よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

どこまでもリンクするジュリーとヤマト(沢田研二LIVE2014三年想いよ@神戸国際)

2014年09月14日 22時38分40秒 | 音楽

以前のブログでジュリーとヤマトの相乗効果で35年以上ファンを続けている云々と書いたことがありましたが
今回も偶然ながら、この二者がリンクした話です。

『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の前売り券第2弾が9/13に発売開始すると知って、
調べてみると神戸国際松竹で販売されるとのこと。

くしくも、9/13は神戸国際会館でジュリーのコンサート!
一石二鳥でヤマトの前売も購入しました。


これは、同じツアーの10月の予告


12/6には同じ場所(こっちの方がだいぶ上の階ですが)でヤマトが!

今回は同じ日、同じ場所でリンクしたわけですね。
しかも、コンサートの大トリは
「ヤマトより愛をこめて」
これには大感激しました。

それにしても、両方好きというのは本当に少数派なんですよ。
ヤマトファンの前でジュリーの話ができる雰囲気ではないですし、
ジュリーファンの前でもヤマトの話ができる雰囲気はないんですね。

少なくともヤマトファンには、生で「ヤマトより愛をこめて」が聴けるので
ジュリーのコンサートに足を運ぶ値打ちがあると思いますが、どうでしょうか?
今回のツアーは11/3までなので、チケット入手できる回もあるかもしれませんよ。



さて、今回のメインはなんと言ってもジュリーのコンサートです。

古いファンに優しくなおかつノリの良い選曲で、大いに盛り上がりました。

シングル売り上げベスト10のうち6曲も選曲されていました。
「勝手にしやがれ」(2位)「危険なふたり」(3位)「憎みきれないろくでなし」(4位)「追憶」(5位)「ダーリング」(8位)「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」(10位)【()は売り上げの順位】

そして、社会派楽曲も多数。
九条、震災、原発。今の日本にとって、そして将来に向けて本当に大事なテーマです。

今回は、60代、40代(私も)、30代、19歳!と親子孫くらいに歳の違う方々と知り合いになり、
本当に楽しいひと時を過ごしました。

この年齢層の広さが、ジュリーの力です。


邪馬台国論争に終止符!!

2014年09月04日 22時51分29秒 | その他

岡本一郎著『数学教師が書いた邪馬台国』(2007年)

古本の中から見つけた自費出版の本。
読んでみると、邪馬台国論争に終止符を打つ内容であった。

著者の岡本さんは神戸市の滝川中学校の教諭だという。
出身は、兵庫県三木市。

邪馬台国論争は『魏志倭人伝』の解釈を発端とする所在地論争である。
有力なのは畿内説と九州説。
その他、国内に限らずあらゆる説が乱立する状況が数百年続いている。

これらの説は『魏志倭人伝』の位置情報に誤りがあるという前提で展開しているのだが、
その方向性を180度転換している。

『魏志倭人伝』の記述に間違いが無いという前提のもと、
書かれた時代、場所、文脈から省略部分を補う、
つまり、行間を読むという手法で読解している。

その説明の理論にも説得力が有り、
読み進むにつれて靄が晴れたような気分になった。

そして、その鋭い読解力で卑弥呼の悲劇的な死因まで推測している。

歴史学的には決定的な証拠が無ければ通用しないのかもしれないが、
岡本さんの説が正しいであろうと確信できる内容であった。

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岡本一郎著『数学教師が書いた邪馬台国』(2007年)