よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

旧五円黄銅貨 “光線入”のバリエーション

2016年03月22日 20時50分04秒 | 貨幣

五十銭黄銅貨の光線入はカタログにも載っており、良く知られています。
反対面のデザインが裏写りしているエラーですね。

似たようなエラーが五円黄銅貨にもあります。
ハトの背中から温泉マークの湯気みたいな光線が湧き上がっているように見えます。


しかし、この五円玉の表を見てみると、議事堂の右側にも何かがひょろりと生えているように見えます。


拡大するとこんな感じです。


実はハト胸と梅の花びらが裏写りしたものです。
背中の光線は議事堂の列柱の裏写りですね。


別の1枚を見てみると、こちらは議事堂中央塔屋がかなりはっきり裏写りしていますね。


更にこちらは、議事堂一階部分の列柱がハトの足元に裏写りしています。


以上、私が気付いた 旧五円黄銅貨 “光線入”のバリエーションです。
他にも色々あるかもしれませんので、興味のある方は手持ちの 旧五円黄銅貨を観察されてみてはどうでしょうか。