすることになるとは思ってもいませんでした。
しかも、「ワンピース」のキャラクターは、かなり独特なヘアスタイルなので、どう製作するか?
先ず一番悩んだ「ヒルルク」ですが、こんな髪型です。
(C)尾田栄一郎/集英社
この髪型ですが、「ナンジャコリャ」ですね。
まるで、材木を頭に取り付けた様な形で、これが毛の塊になるんですね。
さ〜これをどう作るか?
しかもこの髪の毛を「カツラ状」にして取り外し出来なければならない。
人形の「かしら」から外したり取り付けたり出来なければならない。
本当に悩みました。
人形浄瑠璃にカツラの製作方法も色々調べましたが、銅板をかしらの形状に叩いて作り、それに穴を大量に開けて毛の束を差し込んで接着すると言う方法ですが、そんな方法やった事がない。
色々真似して見ても、一個作って時間切れになりそうです。
まだ、「ルフィー」と
(C)尾田栄一郎/集英社
「くれは」も製作を同時進行しなければなりませんでした。
(C)尾田栄一郎/集英社
しかも、この時期、我が家の「かみさん」と「息子」がコロナに感染し接触も出来ない、一緒に食事も出来ない状態に成りました。
一階と二階で別々の生活に成りました。
全く先の見えない絶望的な状況でした。
さ〜どうする??
これから地獄の毎日に成りました。
続く!
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