よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

SONY「α7」試写

2015年09月02日 22時45分44秒 | カメラ・写真
今回から2回は、新しく開設したブログの記事を再録で紹介します。

オールド・レンズ(OL)と フイルム・カメラ(FC)を愉しむブログ
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カメラ、レンズに特化したブログですのでよろしくお願いします。



遂に「α7」を入手しました。

マウントアダプターを介せば
古今東西殆ど全てのマウントに対応でき、
35mmフルサイズで撮影できるという、あの「α7」です。
SONY αの前身、ミノルタカメラに敬意を表して
銘板、レンズキャップ、ストラップはMINOLTAのロゴです。


まずは、マウントアダプターを介してオールドレンズで撮影できるように設定します。
メニュー画面左から見ていきましょう。

1.ピント拡大時間を無制限にする。
イメージ 8
液晶モニターや電子ビューファインダーは、ピント合わせをするときに拡大表示ができます。それには時間制限があり一定時間で拡大解除されてしまうのですが、無制限にしておくとピント合わせをする途中で解除されなくなります。

2.レンズなしレリーズを許可する。
イメージ 9
電子接点の無いレンズを装着しても、カメラ側でレンズが無いと認識するのでレリーズできません。オールドレンズで撮影するには不可欠な設定です。

3.APS-Cサイズ撮影を切にする。
イメージ 10
フルサイズで撮影するのが目的なので、当然切にします。この設定はメニューからしかできないようですが、カスタムキーかファンクションから直接呼び出せるようにしてほしいと思います。

4.カスタムキー設定のカスタムボタン1にピント拡大を割り当てるイメージ 11
シャーッターボタンの真横にあるC1ボタンにこの設定を割り当てることによって、撮影時に大きな力を発揮します。

設定はこれでOK!


それでは、往年のレンズ MC ROKKOR-PF 55mm 1.7 を装着してみましょう。

マウントアダプターは中国製の廉価品です。
安価な中国製は造りが粗雑なので、不具合が無いか確認しながらカメラに取り付けます。


無事に装着完了です。


いよいよ試写!
とりあえず、目の前にある外したばかりのレンズを写してみます。

自動露出の撮影モードはA(絞り優先オート)のみ使用可能です。
今回は撮影モードはA、ISOもオートです。

ピント合わせには電子ビューファインダーを使いました。
ドット数が多く、ブロック状の画素が殆ど見えないので
違和感なく覗くことができました。

さらに、シャーッターボタンの真横にある
C1ボタンに割り当てたピント拡大を実行すると
5.9倍の画像を見ながら精密なピント合わせができます。
これが電子ビューファインダーの強みです。

もう一度C1ボタンを押すと11.7倍になりますが
こちらは粒子が粗くイマイチでした。

試写1

絞り8です。


試写2

絞りは開放(1.7)です。
ふんわりとボケています。


今回はここまでです。
次回は古今東西さまざまなマウントのレンズを装着するためのマウントアダプターについてです。


☆最後までご覧いただき有難うございました。以下もお読みください☆
 
カメラの撮影や使い方など、私個人の方法や愉しみ方を記したものであり、メーカー推奨の使用法に合致しない場合が多々あります。
特に社外品のマウントアダプターを装着する時は、細心の注意を払って自己責任で行うようにしてください。社外品のマウントアダプターを使用することで、カメラやレンズが破損しても修理補償の対象外となります。
このブログをご覧になって行ったカメラの使用・撮影などの行為によって生じた損害や被害に関して筆者は一切の責任を負いませんのでご了承ください。


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