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コルトM1991A1ヘビーウェイト

2025-05-22 16:11:08 | Gun

昨日は30度を超える暑さでしたが、今日は今現在22℃しかありません。

1日で10℃くらい温度が変わるので、体が追いつきません。

老体にはきついですね。

と、言ってますが、今日も今は無きMGCのエアーガン、「コルトM1991」固定スライドを紹介します。

固定スライドのガスガンですが、MGCの特許の「ハレットシステム」のガスガンです。

今回の銃は、非常に外観がリアルです。

それに、手にすると思いの外重量感が有ります。

以前「ホビーフィックス」のガバメントを紹介しましたが、それに迫る重さです。

これですが、

まず、「ホビーフィックス」のモデルガンですが、

1071gの重さです。

マガジンは空の状態ですが、プラスチックとは思えない程の重量感が有ります。

これは、プラスチックにタングステンの粉を混ぜて比重を重くしているそうですが、やはり樹脂に混ぜ物をするので、整形不良が多かったそうです。

そして、今回のM1991A1ですが、

921g有ります。

マガジンは、ガスの入っていない状態です。

昨日アップした「デルタエリート」は、667gだったので、内部構造の同じガスガンでも、プラスチック部分の重さの違いでこれほど重さが違うのに驚きます。

おそらく、樹脂のフレームやスライド部分に、金属の粉を混ぜて比重を重くしているのだと思いますが、一時期、金属の粉でも鉄を混ぜた場合「磁石」がくっつくと言う事があり、鉄の粉は使っていないはずなので、鉛ではないでしょうし、亜鉛の粉でしょうか?ガンブルーで黒く染める事ができる様です。

表面の仕上げが、非常に綺麗な艶消し仕上げですが、表面をよく見ると、

COLTの文字の左に、変な模様が見えます。

フレームの下にも同じ様な点々とした模様が見えます。

これは、プラスチックに混ぜた金属粉の模様だと思います。

樹脂に金属の粉を混ぜると、どうしても重さで粉が片寄って固まるので、こんな模様が出る様です。

ただ、それほど気にはなりません。

磨き上げて、ガンブルーで黒染めすれば全くわからなくなる様です。

この銃は、MGC独自のシステムで連射出来るのですが、

まず、引き金を引くと、

撃鉄が動かない状態です。

引き金を引き絞ってゆくと、

まだ撃鉄が動きません。

最後まで引き金を引き切ると、

やっと撃鉄が倒れて、BB弾を発射します。

そして、引き金から指を離すと、

最初の様に、撃鉄がヒョコッと起きて、次の発射に備えます。

連射すると、撃鉄が、ヒョコヒョコ動くのが面白いですね。

ただ、スライドは全く動きませんが。

ただ、このスライドの銃口部分ですが、

動きそうな形状と思ったら、やっぱり実銃と同じように分解出来ました。

ただ、先端部分だけですが。

バレルブッシングを外すと、真鍮製のインナーバレルが見えます。

このインナーバレルの基部にある亜鉛のブロックのネジを外すとスライドが分解出来ます。

マガジンも、ガスガンにしてはよく出来ています。

左が、ホビーフィックスのガバメントのマガジン、右が1991のマガジンですが、どちらも薄い鉄板で出来ています。

1991の方がちょっと長いのですが、外観を崩さない様にリアルに出来ています。

マガジンボトムにも、

コルトのマーク(ランパンコルト)と、COLT 45AUTO と刻印されています。

その横の穴はガスを注入する穴です。

BB弾は10発装填出来ます。

連射は、カスタムスプリングを入れないと、引き金が重く指がだるくなりそうです。

とにかく引き金がダブルアクションリボルバー並みに重いですね。

引き金も、実銃より若干出っ張っています。

この1991は、基本コルトガバメントの「シリーズ80」がベースになっている様で、軍用のものではなく、民生用として発売された物の様です。

なので、軍用の様な、

グリップの下のヒモを繋ぐフック(ランヤードリング)が、軍用の物には必ず有るのですが、1991には有りません。

それと、

グリップ後ろの、メインスプリングハウジング部分がストレートです。

軍用は丸みのある形状です。

チャンバー部分には、

COLT 45 AUTO と刻印されています。

このガスガンは薄い鉄板がチャンバー部分に貼り付けてあるようで、青黒く光ってリアルです。

グリップもヘビーウェイト樹脂の様で、重さに一役かっている様です。

内側のフレームの穴にも亜鉛の板状の錘が入っています。

やはり、手にした時、ずっしりと重いのがいいですね。

それに若干ひんやりしています。

それなら、他のモデルガンやエアーガンも全部この樹脂にすればいいのでは?と思うのですが、実際は、プラスチックに不純物を混ぜる事になり、金型に流した時にうまく全体に流れ込まなく、整形不良が出たり、うまく整形出来ても、モデルガンの様に火薬を使ってブローバックさせたら、その衝撃で破損したり、色々不具合が出る様です。

なので、火薬を使わないダミーカート仕様のモデルガンとか、ブローバックしない。スライド固定のガスガンなら無理が出ず壊れにくい商品になる様です。

手にした時に、ずっしりと重みがあると、実銃を手にした時の感動が蘇るので、もっと強度のあるヘビーウェイト樹脂を開発して欲しいです。

これだけ技術が進歩すれば、金属の様に重いプラスチックが出来るのも遠い話では無いかもしれませんね。

 

 

 

 

 


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