黒猫のつぶやき

法科大学院問題やその他の法律問題,資格,時事問題などについて日々つぶやいています。かなりの辛口ブログです。

今年のヤクルトは、一体どうしたの・・・?

2010-05-25 20:30:19 | プロ野球
 最近、司法関係ではそれほど大きな動きはありません。
 法曹養成問題について書こうにも、法務省のワーキンググループが具体的にどのような方向性で動いているのか、現在公表されている資料だけでは全くといってよいほど分かりませんし、民法改正問題について書こうにも、やはりその改正の方向性については、現段階で明確なものは示されていません(『民法(債権法)改正の基本方針』という本は出版されていますが、少なくとも建前上、法制審議会の議論では『基本方針』は前提としないものとされているそうです)。
 そんな訳で、今回は久し振りに気分を換えて、プロ野球の話題について触れることにします。

 ・・・と思ったのですが、黒猫の応援している東京ヤクルトスワローズは、現在ダントツの最下位です。黒猫が退院して久し振りにインターネットの記事を見たとき、その成績のひどさに唖然としてしまいました。
 5月24日現在で、チームは13勝31敗。現在8連敗中で、特に5月22日の試合はロッテ相手に4対20と、プロ野球の試合とは思えないほどひどい点差で敗戦を喫しています。
 とりあえず、選手の個人成績から敗因を分析してみましょう。
 まず投手成績の方は、意外とまともです。ルーキーの中澤投手が先発ローテーションでそれなりに健闘していますし(22日のロッテ戦では10失点を喫して敗戦投手になりましたが、それを含めても防御率3.10なら、充分戦力になっていると言ってよいでしょう)。その他、先発陣では村中、館山、石川の各選手がそれなりの防御率を残しており、セットアッパーの松岡とクローザーの林昌勇はともに防御率1点台ですから、低迷の責任を投手陣の責めに帰するのは適切ではないでしょう。
 となると、やはり問題は打撃陣でしょう。石川投手が、ここまで防御率4.02と、まあ良いとは言えないがそれなりの成績を残しているにもかかわらず、ここまで0勝6敗というのは、やはり打線の援護がないということに尽きます。
 各選手の打撃成績を見てみると、まともな成績を残しているのは青木と田中浩康くらい。デントナ、ガイエルの両外国人は、ホームランこそ打っているものの打率はそれぞれ.225、.201と低迷。
 そして、宮本選手の打率.234って何? 去年までは安定して3割近い打率を残していたのに・・・。
 その他の選手については、もう名前を挙げる気すら起こりません。全体としてこれほどの貧打では、まあ勝てるはずもないでしょう。そもそもヤクルトの打線は、去年3位だったのをよいことに、今年ろくな補強を行っていません(阪神からFAで藤本を入れたのは、補強とは言えないでしょう)。そして宮本、ガイエルなどの主力選手が高齢化しており、それに代わるような選手も育っていないという状況では、主力選手が不調になった途端にチームが崩壊するのも、やむを得ないことかもしれません。
 記事によると、この低迷状態を打破するため、打撃アドバイザーに伊勢孝夫氏(90年代の黄金時代を打撃コーチとして支えた人)が就任し、青木選手が早速弟子入りを志願したほか、アメリカの大リーグ・アストロズを退団した松井稼頭央選手の獲得を目指しているそうですが、元大リーグの選手だからって、そう期待していいんですかね。
 ちなみに、マリナーズから今年阪神に移籍した城島選手は、今のところ打率.259ですよ。去年ロッテに移籍した井口選手は、今年はそれなりに頑張っているみたいですけど。
 高田監督は今のところ続投させる方針のようですが、やはり全体的に見て一番の敗因は、高田監督の采配というよりは、去年の成績にかまけて積極的な補強を怠ったフロントにあると言った方がいいでしょう。成績から見てまあ補強しなくてもよいと言えるのが、センター(青木)、セカンド(田中)とキャッチャー(相川)だけというのは、どう見ても異常です。
 愚痴ばかり書いても仕方ないので今回はこのくらいにしておきますが、最近打撃面で、ヤクルトの若い選手がいまいち伸びてこないのは、どうにかならないものですかね。

18 コメント

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Unknown (代打名無し)
2010-05-25 22:56:53
補強とか何とかより
延々新旧切り替えを先延ばしして
野村・若松時代の選手が衰えるのに任せてきた
ツケを今払っているのでしょう
投手はある程度勝手に切り替わってくれるけど
野手は指揮官の決断次第ですからね
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Unknown (中堅会計士)
2010-05-26 12:56:04
我々の業界において、新しい会計システムとして四半期レビュー(企業の財務諸表、経営状態が適正になっているか監査する)が導入されて会計業界も風通しが良くなると期待されたがいまはそれ程でもなくなった。先日の報道で公認会計士の粉飾決算が明らかとなり、顧問先企業とグルになっていたとのことだ。取れば一生安泰と持ち上げられた弁護士や会計士などの資格ブームも曲がり角を向かえているのではないでしょうか。

強引な司法インフラの整備や法曹人口増員にしろ、政府の付回しで、結局は失敗でした。会計士も同じです。憧れの職業ランキングでベスト3で、医師、弁護士、公認会計士の名が上がったが笑止千万です。仕事も違うのに、比べる事態が異常なカルト的発想です。多くが資格学校やマスコミが煽り、営利行為に目を向けさせるためだからで、滑稽な発想で退廃的である。

不正を働く人間が無くならない以上、数を増やしても相対的比率でしかなく、同じ牌を奪い合うおぞましい過当競争を強いられる結果にしかならず、国民経済の目から見ても尋常ではないでしょう。

聞けば、法務省なる「左翼の巣窟」役所がこれから日本社会をどう実行支配するか私案の最中かも知れんが、選択的夫婦別姓、人権擁護法案や永住外国人地方参政権付与法案など、日本を壊す法案を目白押しに政府委員が中心になって国会に出し、偽装リベラルを装い先陣を走る病理現象を醸している。

司法制度改革も会計士制度も米国の圧力に屈した主従関係で無理やり作られた制度であり、全く本末転倒な事態になった。国民は国やマスコミに声を上げ、尻を叩く時代でもあるはずだ。誰が得して誰が損するのでしょう。
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Unknown (ところで・・・)
2010-05-29 14:11:40
迷走してきた民主党の普天間移設ですが、沖縄の反発はやはり凄まじいものでした。

が、これを機に、どうやらアメリカの民主党政権は、日本の民主党をバックアップをしていくそうです。

本当は、社民党はもっとアメリカの民主党政権とコミュニケーションをとるべきだったのかもしれませんね・・・
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Unknown (Unknown)
2010-05-29 16:57:45
つーか、現行案と同じV字ではまずいだろ。もっと負担の少ないものに、政府は米政権と粘りづよい交渉を。
アメリカの民主党は共和党とは違う。日本の民主党にとっては、信頼関係を築きやすい相手のはず。
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Unknown (Unknown)
2010-05-29 19:20:04
6月はむしろ民主党内の内部問題だよね。

こればかりは民主党の人が決めること。
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Unknown (Unknown)
2010-05-29 19:21:42
日本の民主党の人が、いろいろ決めたらいい。
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Unknown (Unknown)
2010-05-29 19:27:03
首相の座とか、幹事長の座をどうする、とかは、日本の民主党の人が決めること。
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Unknown (Unknown)
2010-05-29 23:29:23
首相の続投という選択肢もありだと思うがな
まあ、いろいろだろう
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Unknown (Unknown)
2010-05-30 01:55:46
まあ、亀井さんや小沢さんや渡辺さんがそのあたりのことを決めるんだろ。

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S.O.S. (安 淳徳)
2010-05-30 16:50:52
記事と関係ない事で申し訳ございませんが、
長年政治界、法曹界、警察、役所、金融、郵政、教育、医療、マスメディア、地域、市民団体、通信機関などで一部の人達がネットワークを構築して組織的にあらゆる不正・悪行を行い、その被害にあってます。
沢山の議員、弁護士、探偵事務所、警察、マスメディアなどへ情報提供、訴えても逃げてばかりで・・・

1.でっち上げで裁判所で偽裁判官が法を悪用し判決した件で、
千葉地裁民事第4部、鈴木 千恵子裁判官(20代女性)になってます。

2.保護命令(もちろんでっち上げですが)の判決を受けた人に対しては調停なしで離婚裁判請求ができるのでしょうか?調停前置主義の違背である弁護士に相談したら、保護命令を受けてる人に対しては調停なしで裁判を起こせる事になっていると聞かされ、色々調べたがそのような事を見つからず・・・

保護命令は2008年5月から10月までで、1回で終わり、2009年6月に離婚裁判を申し立てられ(調停前置主義違背、速達違背、管轄地違背で行ってる)2010年4月に弁護士に相談。

色々お手数をかけて申し訳ございませんが、
ご存知でしたらよろしくお願いいたします。
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