山猿

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嫉妬

2006-12-10 18:45:44 | 日記・エッセイ・コラム

その山の、彼の知らない部分を片方の人が詳しく知っていたり、これから試みてみようと思っているルートをさきに登られたりすると、その愛は嫉妬に変わる。それはむしろ滑稽なほど露骨である。
まして、その愛する山へ、ケーブルカーが架けられ、自動車道路がつけられたりすると、観光事業家が、極悪人のようにおもわれる。そしてあいするものの命が絶たれ、しばられていくのを見る思いさえする。(孫一曰く)