よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

【元祖・大人の食玩】「お金のカード」【お金のチョコ】新紙幣発行篇

2024年08月10日 11時32分29秒 | 貨幣

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『【元祖・大人の食玩】「お金のカード」【お金のチョコ】』

 

12年ぶりの続編です!

 

もうお解りかと思いますが、新紙幣発行に合わわせて、お金のカードもリニューアル。

何と、良心的にも期間限定で追加分の新紙幣3種+レアカードの計4種のみの封入で販売中です。旧デザインとの重複を気にせず、コンプできます!

パッケージは新紙幣3種、2個づつで計6個購入。




結果、北里柴三郎3枚、津田梅子1枚、渋沢栄一1枚。そして、レアカード渋沢栄一のキラキラカード1枚。一発で無事コンプ完了。旧デザインとと合わせて24種になりました。




しかし、メーカーHP を見ると全23種となっています。おそらく福沢諭吉のキラキラカードは廃止されるのでしょう。


以下、一覧(【】は図案)です。

日本銀行券い号10円券 1943(昭和18)【和気清麻呂】
日本銀行券A号1円券 1946(昭和21)【二宮尊徳】
日本銀行券A号5円券 1946(昭和21)【文様】
日本銀行券A号10円券 1946(昭和21)【国会議事堂】
日本銀行券B号50円券 1951(昭和26)【高橋是清】
日本銀行券B号100円券 1953(昭和28)【板垣退助】
日本銀行券B号500円券 1951(昭和26)【岩倉具視(旧図案)】
日本銀行券B号1000円券 1950(昭和25)【聖徳太子】
日本銀行券C号500円券 1969(昭和44)【岩倉具視(新図案)】
日本銀行券C号1000円券 1963(昭和38)【伊藤博文】
日本銀行券C号5000円券 1957(昭和32)【聖徳太子】
日本銀行券C号10000円券 1958(昭和33)【聖徳太子】
日本銀行券D号1000円券 1984(昭和59)【夏目漱石】
日本銀行券D号5000円券 1984(昭和59)【新渡戸稲造】
日本銀行券D号10000円券 1984(昭和59)【福沢諭吉(旧図案)】
日本銀行券D号2000円券 2000(平成12)【守礼門】
日本銀行券E号1000円券 2004(平成16)【野口英世】
日本銀行券E号5000円券 2004(平成16)【樋口一葉】
日本銀行券E号10000円券 2004(平成16)【福沢諭吉(新図案)】
日本銀行券F号1000円券 2024(令和6)【北里柴三郎】
日本銀行券F号5000円券 2024(令和6)【津田梅子】
日本銀行券F号10000円券 2024(令和6)【渋沢栄一】

D号以降2000円札を除きぴったり20年周期で新紙幣が発行されています。


旧五円黄銅貨 “光線入”のバリエーション

2016年03月22日 20時50分04秒 | 貨幣

五十銭黄銅貨の光線入はカタログにも載っており、良く知られています。
反対面のデザインが裏写りしているエラーですね。

似たようなエラーが五円黄銅貨にもあります。
ハトの背中から温泉マークの湯気みたいな光線が湧き上がっているように見えます。


しかし、この五円玉の表を見てみると、議事堂の右側にも何かがひょろりと生えているように見えます。


拡大するとこんな感じです。


実はハト胸と梅の花びらが裏写りしたものです。
背中の光線は議事堂の列柱の裏写りですね。


別の1枚を見てみると、こちらは議事堂中央塔屋がかなりはっきり裏写りしていますね。


更にこちらは、議事堂一階部分の列柱がハトの足元に裏写りしています。


以上、私が気付いた 旧五円黄銅貨 “光線入”のバリエーションです。
他にも色々あるかもしれませんので、興味のある方は手持ちの 旧五円黄銅貨を観察されてみてはどうでしょうか。


古銭の形のビスケット「エースコイン」(昭和30年発売)全種写真

2015年11月06日 19時37分41秒 | 貨幣

以前『【元祖・大人の食玩】「お金のカード」【お金のチョコ】』という記事を書きましたが
貨幣収集家にとって忘れてはならないお菓子がもう一つありますね。

そう「エースコイン」です。
発売60周年を迎えて、2015年9月7日(月)よりパッケージをリニューアルしています。

接写用のリングストロボを手に入れたのを機に
今回はその全種接写写真を一挙掲載します。 


富本(七世紀後半)


和同開珎(708年)


万年通宝(760年)


神功開宝(765年)


隆平永宝(796年)


富寿神宝(818年)


永和昌宝(835年)


太平通宝(976年)


洪武通宝(1368年)


永楽通宝(1408年)


元和通宝(1617年)


寛永通宝(1636年)


元豊通宝(1659年)


仙台通宝(1784年)


天保通宝(1835年)


天保五両判金(1837年)


削頭千(1866年)


新二十円金貨(1897年)


桐一銭青銅貨(1916年)


十銭アルミニウム青銅貨(1938年)


こうやって並べてみたら、やっぱりただのビスケットですね。
たとえば、皇朝十二銭は全部揃うとか集めて揃える楽しみがあればより良いのですが
金種選択に確固たるポリシーは感じられません。
戦後の紙幣がほぼ揃う、お金のチョコのお金のカード程にはマニア心をくすぐりません。

(カメラ:PENTAX K100D)


【元祖・大人の食玩】「お金のカード」【お金のチョコ】

2012年12月19日 22時42分05秒 | 貨幣

お金のチョコレートのカード、遂にコンプ!
実物を複写して印刷したカードです。

元々、子供のごっこ用おもちゃだったと思うのですが
いつの間にかマニアックな旧紙幣の種類が増えたように思います。

マニア心をくすぐるアイテムです。

全20種勢揃


戦前~昭和20年代


昭和30年代~2000(平成12)年。ここからは私も使いました。


そして、現在。


かなりマニアックな金種までカード化されています。

以下、一覧(【】は図案)です。
日本銀行券い号10円券 1943(昭和18)【和気清麻呂】
日本銀行券A号1円券 1946(昭和21)【二宮尊徳】
日本銀行券A号5円券 1946(昭和21)【文様】
日本銀行券A号10円券 1946(昭和21)【国会議事堂】
日本銀行券B号50円券 1951(昭和26)【高橋是清】
日本銀行券B号100円券 1953(昭和28)【板垣退助】
日本銀行券B号500円券 1951(昭和26)【岩倉具視(旧図案)】
日本銀行券B号1000円券 1950(昭和25)【聖徳太子】
日本銀行券C号500円券 1969(昭和44)【岩倉具視(新図案)】
日本銀行券C号1000円券 1963(昭和38)【伊藤博文】
日本銀行券C号5000円券 1957(昭和32)【聖徳太子】
日本銀行券C号10000円券 1958(昭和33)【聖徳太子】
日本銀行券D号1000円券 1984(昭和59)【夏目漱石】
日本銀行券D号5000円券 1984(昭和59)【新渡戸稲造】
日本銀行券D号10000円券 1984(昭和59)【福沢諭吉(旧図案)】
日本銀行券D号2000円券 2000(平成12)【守礼門】
日本銀行券E号1000円券 2004(平成16)【野口英世】
日本銀行券E号5000円券 2004(平成16)【樋口一葉】
日本銀行券E号10000円券 2004(平成16)【福沢諭吉(新図案)】
右下のホログラム壱万円はレアカード。

以前は計15種だったと思うのですが
1.ホログラム壱万円(レアカード)
2.日本銀行券A号1円券 1946(昭和21)【二宮尊徳】
3.日本銀行券A号5円券 1946(昭和21)【文様】
4.日本銀行券A号10円券 1946(昭和21)【国会議事堂】
5.日本銀行券B号1000円券 1950(昭和25)【聖徳太子】
が追加になったように思います。
この5種類の入率が低いので、コンプするまでに重複が増殖してしまいました。


天保通寶 本座銭長郭 十字刻印?

2011年11月19日 16時08分34秒 | 貨幣

さて、前回述べた通り古銭収集が一番長い趣味なのですが、いかんせん多趣味につき古銭に対して金銭を多く割くわけには参りません。

そんなことで、雑銭の中から面白い珍品(かもしれないモノ)を見つける術に長けてきます。

今回紹介するのは「天保通宝 本座銭長郭」の裏面、右縁に十字刻印が見受けられるモノ。




天保通宝の刻印は側面左右に桐刻印がありますが、このような刻印は聞いたことがありません。
小判などの金銀貨には、両替商が刻印を打つことがあるのですが、天保通宝に両替商の刻印があるとも思えず素性が分かりません。

文献やネットで同じような物も見付けられず、新発見の珍品だと勝手に思い込んで楽しんでいます。

誰か、お分かりになる方おられませんか?