こちら山陰もとうとう梅雨入りしました。
朝からモヤモヤとした湿気を帯びた空気が漂っています。
こんな日は体がだるくて眠くなりますね。
と言ってますが、今日の鉄砲は、「マルシン工業」のガスガンですが、ショットガンタイプです。
これです。
モスバーグM500 12ゲージショットガンです。
もちろんエアーソフトガンです。
このエアーガンは、ストックやフォアグリップ、トリガーガード以外は全部アルミと亜鉛ダイキャスト、真鍮で出来ています。
そのおかげで、重量が、3150g有ります。
見かけよりずっしりと手応えがあります。
フォアグリップを操作すると、「ジャキ!」と、金属のいい音がします。
まさしくショットガンの音です。
悪党どもは、この音を聞くと縮み上がって逃げるそうです。
この「モスバーグM500」ですが、アメリカのロスアンゼルスに行った時、ダウンタウンのインドア射撃場で撃ったショットガンです。
射撃場のインストラクターが、日本人をビビらせてやろうと思ったのでは無いのでしょうか?
「This is free!」と言って、このモスバーグM500を手渡してくれました。
そして、西部警察の大門さんの様な顔に掲げて構えると反動で顔面に怪我するぞと言う様なゼスチャーをしてくれました。
私は、ショットガンを撃つのは初めてでしたが、物凄い反動が有るのは知っていました。
しかもこのモスバーグはグリップが、パックマイヤーのピストルタイプのグリップで肩に当てるストックの無いタイプでしたので、反動が右手に全てかかる状態でした。
なので、脇をしっかりと閉めて、腰に銃を当てがい、銃口を7メートル先のマンターゲットに向けてゆっくりと引き金を引きました。
「ドーン」と言う底っ腹に応える様な発砲音と空気振動を感じ、右手には豪速球を打ち損ねた様な痛みが走りました。
驚きましたが、もう1発残っていたので、フォアグリップを引いて次弾を装填、この時の「ジャキン」と言う音が、「あ〜ショットガンだ〜」と感じつつ、2発目を撃ちました。
「ドーン」と言う音と反動を全身で感じ、空のシェルを排出して、インストラクターに手渡ししました。
もちろんエジェクションポートを開けたまま渡しました。
次に、他の日本人旅行客2人にも撃たせてましたが、1発撃っただけでギブアップしていました。
いやー、ショットガンって楽しいですね。
山に行って鳥撃ちでもしたくなります。
実銃の話はそれくらいにして、マルシン工業のガスショットガンですが、さすがモデルガン会社だけあって外観は非常にリアルです。
この銃は、
銃身に、ヒートガードが付いていて、警察や軍に向けた物をモデルアップしている様です。
この穴がボツボツ開いている鉄板が、意外なほどカッコいい。
そして、このガスガンですが、
この機関部の下に見えるバルブからガスを注入します。
外観を損なわない設計です。
バルブに前に見えるシェルキャリアですが、シェルを使わないケースレス仕様にも関わらず、ちゃんとポンプアクションに合わせて、上下に動きます。
それに、この銃はショットガンなので、一度の3〜5発のBB弾を発射出来ます。
このエジェクションポート内部の黒いマイナスパーツをドライバーで回転させると3発、5発と切り替えて撃つ事ができます。
ただ、5発同時発射にすると、どうしても初速が落ちます。
やはり3発発射の方が実用的な感じです。
BB弾の装填ですが、まずこの銃身の下のパーツを前方に回します。
その後、
銃身下のマガジンチューブの先端を引っ張ると3本の真鍮パイプがズルズルと出てきます。
いっぱいまで引き出すと、
フォアグリップを引いたマガジンチューブ部分にBB弾を流し込む穴が出ます。
ここから、57発BB弾を流し込みます。
パイプは3本有るので、真鍮のマガジンを回転させて次のパイプを出してBB弾を流し込み、3本全てに57発づつ装填したら、マガジン部分を元に戻して、銃身下のレバーの様なパーツを後ろに回転させて、準備完了。
後は機関部下のバルブからガスを注入すれば、ポンプの後引き金を引くと3発同時に飛んでゆきます。
固定ホップなので調整は出来ません。
ショットガンなので、わざと、重さの違うBB弾を混ぜて撃つとバラバラに飛んで面白いかも知れません。
一本の銃身から並んで弾が飛び出すので、まとまって飛んでは面白く無いかも知れません。
サバゲで使うには広く分散して飛んで行った方が良いのかもしれませんね。
余談ですが、この銃の引き金には「トリガーシュウ」を取り付けています。
そのおかげでちょっと引き金を引きやすくしてあります。
ストックのショルダーパッドは実銃にも使えそうな柔らかいゴム製のパッドが標準装備です。
実際に実銃を一日撃つと、肩にあざが出来るそうです。
これが有ると無いとではかなり違うのでしょうね。
安全装置はここです。
このスライドスイッチみたいなのが安全装置で、この状態が発射可能状態です。
この赤いマークが隠れている状態が安全状態で、引き金がロックされます。
フロントサイトは、
この小さなポストです。
機関部には、
モスバーグのロゴの刻印があります。
反対側は、
マルシン工業のマークとロゴが入っています。
このエアーガンは、実銃と並べても見分けがつかないくらいよく出来ています。
重量感も有り、仕上げも警察や軍用としての使用を考えた、「パーカーライジング」仕上げの様な感じです。
このグレーの艶消し仕上げがなんとも言えずカッコいいですね。
また後日、初速の計測をしてアップします。
まずは銃の紹介まで。
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