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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

東京マルイのSIG550電動ガン パート2

2025-07-16 18:53:06 | Gun

昨日はブログの更新をサボってしまいました。

家の中でで、エアーガンを撃てる場所が無くて、誰もいない時を狙って撃たないと危険なので、誰もいない、私だけの時に初速を測ったり、5メートルですが、的を狙ったりしてます。

やっと「東京マルイ」の「SIG550 」のテスト射撃して見ました。

まずバッテリーですが、

東京マルイ純正の「ニッケル水素バッテリー」を使用しました。

使用したBB弾は0,2gの物を使用しました。

マガジンですが、

スモークの半透明なので、光に透かしてみると、写真のようにBB弾が並んでいるのが見えます。

最近のマガジンは、ダミーのカートリッジが入っていて、本物のマガジンに実弾が装填されているように見える物に改良されています。

このマガジンは、ロシアのAKライフルのように、マガジンの前をフレームにひっかけ、

その後、後方にスイングするように取り付けます。

初速ですが、

大体84〜82メートルです。

最近の電動ガンに比べるとちょっとパワーが足りません。

なにぶん1996年の発売なので、もう29年も前の電動ガンです。

でも、ちゃんと動きました。

30年近く全く使っていないませんでしたが、いきなりバッテリーを繋いで引き金を引いても、しっかりBB弾を発射しました。

命中精度ですが、

狙点よりかなり下に着弾します。

距離が、たった5メートルなので、サイトと銃身の位置関係からどうしても下に着弾します。

それでも3センチ程度のまとまっています。

そして、この銃に初めて搭載された3点バーストの性能を見て見ました。

その着弾がこれ、

的のかなり上を狙って撃ちましたが、3発発射して、3発の着弾が付きました。黒丸の中にも命中していますが、見えませんね。

狙点を適当に変えて撃ちましたが、3発のまとまりが、大体2センチ程度です。

ま〜、家の中で5メートルで撃ったので、かなりまとまっていますが、屋外なら風に流されて結構散ると思います。

もう少し重い弾を使えばもう少しまとまると思います。

しかし、引き金を一回引くだけで、「バババ」と軽快に3発のBB弾を発射するのは快感ですね。

電気を制御して3発撃ち出して通電を止める方式で、単純なシステムですが、フルオートには無い面白さが有ります。

スイスの銘銃のSIG550ですが、マルイではもう生産終了しています。

欲しい方は中古品を探すしか有りませんね。

良い銃なのですが、生産終了でした。

これまた大切なコレクションになりました。

 

 


東京マルイのSIG550電動ガン

2025-07-13 17:14:59 | Gun

今日まで、色んなエアーガンを紹介してきましたが、「東京マルイ」の代表作、「電動ガン」を紹介していませんでした。

他のメーカーの電動ガンは何度か紹介しましたが、本家の電動ガンを紹介していないのはおかしいので、今回、「3点バースト」機構を初めて搭載した、スイスの銘銃、「SIG550 」を紹介します。

この銃ですが、スイスの国民が成人したら必ず持つ銃です。

スイスでは、徴兵制度があるので、成人男性は必ず軍事教練を受けなくてはなりません。

そして、この銃の射撃訓練を受けなくてはなりません、

一昔前前は、一家に一丁、SIG550 を置いて、定期的に射撃訓練を受けなくてはならなかったようですが、最近では銃を郵便局が管理するようになり、家庭での事故が起きないように管理されています。

この銃は電動ガンなので、バッテリーを繋いでBB弾の発射をします。

バッテリーの搭載は、まず、フレームのピンを一本抜きます。

そして、下半分のハンドガードを後ろ側にスライドします。

すると、ハンドガードの上半分が上方向に外れます。

銃身の上に細長いバッテリーを横たえてコネクターを繋ぎます。

そして、この銃にはバースト機能が有り、2〜7発まで可変して、弾を発射できる機能が有ります。

実銃ではセミオートの1発ずつと、3発連続発射の3点バーストと、連続で発射できるフルオートの三種類の撃ち方ができます。

マルイのエアーガンでは、一回に引いた引き金でスイッチが繋がった際、タイマーで電気の流れる時間を制御し、発射するBB弾の数をコントロールしているのだと思います。その調整つまみがこれ、

この小さなつまみを回すことで、一度に流れる電気の時間を調整しているのだと思います。

外観ですが、

セレクターレバーが、セーフ、セミオートの1、3点バーストの3、フルオートの20と切り替えられるようになっています。

このレバーは反対側にも有ります。

そしてマガジンですが、

半透明のプラスチック製で、実銃もこのようなプラスチック製の物です。

本来なら装填されたカートリッジが透けて見えていますが、このマガジンは何も見えません。

そして、この銃のストックは、

折りたためるようになっています。

そして、分厚い手袋をしていても引き金を引けるように、

写真のようにトリガーガードがたためるようになっています。

ホップ調整はダミーのボルトを引いて、出てくるダイヤルを回します。

フロントサイトは幅や高さを切り替えられます。

レシーバー上部にはスイス軍のマーク(十字)のマークが有ります。

リアサイトですが、ドイツのH&Kの銃のようなドラム式の切り替えリアサイトになっています。

ちゃんとクリック感も有りリアルに動きます。

左右もネジで微調整できます。

ちょっと分かりにくいのですが、リアサイトの付け根は溶接したようなモールドがありますし、レシーバーには随所にスポット溶接のモールドが有ります。これはプラスチックのレシーバーなので、金型による整形ですが、結構リアルな感じがします。

サイトドラムの後ろの小さなネジを回すとドラム自体を上下に調整できます。

銃身にはグレネードを取り付ける膨らみを再現しています。

銃身上のガスレギュレーターも可動します。

エアーガンでは何の機能もありませんが。

バイポッドも亜鉛ダイキャストで出来ていて、実銃通りに折りたためます。

レシーバーには、

「SIG550-1の刻印が有ります。

レシーバーの色ですが、実際にこのようなグレーの入りです。

結構イメージに近い色合いになっていると思います。

最近の銃は、ガンブルーのような化学変化の表面処理ではなく塗装で仕上げている銃が多いようです。

日本でも「パーカーライジング」という錆にくい塗装をする業者がいるようです。

このスイス軍正式ライフルですが、実射は次回にアップします。

3点バーストや、初速、命中精度などレポートします。

 


東京マルイのG17L

2025-07-11 17:18:11 | Gun

連日エアーガンの記事をアップしていますが、今回は、「東京マルイ」のベストセラーのシリーズ、「ハイグレード/ホップアップ」のエアーコッキングガンです。

このシリーズは、同じコッキングガンでも、マガジンがフルサイズになっていたり、スライドやフレームにねじ止めの穴がなかったり、仕上げもちょっと高級感がある物です。

価格も、1900円ではなく、3500円です。

その外観です。

サイドにネジ穴が有りませんが、フレームもスライドもモナカ構造です。

マガジンは割り箸タイプではなく、実銃に似せて作られています。

マガジンのリップ部分はこの位置にBB弾を入れます。

MGCのG17のマガジンと比べてみると、

こんなに大きさが違います。

MGCのマガジンが実銃と同じかどうかも分かりませんが、マルイのマガジンはかなり小さいのが分かります。

でも、割り箸マガジンよりはずっと良いですね。

ちょっとだけ錘も入っていますし。

MGCのガスガンのグロックと比べて見ました。

やはりちょっと安っぽい感じがします。

スライドだけでも、もう少し艶消しの仕上げになっていればもう少し高級感が出たと思います。

分解して「インディ」の「パーカーシール」のようなスプレー塗料を吹き付けて艶消しにしたらかなり見栄えが良くなると思います。

MGCと比べると、やはりちょっとだけ細い気がします。

長さが長いからそういうふうに見えるのかも。

スライド上部から見ると、やはりモナカ構造なので、真ん中に継ぎ目があります。

ただ、側面にネジで止めた穴は見当たりません。

おそらくスプリングピンのような物で双方のパーツを繋いでいるのだと思います。

フレームも同じ構造でしょう。

スライド側面には、しっかりとグロックのマークと17lの刻印が有ります。

フレームにも細かいプルーフマークや製造ナンバー等の刻印が有ります。

これが有ると無いとでは見栄えがかなり違います。

やはり刻印は大事ですね。

グロックの特徴でも有る引き金の安全装置もライブで、機能しています。

銃身には銃口いっぱいにアルミのインナーバレルが入っています。

肝心な射撃性能ですが、初速は、

1994年前の11月に発売された固定ホップアップ搭載で、0,2gのBB弾なら、軽く30mくらい飛ばせます。

しかし、31年も前に発売されたエアーガンですので、若干スプリングやゴムパッキンの劣化が出ているのかもしれません。

本来なら75mくらいの初速があっても良いのですが、ちょっと低めですね。

そして、5mから撃った集弾性ですが、

ホップアップが搭載されているせいか、かなり上に飛ぶ傾向があったので、狙点を下の黒丸にして撃ちましたが、その上に着弾しています。

おそらく、0,25gの弾を使えば、サイト通りの着弾になるのかもしれません。

着弾が左右に散っていますが、これは私の腕による物だと思います。

銃を万力に固定して撃てば、もっとまとまると思います。

「東京マルイ」のコッキング式エアーガンですが、低コストで高性能と言われてきました。

1900円よりちょっと高級なエアーガンですが、塗装をしたり、簡単なカスタムのベースにするのも面白いかと思います。

高級なガスブローバックモデルから、このようなコッキングガンまで発売してくれる「東京マルイ」には、頭が下がります。

本当にありがとうと言いたいですね。

大阪のショットショーに行くと、必ずマルイのブースが有り、いつも新製品をいじらせてもらっています。

これからも、面白い製品をお願いします。

 

 

 


XP100のアップデート

2025-07-10 12:01:33 | Gun

以前に紹介した「レミントンの拳銃」の、「XP100」ですが、ある所から、処分するエアーガンがあるという事でもらってきました。

これです。

こんな状態ですが、「サンプロジェクト」の「XP100」です。

何で表面がこんなになっているか分からないのですが、機関部や銃身は問題ありませんでした。

色々いじって見たら、アウターバレルがアルミ製と言うのに気がつきました。

我が家の「XP100」は、アウターバレルがプラスチック製で、それなら、交換すれば多少重量感もアップするかと思ったので、早速やって見ました。

まずは分解です。

構造は割と単純ですが、一部分解出来ない仕様のネジが使ってあり、分解が面倒でしたが、何とかバラしました。

各々のアウターバレルですが、

根本の開口部分がちょっと違いますが、取り付けには問題ありません。

アウターバレルの重さですが、プラスチック製の物は、61gでした。

しかし、

ジャンクから外したアウターバレルは、160gでした。

約100g重いので、交換したら、若干でもフロントヘビーな感じになるはずです。

交換には結構手間取りました。

ちょっとづつ寸法の誤差があるようで、組んだら動きが悪くなったり上手くストックに入らなかったり、たかがアウターバレルの交換だけなのに、何でこんなに入りにくくなるのか?という感じで2時間くらい四苦八苦しました。

ネジもギチギチに締め付けると機関部が動かなくなるという現象も起きました。

そんなこんなで、やっと完全に撃てる形になりました。

重量が、

スコープ無しで、1324gで、元は、1220gでしたので、約100g重くなりました。

スコープが付くと、

1650gに成りました。

手に持つと、やはりちょっとだけフロント部分が重く感じます。

プラのバレルの時は、フロント部分が妙に軽かったのが、ちょっといい感じになりました。

そこで、初速と集弾を見てみようと思いました。

まず、初速ですが、1992年に発売されたエアーガンなので、ピストンのゴムが劣化して痩せたのか、本来80mくらいのパワーが出るはずですが、

65m程度しか出ていません。

ピストンのゴムやパッキンを交換すればもう少しパワーが上がると思います。

集弾ですが、

本来、長距離で使うスコープなので、5メートル程度ではフォーカスが合わず、ボケた状態で狙って撃った結果、

こんな状態でした。

ちゃんとしたダットサイトや拳銃用のスコープなら、もっとまとまった状態になるはずです。

手を加えれば、もっとハイスペックになるポテンシャルを持ったエアーガンと思います。

もう33年前のエアーガンですが。

 


コクサイ コルトパイソン ガスリボルバー

2025-07-08 15:05:51 | Gun

今日も30度を超える暑さになっています。

今回のガスリボルバーですが、夏場ならちょっとはパワーが上がるか?と思ったのですが、やはり元の設計がパワーの出ない設計としか言いようが有りません。

まずは外観からですが、

見ての通り、非常に良くできています。

さすが、「リボルバーのコクサイ」と呼ばれただけあります。

コクサイは、以前にカートリッジにガスを注入する方式のガスガンを発売し、これが、銃刀法に違反する構造になっているとのことで、回収騒ぎになりました。

そのせいか、このパイソンのパワーを過剰なまでに制限しているのでは無いでしょうか?

カートリッジを使用するのですが、

こんな形です。

シリンダー内部には、真鍮製の薄いスリーブが入っていて、専用のカートリッジ以外は装填できない構造になっています。

カートリッジの緑色のゴムとカート本体の隙間にシリンダーのスリーブパイプが入り込んでカートが装填できます。

実弾のようなカートは装填できません。

シリンダーと銃身のの接続部分にはゴムのリングが付いていて、スプリングでシリンダーに圧着するような仕掛けになっていて、ガス漏れしにくい構造になっています。

銃身内に真鍮のインナーバレルが有り、スプリングで後方に押し出されるようになっていて、シリンダーに常に圧着する構造になっています。

撃鉄ですが、ちょっと細身の変わった形です。

カートリッジにBB弾を装填すると、

こんな状態で、これをシリンダーに装填すると、

このような状態になります。

緑色のパッキンのすぐ外側が、真鍮製のスリーブパイプです。

この部分がカートリッジの中に差し込まれた状態になって装填されています。

ガスはグリップの底部から注入します。

もう、何十年も使っていなかったので、ガス漏れするかな?と思いましたが、全く問題なく注入出来ました。

そして、弾速を測ってみたら、

40,21mです。

これじゃ〜10禁のエアーガン並みのパワーですね。

最初5メートルから撃ちましたが、弾痕が分かりにくかったので、3メートルから撃ちました。

その結果がこれです。

3メートルとはいえ、結構まとまっている感じです。

リボルバーでカート式でここまで纏まれば上等では無いでしょうか?

もう少しパワーがあればね〜。

S&Wのリボルバーのガスガンもコクサイは発売していましたが、この頃は割とパワーが有りました。

以前、シューティングマッチに1人だけですが、ダットサイト乗せて撃っている人がいましたので。

何でここまでパワーがないのか?

それはこの構造のせいでは無いかと思います。

グリップのを外すとガスタンクが出てきます。

そしてサイドプレートを外すと、

こんな構造で、赤い矢印の部分がガスの通り道です。

ガスタンクから出たガスはサイドプレートの小さな穴に入り、撃鉄側の穴からカートリッジ方向に流されます。

おそらく、このガスルートが狭く、ガスの流量が少ないのだと思います。

ガスタンクの注入バルブを外し、小型のエアータンクから、ちょっと高圧のエアーを入れて見ても、パワーが上がりませんでした。

やはりガスの流れるルートが狭すぎるのだと思います。

これはどうしようも無いですね。

10禁のエアーガンとしてコレクションするしか有りませんね。

幸い、外観はモデルガン並みに良く出来ています。

リアサイトはフル可動します。

フロントサイトにはレッドランプが埋め込まれています。

ピンを抜けば交換も出来ます。

ま〜この銃で、シューティングマッチに出るわけでも無いので、これはこれでいい銃だと思いますので、大切にしまっておこうと思います。

もう手に入らない絶盤モデルですので。