秋日和

金木犀の香りが少し薄らいできました。

変わりに、杜鵑草が咲きかけました。

秋本番です。

今日は天高しとはいきませんが。

暑くて、身体も疲れます。



　　　　　　急カーブ　物ともせずに　鬼やんま

季語 「花野」

この頃になると思い出すのが、学校の近くにあった「下山」「しもやま」と呼んでいた。

小高い山のすそ野で、

萩。桔梗、女郎花、吾亦紅、等秋の七草が豊富に咲いていた。

自然に出来た程よい広場があり、

ドッジボール、鬼ごっこなどをして思いっきり遊んでいた。

小学生の時のことである。

四時間目になると、時々先生が「さあ！、今から下山へ行こう」と連れて行ってくれました。

女の先生でした。


楽しかったなぁ～。


頭から足先まで。草まみれになって帰りました。



あの時の吾亦紅、桔梗、女郎花、そしてみんなの楽しそうな顔、優しい先生のお顔、

忘れません。




以前にもこの事を書いた様な気がする。




　　　　　　　　　　四時間目は　花野に集合　少年期




今でも、吾亦紅、桔梗を見るとドキドキする・・・

夜のウオーキング

ウオーキング続いています。

３０分程ですが、難なく歩けるようになりました。

まだ足先のしびれはとれませんが、歩くのには支障がありません。

体重も元に戻りつつあります。

市の高齢者の健康診査受診のため、いま体調を整えています。

卵をひかえ（コレステロールが少し高めのため）、腹８分目。

あと一週間程すれば検査に行こうと思っています。


今のところ、薬は何も飲んでいません。

血圧だけが微妙に気になりますが・・・


何となく、長生き出来そうです（笑）



　　　　　　

キンモクセイ

　　　　　　　金木犀　香りのダイヤ　散りばめて


俳句を習い始めて最初に作った句です。

４０歳代でした。

素晴らしい先生にお出会いをして、句会に参加し始めた時でした。

この句が私の中では強烈な思い出で、その後木犀の新鮮な句は作れません。


余程の時でないと宝石類は一切身に着けない私ですが

こんな宝石が有れば魅力的なのですが・・・


一年程で、私の都合で、その句会をやめてしまい、

６６歳頃から、今の句会に参加させて貰っています。

其れから７年・・・



　　　　　　　死ぬるなら　この季がよろし　金木犀


とほほ　です・・・

金木犀

昨日の朝から、金木犀の香りが微かに・・・

夕方には、はっきりと香ってきました。

今朝は、お部屋中木犀の香りです。

杜鵑草が咲きかけました。　真っ白のシュウメイギク、真っ赤な水引草・・・・・

狭い庭ですが、大好きな花で充実しています。


句材はいっぱいありますが、一句も浮かばず。

句を作るのにも体調がよくないとね。　　これ言い訳・・・


来月の宿題の句は、なんとか５句つくれましたが・・・　　　ブログの句は一応投句出来ません。




　　　　　　　　金木犀　一片の香の　凄さかな

萩の寺

　　　　　　　　　萩寺に　萩のトンネル　二つ三つ



東光院の寺、街中の小さいお寺ですが境内は萩ばかりです。



　　　　　　　　　白萩に　護られそびゆ　子規の句碑






　　　　　　　　　ほろほろと　石にこぼれぬ　萩の露　　　　　　子規


　　　　　　　



　　　　　


萩の枝に句の短冊があちこちに・・・・私には到底詠めない句ばかりです。


暑い一日でした。

道の駅

　　　　　　　　　道の駅に　立ち寄りてをり　秋の蝶



昨日は野菜とお米を買いに道の駅へ。

胡瓜、ほうれん草など、相変わらず高いです。

新米はまだでした。

お彼岸のせいか、お花を買う人が多かったです。


店先の大きいバケツにコスモスがドカ～ンと。

秋の蝶が舞い込んでいます。




道中は秋一色でした。



　　　　　　　　　石地蔵に　ちょっかい出しをり　赤とんぼ



赤トンボの動きって可愛いですね。

今朝の月

　　　　　　　午前五時　亡母の爪の　やうな月


あの真ん丸の月が・・・

しかし、輝きは凄い。



ドキッとした。


叱咤激励されているような・・・

蓑虫

　　　　　　　　蓑虫や　ここは住みよき　丹波山



蓑虫を見ると、風に吹かれてじっと垂れ下がっているだけ、

何処にいるのか分かるのか？　何か見えるのか？、何か聞こえるのか？




此処はね、丹波山なんだよ。

安心しておくれ・・・




丹波にて

秋刀魚

　　　　　　　　　幸せの　方程式や　秋刀魚焼く


秋刀魚を焼く・・・なんか気持ちが落ち着いて、安らかな時。

焼き立てに、おろし大根をじゅじゅとたっぷり！