ケンコーの「ミラーレンズ 500mm F6.3 DX」というレンズ
。
500mmだから35mm判換算で800mmの超望遠レンズ
でも、本物の太くて長い交換レンズに比べメチャメチャ安い
。
30分の1の価格といったところか
。
自分にはちょうど釣り合いが取れている
。
こんなに小さいのに500mm望遠というのが3月に購入した時の最初の感想
。
なんせオートフォーカスではない
。
絞りもない
。
ミラーレンズというのは反射光学系を組み込んだレンズで、
天体望遠鏡に詳しい方には「カセグレイン系」と言えば、ピンとくるでしょう
。
屈折望遠鏡と反射望遠鏡を合わせたようなレンズ
。
天体を主に撮っているがこの頃もう少し倍率が欲しくなる
。
そこで2倍テレコンバーターを購入
。
2倍テレコンは現在あるミラーレンズの前にねじ込む
。
今までも使ってはいたがもの凄く難しいレンズ
。
手動でピントを合わせるが、超望遠のためピントが合う幅(被写界深度)がおそろしく狭い
。
しかも、ピントリングの動く角度がわずか
。
リングをほんの少し回しても、ピントが大きくずれる
。
それに2倍テレコン
。
余計に難しくなるだろうと予想していた
。
そのテレコンを付けて早速試し撮りをして見る
。
目標は自宅東側より見える風景。
目標物は上諏訪電電公社の電波塔
。
家から直線で5.1km
。
まず比較の為に100mmの望遠レンズで撮る
。
500mm望遠レンズを使うと電波塔はそれなりに大きく写る
。
『マッ、素人目なら甘ピンだけどいいか』っていう感じ
。
さて、2倍テレコンを付ける
。
2倍テレコンという事は1000mm(35mm換算で1600mm)
ファインダーを覗く
。
オッ
大きく見える
さぁて
ピンを合わせなくっちゃ
ホンの1mmも動かすとピンがずれる
。
こんなとこでマッ
いいか
。
妥協も早い
。
だからいつも甘ピンの写真ばかり
。