特捜戦隊ママレンジャー(紗和30)

久々の娘紗和の近況をご報告します。
近頃は聞き分けもよくとっても賢い3歳児。

午後、近所の国際展示場ホールにやってきた「特捜戦隊デカレンジャー」のショーを無料ということで見に行った。ショー開始時間より少し遅く到着したためすでにステージ前には人だかり。わが子を肩車したお父さん達が人垣を作っていた。私も負けじと娘を肩車した。
どうやら娘にはデカレンジャーが見えているらしい。しばらくすると戦闘シーンになりテーマソングが流れた。すると、娘は肩車をしているのを忘れたらしく激しく踊り始めた。娘を何度も落としそうになる。私の肩は次第に娘の体重を持ちこたえられなくなってきていた。
「早くデカレンジャーサンたち敵をやっつけて帰ってくれ~」と何度も思いながら耐え忍んだ。

ようやく終わり、会場のちびっ子達とデカレンジャーの握手会。娘も喜んで列に並んだ。ながいながい順番待ちがおわりようやくデカレンジャーとの握手の瞬間。小さな娘のためにしゃがみこんでくれたデカレンジャーの顔を見て、驚いて逃げ出してしまった。

重たい両肩に娘を再び乗せて会場を後にすると、「ちょっと降ろして!」と、娘が言う。下に降ろすと「私、デカレンジャーまだ握手していないから~!」っと言い終わらないうちに私に背を向けて会場へ向かって走り出してしまった。
私は会場を後にする人波をかき分けて再び会場へ走る娘を追いかけた。

娘には楽しい一日。でも母にとっては疲れる一日。
帰りに立ち寄った本屋で勝手にデカレンジャーの本を持ってレジに並ぶ娘にもはや怒る気力もなくしてまんまと本を買わされてしまった。娘は怪獣よりも恐ろしい存在だ。
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