雲が若干多めながら、久しぶりにダルマ狙いで海へ・・
こんな不思議な感じの雲が出ていましたが・・
日没時、太陽周りの雲は抜けて・・
だるま夕陽に照らされる雲
綺麗な夕焼けになりそうだ
雲が多めだからこそ夕焼けが綺麗
工場に灯がともった
もう寒い季節なので、ここで切り上げて帰宅した
カメラ:PENTAX K-30/Nikon D600
レンズ:TAMRON SP 500mm f8/SIGMA ZOOM 28-80mm f3.5-5.6 MACRO ほか
撮影地:兵庫県姫路市網干沖
12/13、再び神戸国際松竹のスクリーン4。
今回も朝一の回。
小さなスクリーンなので前から3番目の中央をとった。
これで、音も良く聞き取れると思う。
客の入りはせいぜい2割程度。
先週の映画ランキングは初登場7位と、
スクリーン数が少ないながら健闘したが、
興業的に厳しいのではないかと心配になった。
前のブログ内容の再検証と新たに思ったことを書いてみようと思う。
ネタバレOKの方は下へスクロールしてご覧ください。
・蓄音機の音とSP盤のジャケットは、やはりおかしかった。
しかし、今回の映画で
私の好きなレコード盤やクラシカルな建築が登場したことを
素直に喜ぶことにしよう。
以前のブログで書いたように、自分の好きなモノ同士がリンクし合うことがよくある。
・音楽について気になったこと
1.白色彗星のテーマとデスラーのテーマの掛け合いになっているように聴こえた曲は、サーベラーが初登場したシーンに使われた曲で『2』23話に使用されたBGM「M-10(4)」のリメイクのようだ。
曲の最後にデスラーのテーマから派生したと思われるメロディーラインがあり、2つの曲をつなげる手法で彗星帝国とデスラーの関係や心情を表現するために作られた曲だと思う。
宮川泰先生の曲は、よく注意しないと別のモチーフが隠れていることがある。
2.謎の惑星が正体を現したところの「テレサ・愛のテーマ」に酷似した曲。
テレサのテーマにインスパイアされた可能性は否定できないが、メロディーは違った。
彬良さんによる新曲と考えて良いだろう。
3.新曲だけでなく、おなじみのBGMも録り直しているようで、アレンジや演奏が良くなっているように聴こえたのは以下の曲。
「ブラックタイガー」「大河ヤマトのテーマ」「夕陽に眠るヤマト」「元祖ヤマトのテーマ」「ヤマト渦中へ」
中でも特に「ブラックタイガー」が格段の差で良くなっているように聴こえたのだが、これは、『さらば』のときに再録されたヴァージョン「M-14(2)」の再現だからだ。
『2』『III』で一度づつ使用された、アップテンポで力強いヴァージョンである。
「夕陽に眠るヤマト」も『2』で使用された「ヤマト起つ!!」のアレンジの再現になっている。
これらの曲は、映画の画像に合わせてアレンジ・演奏されているようで、フルコーラスになっていない。
サントラで音楽として聴くときに満足できるだろうか?
かつてのようにサントラ盤用のフルコーラス演奏は用意されているのだろうか?
サントラ盤CDは2枚組なので両ヴァージョン収録という淡い期待を抱きながら来年2/25を待つとしよう。
4.ラストの「新銀河誕生」は、やはりここで使ってはいけないと思った。
チャカポンギターの入ったアレンジはなかなか良かったが、彬良さんの新曲が欲しかった。
5・彬良さんの新曲と思われる曲を2つ。ヤマトが謎の惑星の古代遺跡のような構造物にたどり着いたときの曲と桐生が床面の文字に気付いたときの曲は秀逸だった。
6.歴代ヤマト映画の主題歌には歌唱力のある人が選ばれていた。
沢田研二、布施明、岩崎宏美、八神純子、など。
今回の主題歌「Great Harmony ~for yamato2199」には平原綾香。
この人の歌唱力も確かで、ヤマトのスケールにぴったりな人選だと思った。
偶然なのか、そういう人脈ゆえか「名匠 宮川組」のサックス奏者、平原まことは実父である。
この曲のエンドが「大志」になっているのが、なんとなく2199のすべてを物語っているような気がした。
・『星巡る方舟』は、大作並みの過剰な期待をせず、外伝あるいはサイドストーリーと思って観賞したほうがいいかもしれない。それでも2199で一番大事なテーマ「異星人と判りあう」ことを具現化した重要な作品であり、2199の真の結末というにふさわしい。
いよいよ、ヤマト新作映画初日!
今回も、初日第1回目の上映で鑑賞。
神戸国際松竹のスクリーン4。145席と小さめのところ。
ブログには書かなかったけど梅田で見た『追憶の航海』はもっと大い画面だった。
客の入りは9割程度で男女比9対1くらい。
関東より更に女子が少ないように感じる。
子供は気付いた範囲で1人だけ。
『復活篇』では比較的子供が多く、次世代への継承を期待していたが
2199は子供の受けはあんまり良くないようだ。
宮崎アニメのような親子で楽しめる作品をヤマトに求めていた私は
この点に限れば『復活篇』の方に軍配を上げたい。
では、本編の個人的感想や気になったことを書きますので、ネタバレOKの方は下へスクロールしてご覧ください。
・冒頭、古代シュメール粘土板の記述がクレジットされた。
神話と関連があるというのは『完結編』や『2520』を思わせる。
ある意味、西崎さんのヤマトを受け継いでいると感じた。
・最初に登場するのは斉藤始ら空間騎兵隊。
今回の本編とは関係ないキャラだが、
ここで登場するからには次回作があるんじゃないかと思わせる。
そして地球を発進したヤマトが登場してオープニングタイトルへ。
・葉加瀬太郎のバイオリンによるオープニングテーマで
イスカンダルへの航海をダイジェストで見せてから今回の本編へ入っていく。
この編曲には賛否あるかもしれないが、流石は一流のプレーヤーによる演奏だと思った。
・今回、一番気になったのは沖田が聴いていた蓄音機の再生音が綺麗過ぎたことだ。
針音ノイズを入れるという凝りようだが、鉄針で再生する蓄音機で、あんなに綺麗な音質で再生できない。
更に再生していた盤は、ジャケットやレーベル面から判断すると、SP盤ではなくLP盤のように見えた。
ジャケットやレーベルまで判別できるほどの細かい作画がリアリティを損なっている。
そもそも200年も未来の話に、現代か過去に存在する事象を登場させると、
現代劇か昔話のように見えるので賛成できない。
しかも、見聞きしたことがある物だけに、間違いがあるとすぐに分かってしまう。
CDともレコードとも分からない「何か」で音楽を再生するくらいの方が
リアルに200年先の未来を感じることが出来ると思う。
本筋とは関係ないことだが、くだらないことでリアリティを損なわないでほしい。
・謎の惑星の正体について
謎の惑星で戦艦大和が現れるのは、惑星ファンタムだからではないのか?
予告編でテレザート上陸作戦のテーマを使っていたので、テレサが登場するのではないか?
など考えていたが、どちらでもない。
惑星ジレルの聖地であるアケーリアスの遺跡だった。
アケーリアス=アクエリアスではないかと思っていたが、どうやらその通りのようだ。
このあたりの詳しい内容は是非とも映画館でどうぞ!
・ガミラスとの共同戦線は『新たなる』を意識しているように思う。
赤い戦闘空母と三段空母を見ると、そう思う方は多いだろう。
・音楽について気になったこと
1.白色彗星のテーマとデスラーのテーマの掛け合いになっている?ように聴こえたところがあったのだが・・
宮川泰先生がよくやっていた2つの曲をつなげる手法だが、 デスラーが登場しない所ではありえない。
もう一度映画を鑑賞して確認しようと思う。
2.謎の惑星が正体を表したところの曲が「テレサ・愛のテーマ」に酷似していた。
ここでこの曲はいただけない。どうせなら、「神秘の星アクエリアス」あたりを使ってほしかった。
この曲も、もう一度映画を鑑賞して確認しようと思う。
3.新曲だけでなく、おなじみのBGMも録り直しているようで、アレンジや演奏が良くなっているように聞こえた。
サントラ盤が来年2/25に発売されるので、ちゃんと聴き比べてみようと思う。1.2.の曲も収録されるだろうから、検証してみたい。
4.ラストの「新銀河誕生」は、ここで使ってはいけないと思う。
雰囲気的にはよくマッチしていたが、完全新作映画なんだから彬良さんの新曲を当ててほしかった。
・『星巡る方舟』は、『永遠に』に対する『新たなる』のように、
次回作『宇宙戦艦ヤマト 2201』(まだ製作決定していません)への橋渡し的な作品と見えた。
・今回ガミラスとの共同戦線をやり、「新銀河誕生」を使ったということは、
2199の続編として『新たなる』と『永遠に』をリメイクするつもりは無いなと思った。
個人的には、この2作は無くていいので『III』はやってほしいと切に願う。
・一番感動した(というよりほっとした)のは、最後にバーガーが助かっていたこと。
この一点が映画の後味を良くしていると思う。
私は、見終わって沈んだ気持ちでは帰宅したくないので
映画はハッピーエンドであるべきだ、と思っている。
以上、超個人的な感想や思いで失礼いたしました。
ジャンク品のYashica-Autoを購入。旧型のYashicaflex Cを持っているのでヤシカは2台目だ。
外観の状態はあまり良くなかったが、
1.シャッターが全速度生きていた
2.レンズにカビが無かった
3.フードが付いていた
ことが購入の決め手となった。
レンズは80mm3枚玉のヤシノンで、4枚玉だったYashica-Matの廉価版普及機らしい。
ちなみに Yashicaflex Cは3枚玉のヤシコールだったので似たような描写だろうと思う。
以下、試写画像
1. 三の丸広場からり見た姫路城
二眼レフのフォーマットは正方形で構図に無駄が多くなるが、上下の余裕があり、水平にカメラを構えて建築撮影するにはもってこいかもしれない。
トリミングすればこの通り、アオリ撮影したかのような写真になった。
2. 50m道路から見た姫路城
上下に広い分、左上いっぱいまでビルを入れることにより、広角レンズ並みに遠近感を強調できた。
3. 街角のブロンズ像
絞り開放で撮影。古いレンズはふんわりとボケるが、同心円状に流れた感じになる物が多い。好き嫌いはあろうが、これが現代のレンズには無い「味」である。
4. 大手前公園から見た姫路城
正方形ならではの構図で、空の高さ・広がりが表現できたと思う。ちょっと変わった構図で撮影できるので面白い。
平成の修理が完了したばかりの姫路城大天守が真っ白に輝いている。
このように、フォーマットが正方形であるがゆえに二眼レフの撮影には違った楽しみがある。
カメラを首から下げて、おなかの少し上にあるファインダーを上から覗くという独特な視点も新鮮であり、そこから創りだされる画像にも趣きがある。
ただし、ペンタプリズムのないファインダー画像は上下が正像ながら左右は逆像にねじれているので、撮影には慣れが必要だ。
撮影者がカメラに合わさねばならないが、その分趣味としての楽しみは増加する。