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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

MGCのスタビライザーカスタム

2025-05-27 15:09:32 | Gun

今日は朝から非常に良い天気になりました。

若干寒いくらいですが、私にとっては一番良い天気です。

そんな事はどうでもいいのですが、私は以前、大阪に住んでいて、よく神戸は三ノ宮に行っていました。

三ノ宮に、今は有りませんが、「MGCボンドショップ」が有り、新製品が出ると買いに行っていました。

大阪にもモデルガンショップは沢山あるのですが、MGCのカスタムガンは、MGCの直営店でないと買えない物も多く、月に一度くらい用がなくても行ったりしていました。

ある日、特に新製品など出ていませんでしたが、なんとなく三ノ宮まで行ってMGCのショーケースを眺めていたら、ひときわ 目を引く銃が有りました。

これですが、

以前、超ヘビーなガスガンを紹介しましたが、それのバリエーションみたいな物です。

ただ、フレームの下に付いている「スタビライザー」が、丸くなっています。

以前の物は、

こんな角ばった物でしたが、今回の物は角が取れてよりカッコよくなりました。

スタビライザーんか上のポートは、

楕円形で左右に一個あります。

穴からインナーバレルがちょっと見えます。

気になるようなら黒く塗装でもすれば良いかと思います。

スライドには、

スプリングフィールドのマークが刻印されています。

金属のカバーのついたチャンバーは、

BARSTO45と刻印されているので、45口径の様です。

この銃がカスタムケースの上に乗せられて展示してありました。

価格が、確か2万円を超える物だったと、記憶しています。

見た時、「高いな〜」と思いました。

しかし、なんだかその場を離れられず、結局買いました。

もう40年くらい前の事です。

なんだかこの銃が気になってしょうがなかったんですね。

どうって事のないガスガンなんですが、妙に引かれて買ってしまいました。

各部も、

グリップがヘレットタイプの木製グリップで、これまたオシャレなグリップです。

マガジンは至って普通のマガジンです。

リアサイトは「ウイチタ」の可動式サイトです。

撃鉄も、至って普通のリングハンマーですが、黒染めしてあります。

スライドの動かないガスガンなので、スライドガードなんか必要ありませんが、

パックマイヤータイプが付いています。

スライドのフロントセレーションは、金型の整形ではなく、機械加工で彫ってあります。

マガジンを挿入するグリップ底部には「ウイルソンカスタム」と同じマグウェルが付いています。

ここくらいはもう少し上等な物を付けて欲しかった。

 

そんなに特別なカスタムではなかったのですが、この青黒く光るカスタムガンに一目惚れしてしまいました。

なので、この銃はホルスターには突っ込まず、戸棚に保管しています。

スプリングのチューンはしてありますし、インナーバレルもガタつきをアルミテープを巻いて精度を出して有ります。

なので5メートルで、2〜3センチくらいに集弾します。

手にした時も程よい重さで取り回しやすく、私のお気に入りの一丁です。

でも、まだ同じ様なカスタムが有ります。

そちらはシルバーのカスタムで、印象が全く違う物です。

それは次回に紹介します。

 


軽量レースガン

2025-05-24 19:53:20 | Gun

昨日、超ヘビーなダットサイト付きのガスガンを紹介しましたが、今日は、軽量のダットサイト付きのガスガンを紹介します。

これです。

この銃は、今は無きMGCのガスガンで、「ジム・ボランドカスタム」です。

昨日のガンは、1502gの重さが有りましたが、今回の銃は、1174gでした。

たいして変わらないと思いますが、手にしてみるとだいぶ重さが違って感じます。

グリップも木製のグリップで細くなっています。

このグリップは実銃用の物ですが、どこのメーカーかは分かりません。

しかし綺麗な仕上げです。

スコープマウントは、

MGC製のキャスピアンのデザインで、アルミダイキャスト製です。

プラスチックのフレームにねじ止めしてありますが、ブローバックしないガスガンなので、壊れる様な事は無いようです。

ダットサイトはタスコ製の「プロポイント2」です。

前回のダットサイトより小型化されて軽くなりました。

この銃のマガジンですが、

9ミリのマガジンをモデルアップしています。

9ミリスーパーの仕様なのでしょう。

ステンレス製で、綺麗に仕上がっています。

スプリングは交換しているので、引き金は軽くなっています。

銃口のコンペンセイターですが、かなり独特の形状になっています。

銃口はこんな感じで、インナーバレルがかなり奥にあるので見えません。

コンペンセイターを上から見ると、

二つのポートが有ります。

ガスガンなのでここから炎が噴き出すことはありませんが、かっこいいですね。

撃鉄はこんな細いデザインです。

この撃鉄は細くて軽量過ぎて、ガスマガジンのバルブを叩く力が弱く、初速が上がらなかったので、左右に鉄板をピン留めして、重量を重くしました。

これで、初速が、40メートルから55メートルくらいに上がりました。

でも、もう少しパワーが欲しいところですね。

このカスタムガンですが、モデルガンも多少発売された様ですが、その後、MGC自体がなくなったので入手出来ませんでした。

この複雑なスライドと、コンペンセイターの動きを見たかったのですが、このガスガンはスライド固定ですので見られません。

MGCは、こんな綺麗なエアーガンやモデルガンを沢山作ってくれていたのですが、なくなってしまって残念です。

またいつか復活して欲しいですね。

 

 

 


超ヘビーハンドガン

2025-05-23 13:57:14 | Gun

昨日は、ヘビーウェイトのガスガンを紹介しましたが、今日は、MGCの「ハレットシステム」を搭載した、ウィルソンカスタムベースの超ヘビー級のハンドガンを紹介します。

この銃ですが、

見るからに重そうな変態銃だと思います。

これは、ベースにしたウィルソンコンバットカスタムをどのくらい重く出来るか?

徹底的に重いパーツを取り付けてみた物です。

まず、銃の銃口部分からフレーム下部の「スタビライザー」ですが、アルミの塊から削り出した物の様です。

MGCが当時発売していたカスタムパーツです。

角張ったタイプですが、丸型の物も有ります。

そのスタビライザーに、アルミのスコープマウントをねじ止めしました。

ドリルで穴を開け、タップを切ってステンレスのネジを絞めました。

スコープマウントには「タスコ」の「プロポイント」と言うドットサイトを乗せました。

このタイプは大昔の物で、今現在は生産されていないと思います。

大きくて重いので、スピードシューティングには向かないと思います。

撃鉄は、ステンレス製で、ワイヤー放電方式で切り出された物です。

非常にエッジの鋭い綺麗なパーツです。

内部のスプリング類も全部交換して引き金がかなり軽くなりました。

グリップですが、木製の実銃用の物です。

ただ、どこのメーカーの物かは分かりません。

そのグリップの下に、「クラーク、ボーリングピンガン」と言うカスタムガンの付属品だった、鉄板の錘を挟んでいます。

これだけ色んなパーツを取り付けたらどのくらいの重さになったか、

なんと、1502gになりました。

片手で構えると、腕がプルプルしてきます。

モーゼルより、デザートイーグルよりかなり重い拳銃です。

このくらい重かったら手ブレが起きにくいかな?と思いましたが、重すぎて手がプルプルしてブレます。

意味なかったですね。

でも、こんな変態銃が一つくらい有ってもいいかと言うところで、このまま保管しています。

やはり、スピードシューティングには軽い銃の方が振り回しやすくていいですね。

この銃は動かない的を、じっくり狙って撃つ競技に向いていると思います。

ワルサーGSPなどもかなり重い拳銃ですが、バランスが良いので、良く当たるのでしょう。

こう言う、コンバットカスタムは、ある程度軽い、振り回しやすい銃の方が良いと言う事が分かります。

なので、次回は、軽いコンバットカスタムを紹介します。

それもMGCの「ハレットシステム」の銃です。


コルトM1991A1ヘビーウェイト

2025-05-22 16:11:08 | Gun

昨日は30度を超える暑さでしたが、今日は今現在22℃しかありません。

1日で10℃くらい温度が変わるので、体が追いつきません。

老体にはきついですね。

と、言ってますが、今日も今は無きMGCのエアーガン、「コルトM1991」固定スライドを紹介します。

固定スライドのガスガンですが、MGCの特許の「ハレットシステム」のガスガンです。

今回の銃は、非常に外観がリアルです。

それに、手にすると思いの外重量感が有ります。

以前「ホビーフィックス」のガバメントを紹介しましたが、それに迫る重さです。

これですが、

まず、「ホビーフィックス」のモデルガンですが、

1071gの重さです。

マガジンは空の状態ですが、プラスチックとは思えない程の重量感が有ります。

これは、プラスチックにタングステンの粉を混ぜて比重を重くしているそうですが、やはり樹脂に混ぜ物をするので、整形不良が多かったそうです。

そして、今回のM1991A1ですが、

921g有ります。

マガジンは、ガスの入っていない状態です。

昨日アップした「デルタエリート」は、667gだったので、内部構造の同じガスガンでも、プラスチック部分の重さの違いでこれほど重さが違うのに驚きます。

おそらく、樹脂のフレームやスライド部分に、金属の粉を混ぜて比重を重くしているのだと思いますが、一時期、金属の粉でも鉄を混ぜた場合「磁石」がくっつくと言う事があり、鉄の粉は使っていないはずなので、鉛ではないでしょうし、亜鉛の粉でしょうか?ガンブルーで黒く染める事ができる様です。

表面の仕上げが、非常に綺麗な艶消し仕上げですが、表面をよく見ると、

COLTの文字の左に、変な模様が見えます。

フレームの下にも同じ様な点々とした模様が見えます。

これは、プラスチックに混ぜた金属粉の模様だと思います。

樹脂に金属の粉を混ぜると、どうしても重さで粉が片寄って固まるので、こんな模様が出る様です。

ただ、それほど気にはなりません。

磨き上げて、ガンブルーで黒染めすれば全くわからなくなる様です。

この銃は、MGC独自のシステムで連射出来るのですが、

まず、引き金を引くと、

撃鉄が動かない状態です。

引き金を引き絞ってゆくと、

まだ撃鉄が動きません。

最後まで引き金を引き切ると、

やっと撃鉄が倒れて、BB弾を発射します。

そして、引き金から指を離すと、

最初の様に、撃鉄がヒョコッと起きて、次の発射に備えます。

連射すると、撃鉄が、ヒョコヒョコ動くのが面白いですね。

ただ、スライドは全く動きませんが。

ただ、このスライドの銃口部分ですが、

動きそうな形状と思ったら、やっぱり実銃と同じように分解出来ました。

ただ、先端部分だけですが。

バレルブッシングを外すと、真鍮製のインナーバレルが見えます。

このインナーバレルの基部にある亜鉛のブロックのネジを外すとスライドが分解出来ます。

マガジンも、ガスガンにしてはよく出来ています。

左が、ホビーフィックスのガバメントのマガジン、右が1991のマガジンですが、どちらも薄い鉄板で出来ています。

1991の方がちょっと長いのですが、外観を崩さない様にリアルに出来ています。

マガジンボトムにも、

コルトのマーク(ランパンコルト)と、COLT 45AUTO と刻印されています。

その横の穴はガスを注入する穴です。

BB弾は10発装填出来ます。

連射は、カスタムスプリングを入れないと、引き金が重く指がだるくなりそうです。

とにかく引き金がダブルアクションリボルバー並みに重いですね。

引き金も、実銃より若干出っ張っています。

この1991は、基本コルトガバメントの「シリーズ80」がベースになっている様で、軍用のものではなく、民生用として発売された物の様です。

なので、軍用の様な、

グリップの下のヒモを繋ぐフック(ランヤードリング)が、軍用の物には必ず有るのですが、1991には有りません。

それと、

グリップ後ろの、メインスプリングハウジング部分がストレートです。

軍用は丸みのある形状です。

チャンバー部分には、

COLT 45 AUTO と刻印されています。

このガスガンは薄い鉄板がチャンバー部分に貼り付けてあるようで、青黒く光ってリアルです。

グリップもヘビーウェイト樹脂の様で、重さに一役かっている様です。

内側のフレームの穴にも亜鉛の板状の錘が入っています。

やはり、手にした時、ずっしりと重いのがいいですね。

それに若干ひんやりしています。

それなら、他のモデルガンやエアーガンも全部この樹脂にすればいいのでは?と思うのですが、実際は、プラスチックに不純物を混ぜる事になり、金型に流した時にうまく全体に流れ込まなく、整形不良が出たり、うまく整形出来ても、モデルガンの様に火薬を使ってブローバックさせたら、その衝撃で破損したり、色々不具合が出る様です。

なので、火薬を使わないダミーカート仕様のモデルガンとか、ブローバックしない。スライド固定のガスガンなら無理が出ず壊れにくい商品になる様です。

手にした時に、ずっしりと重みがあると、実銃を手にした時の感動が蘇るので、もっと強度のあるヘビーウェイト樹脂を開発して欲しいです。

これだけ技術が進歩すれば、金属の様に重いプラスチックが出来るのも遠い話では無いかもしれませんね。

 

 

 

 

 


コルト デルタエリート 

2025-05-21 13:53:06 | Gun

今日は急に天候が悪くなり、雷が鳴っています。

そのうち雨が降ってくる様です。

朝から30度を超える気温になり、暑いのが苦手な私には地獄の始まりです。

そんなこと言ってますが、今日はまたまた鉄砲の紹介です。

一昔前、アメリカの銃器業界で10ミリ口径の拳銃がブームになった事がありました。

ドラマ「マイヤミバイス」の影響かどうかは分かりませんが、「ブレンテン」と言うオートマチック拳銃を、主人公が使っていて、それが火付け役になった?かどうかは分かりませんが、9ミリ弾よりパワーがあり、11ミリより反動がキツくないと言う物だった様です。

それに乗っかったかどうかは分かりませんが、コルトも10ミリの拳銃を発売しました。

これですが、

「コルト デルタエリート」 です。

この銃はMGCのガスガンで、以前紹介した「ハレットシステム」を搭載したガスガンです。

なので、スライド固定の物です。

中身はシンプルです。

外観はガバメントそのものですが、マガジンは、

45口径の弾より小さいので、マガジンにへこみの溝が有ります。

マガジン全体は45口径と同じマガジンの様です。

銃本体も、45口径の物と見分けがつきません。

ただ、

チャンバーには「CAL 10MM AUTO」と入っています。

グリップには、

こんなマークが入っています。

古い世代の方は、「タケダ、タケダ、タケダ〜」というCMを思い出すのではないでしょうか?

デルタエリートなので、三角なんでしょうね。

このモデル、結構な値段するのに、

フレームに金型の継ぎ目(パーティングライン)が残っています。

これは各自で削って磨かないといけません。

この銃はガスガンなので、銃身部分には真鍮製のインナー銃身が有ります。

スライド側面には、

デルタのマークと刻印があります。

MGCの独特のシステムの銃なのですが、スライド後部の形状はリアルです。

リアサイトも高めです。

マガジン底部にもCOLT 10MM AUTO の刻印が入っています。

刻印の横の穴はガスを注入する穴です。

ん〜やはりガバメント系の銃はかっこいいですね。

取り扱い説明書ですが、MGCですので、当然、

イラコバさんのイラスト入りです。

中の説明も、

全部イラコバさんのイラストでわかりやすく説明してあります。

もう、イラコバさん以上のモデルガン説明書を書ける方は現れないでしょうね。

我が家には、このMGCのハレットシステムの拳銃がいっぱいあるのですが、もう一丁、ヘビーウェイトの素材のガバメントがあります。

今回のデルタエリートは、マガジンを含めて、「667g」でしたが、そのヘビーウェイトのガバメントは、実銃に迫る重量感です。

それに表面の仕上げもとてもリアルです。

その銃の紹介は次回にします。