510kabanの良質ブログ

毎日楽しく考えよう!
仕事、子育て、趣味の話とか、いろいろ。

検品・梱包・出荷

2006-04-29 15:15:24 | カバン台帳
火事だ!火事だ!吉原炎上だ!
 出火じゃなくて、出荷です。でもそれくらいテンション高いです。
 今日の午後、黒猫の取次ぎ所に行ってダンボール一箱分のカバンを出荷して来ました。
 OL時代に求人広告の営業をしていましたが、そのときもよく「検品・梱包・出荷」の職種を募集している工場がありました。物相手の仕事だし気を使わなくて良さそう程度に思っていた私は愚かでした。一生懸命作ったものをやっと出荷できるって時に、その程度の気持ちだとせっかく作ったものが汚れたり、壊れたりしてしまうでしょう。詰め込むのは物ではなくて、何でしょうか、うまくたとえることが出来ないけど、ただものではない物なのだ。
 さて、後は本番を待つのみとなりました。私がお世話になっている元雑貨屋オーナーのcheval bleuさんは、このイベントのためにフライヤー(イベント案内のポストカード)を1500枚も刷ったそうです。平日は銀行で働きながら、週末は大阪市内の様々な雑貨屋にフライヤーを置きに行かれている、激熱の彼女です。ご来店の際は彼女とのトークも楽しみですよ。
 ちなみに私は、最終日の5月7日、上の子と中の子を妹の協力を得て連れて行く予定です。そこまでしても行きますよ。下の子は実家に預ける手配をしました。行ってすぐ帰る人気パーソナリティーみたいなスケジュールになるでしょうが。

二つの袋

2006-04-28 15:57:57 | カバン台帳
 結婚式の定番のご祝辞。
 「えっー、人生には3つのおふくろがあります。ひとつ目は胃袋、二つ目は堪忍袋、3つ目はおふくろです。」
 これ、ドランクドラゴンのネタ。ストレス溜まったときは見るといいよ。育児ノイローゼなりかけのとき、出歩けないし、友達はいないし、仕方ないからレンタルDVDのお笑いに慰めてもらったもんだ。
 人生に3つの袋があることは分かったけど、私には2つの袋があるなと思うのです。ひとつ目はストレスの溜まる袋、ふたつ目はミシンする袋。その二つがバランスととりつつ、私は生きてると思うのです。
 ゴールデンウィークの出品するカバンの梱包が終わりました。2月から企画して布との出会いがあり、ほぼ毎日縫い続けて、といっても3人子供いるし、妻だし、嫁だし、自営業だし、縫うのは空いた時間だけど、それで出来たカバンが14個。よくも作ったもんだよ。あとは発送するのみ。

時代終わる。

2006-04-25 15:25:38 | カバン台帳
 時代終わるっておおげさやな。
 いやいや、レンタルボックスの契約を5月は更新しないことにしたのよ。2月に始めてずっと様子を見てたけど、ずっと様子を見たままで終わったのさ。それに、スタッフの人の、情熱みたいなのあまり感じなかったからね。レンタルボックスの賃貸料さえもらえればこっちはいい、みたいな。
 悲しい駐輪場だよね。駅前にいい土地持ってんのにとりあえず駐輪場にしとこう、食いっぱぐれないし。
 でもでも、悲しい駐輪場にしないためにも、あの小さな枠内で表現できる布小物を、GWのイベントが終わったら検討しようと思う。
 同時に思うんだけど、こういうところで委託販売してもらっておこづかいは稼げても、そこで人とつながることが出来るんだろうかなと思うのです。一財産築けても人財産築けてないと、費やした時間だけ失うように思うのです。だったら、厳しい人もいるけど、分かる人もいる、フリマもやっぱ魅力よね。

上には上がいる②

2006-04-23 16:03:13 | カバン台帳
 CHIKAちゃんと個展で出会ってからは、私は仕事を終えて帰ると深夜1時くらいまでミシンに向かって、カバンを作っては、寝不足で会社に行って週末はフリマで腕試しみたいな生活を送っておりました。
 5条通りの個展が終わって1年後くらい、またCHIKAちゃんから個展開催のはがきが来ました。今度は4条通り沿い。ビジネス街の5条からファッションの街4条に。それだけでも彼女のがんばりみたいのを想像した。個展は題してIMOZURU。芋づる式に浮かんだアイデアがカバンになったみたいな。当時私は結婚が決まったいたので、独身モラトリアムで毎週のようにイベントやフリマに参加していました。個展期間中は私も京都で手作り作家の集うフリマに参加してたから、終わってから駆けつけた。
 1年ぶりの再会だよ。そこで見た光景で一目瞭然、彼女は腕を確実に上げた。かなり足を使って布を探しに行くらしく、それこそ東京日暮里とか。電気の秋葉原、繊維の日暮里。私みたいな人にとっては聖域だな。まじで行ってみたい場所。そういうところでかなり時間かけて探しているみたいだ。どこで手に入れたかということは教えてくれないところに彼女の苦労を感じた。
 そこで一番気になることを聞いた。皿洗いはまだ続けてる?彼女はまだ続けてるといってたな。早くカバンだけで生計立てられたらいいねぇなどと話し、私は自営業の人と結婚して、主婦しながらカバン作り続けるわと言ったら、ちょっと残念がられたけど。
 彼女の作るカバンはとにかく割高なんだけど、売れる。私はまだまだ真似できない。とにかく根が職人さんなんだろうな。

上には上がいる

2006-04-22 23:34:37 | カバン台帳
 今日はブログを始めたときから時間があるときに是非書きたいと思っていたことを書こうと思う。タイトルは『上には上・・・』としたけど、「会いたい人」とか「心に思う人」でもいいかな。
 この画像のカバンを作った人のことです。CHIKA YAMAMOTOという人で、その名前そのもののタグも付いています。
 その人に出会ったのは、今から5年も前になるかしら。ミシンを買って数ヶ月後、私が広告会社で働いてたころマックオペレーターの同僚に、私みたいにカバンを作っている友達がいて、その人が京都の五条通りでカバンの個展をするから行ってみたらと教えてもらって行ったのです。
 その時に見た個性的な布や型のカバンのこと、CHIKAさんと話した内容、今でも昨日のことのようによく覚えている。食堂の皿洗いと、カバン製作で生計を立てて京都でひとり暮らしをしてるといってたな。カバンもかなり割高なんだけど、出来たら友達の間で売れてしまうんだって。デザインや布使いはさることながら、縫製技術が真似できないと当時は思った。まだミシン買ったばかりだったし。今は、CHIKAさんに少しは近づいたかなと初心に返る思いでこのカバンをたまに眺める。
 若干22歳で皿洗いとカバンで京都でひとり暮らしというのは、いつ考えても衝撃的だ。すごいと思う。だから今でもCHIKAさんはどうしてるかなと思う。ますます腕を上げただろうなと思う。
 私はママ友達の子供に、幼稚園の絵本カバンなどを作ってあげて、すごい上手に作れるねとお褒めにあずかって光栄なんだけど、もっともっとうまく縫える人がいるんだっていつも思うのだ。
 ワコールのブラジャーは世界に誇るメイドインジャパンな縫製技術だと思うけどどんな人が作ってるか知らないから、何の感情も働かない。でもブラジャー持った職人さんが私が作りましたと語りだしたら、私なんかは心に衝撃が走るだろうな。すごい、どうやって作ってるの、どうしてこんなに上手に縫えるの、着けても痛くないからなおさら衝撃。ブラジャー職人とCHIKAさんは違うけど、それほど彼女の縫製技術は丁寧で、丈夫で、私なんてまだまだ追いつかないと思ったんだ。

この話にはまだ続きがあるよ。
私はその1年後また彼女に会うことが出来ました。そのときのこともよく覚えている。次回はそのときの話。






茶碗蒸し

2006-04-21 23:11:56 | 主婦ネタ
 ワタクシ、一応主婦なのでほぼ毎日食事を作っているのですが、茶碗蒸しを作ったことがなくて、でも冷蔵庫の中に肉も魚もない時ってあるじゃない?そういう時は、卵料理でしょうという訳で今日ははじめて「茶碗蒸し」を作ったのさ。しかもあまり料理は得意ではないママ友達が教えてくれたレシピ!そういうのって意外に信頼できない?
 果たして出来るのかって・・・簡単だったよ。

奥様メモのコーナー
卵液の作り方
200ccの軽量カップに卵1個割り、水を180ccの線まで注ぎ、めんつゆや白だし等のだしを200ccの線まで注ぐ。
それを混ぜて、具を入れた器に注ぐ。
あとは蒸す。

ポイントは、料亭料理じゃないから卵液が泡立っていようと気にしないことです。
気になるようだったら、霧吹きで水をしゅっとひと吹きすれば消えるよ。でも霧吹きなんてある?お風呂の洗剤とか入ってるやつしか我が家にはないわ。

茶碗蒸しを作らなかった理由は、卵1個をどれくらいのだし汁で薄めたらいいのかが謎だったから。薄めすぎて固まらなかったらショックやん。これで謎が解けたわ!うれしい!あとは義父母と同居だから、わざわざ買わなくても蒸し器も茶碗蒸し用のふた付きの器もあるし勝手に使っちゃえ。

幼稚園入園

2006-04-18 11:44:50 | 子育てネタ
 先週から娘が幼稚園に行き始めました。マンモス団地なのでバス乗り場には30~40組の親子がいっぱい。バスに乗り込むのも大変で、最初に喜んでバスに乗り込んだ子達も、だんだん心細くなってみんな泣き叫んでいた。人の子というより、獣のようで、すさまじい光景だった。帰りのバスはみんなぐったり疲れた感じだった。
 娘が泣いたのは初日だけで、次の日からはケロッとして行った。おいおいもう親離れかよ。
 午前中から子供らみんな昼寝するし、私はミシンタイムだった。一人っ子のママや、下の子が入園したママは何年ぶりに訪れたって感じの一人タイムに戸惑ってるみたい。思えば、結婚して子供が生まれて育児に追われ突き進んできた、といってもたったの3年だけど、寂しいとか静かなんて感じたこともない3年だったな。娘一人幼稚園にやって、真ん中の子とケンカしないだけでもかなり静かでやがて来るみんな幼稚園に行く時にどんな感情が待っているのかと思ってしまうよ。ちょっとセンチメンタルになってしまうけど、やがてまた帰ってきよるんだ。うるさいやつが。はい現実に戻ろう。

ネット時代の布購入

2006-04-14 16:50:20 | カバン台帳
 ミシンを買ってはや5年、その間に世の中はすっかりネット時代になりましたねぇ。ちょうど私たちが就職活動をする時にはインターネットからリクルートナビに登録するのが当たり前になって、それを機にみんな自分のパソコンを手に入れた世代です。
 その当時インターネットで布を購入するなんて考えもつかなかったし、そんな人がいればすごく熱心だなと思っていたものです。しかし、時代は変わり、私も布すら買いにいけないくらい育児や家事に追われ、イベントに出す作品の布をどうして手に入れるか考えて、大手の手芸店のホームページを見てみたら、店頭では品薄状態のヒッコリーデニムなど私好みの布がどっさりあるし、水玉、ストライプ、タータンチェックなどごくごく定番の何にでも合わせやすい、使いやすい布などは店に行って直接買うより安いのです自宅居ながらにして買えるんだね。便利だなぁと思った。
 でもいくら世の中がネット時代になろうと、柄物の布や、自分がピンとくる布は電車乗って、車走らせて、足使って、人に教えてもらって、手に入れることがとても大事だと思うのだ。
 独身時代の終わりころ、フリマで行商している古雑貨商のおっさんから、4000円くらいで昔々の着物の裏地を買いました。時代を感じさせる虫食い穴まである布でした。それを切り分けて4つのカバンにリメイクしたら完売しました。楽しかったなぁ。そういう出会いで、手に入れる布っていい話やん。今は外出困難な時期だけど、時間が出来たら布を探しに行きたいものです。
 先日も、ちょっと時間が出来たので、近所でカントリー雑貨好きの奥さんが自宅の庭に知る人ぞ知るって感じのショップを出しているんだけど、今度のイベントの「マリン」に合った布ないかなーとだめもとでお伺いしたら、地元の手芸店にはありそうでないこれぞ「マリン」な布があってびっくり、即購入しました
 私みたいなミシン好きは、ひとつの布に宿るストーリーをおかずにお茶を飲むのが何より楽しいのよ。そういうときにネットで買った布は、ネットで買いましたで話が終わるんよね。

saihoでお財布救助隊

2006-04-13 22:13:39 | お裁縫でお財布救助隊
 新米嫁さんはご存知ないかもしれないけど、2年ほど前から主婦をしている人は「お財布救助隊」を知っているでしょう。お昼12時からTBSでやっていた「ベストタイム」の人気コーナーでした。経済アナリストの荻原博子が、赤字家計の家庭を見直して幸せにするというやつ。おもしろくてためになったのになくなったね。 他にも、料理人の平野寿将、ずぼら料理で有名な奥薗とし子とか出てておもしろかったな。
 で、それの裁縫版を私、自分で勝手にしようかなと思ってさ。
 どういう意味かというと、娘の幼稚園入園を機に、例えばタオルに引っ掛けるヒモを縫い付けないといけなかったり、子供のズボンの破れた穴をふさがないといけなかったり、ハンカチに名前を縫い付けないといけなかったり、そういうカバン製作のような自己表現的裁縫ではなく、必要に迫られてする裁縫が多いのよ。それで気付いたんだけど、私って日頃から趣味でミシンで裁縫しているから、日常の些細なお裁縫くらいめっちゃ簡単に出来るのよ。布なんて売るほどあるからハギレをつかってアップリケ作って子供のズボンの穴ふさいだら、ズボンもまだまだはけるしかわいいし。
 そういうわけで、これからはカバン作りのような趣味的裁縫だけでなく、生活に役立つ裁縫もちゃんとやろうと思うのです。早速、子供服の型紙を買ってきました。さすがに趣味ではないので自分で型紙は作りません。それでズボンくらい作ろうと思って。幼稚園に行くとズボンが制服代わりだから、たくさんあるに越したことはないので。さっきも書いたけど布は売るほどあるので、わざわざ買わなくてもあるんです。自分で作ればお金かからないし、腕も磨けるしね。

遠い日の父母を想う

2006-04-11 23:26:41 | 子育てネタ
子供が3人(7ヶ月・1歳・3歳)いると、おじいさんおばあさん(義父母)の協力を得ないと泊りがけの旅行など無理だ。物理的に手が足りない。今回も私が7ヶ月の子を抱っこし、おばあさんが3歳の娘と手をつなぎ、パパが1歳の息子を抱っこし、おじいさんは赤ちゃんのミルク缶やポットを持って移動した。
 子供が1人か、2人なら、義父母との折り合いが悪かろうと、パパママだけで連れて行ける。それがもしおじいさんおばあさん同伴なら、一人の子供に、ママパパジジババそれぞれの目が届き、手が出て、口が出るんだから、おそろしい。その場合ママ的立場しか気持ちが分からんけど、精神的に参ると思うな。昨今は少子化の時代だからそれが普通だから大変な時代だ。
 うちなんぞ、それぞれがそれぞれの子供担当制だから、子供の相手に疲れてしまって手も口も出なくなって、帰りの車中は爆睡されていた。ママとして、普段一人で3人連れて移動しているもので、楽させてもらってラッキーだった。体力余ってるもんで、家帰ってからカバン一つ縫えたくらい。

 で、兵庫のほうに潮干狩りにいったんだけど、私は海なし県の滋賀県民だからそんなもんかと思っていたが、大分和歌山出身の義父母によると、潮干狩り詐欺同然の貝の少なさらしいわ。お金払って砂遊びしてるみたいなものだ。行く前は、天然のアサリの潮吹きはすごいらしいから、車の中ビショビショになるね、と想像してたけど杞憂だったわ。アサリはかつてあさるほど獲れたからあさりという名になったというけど改名しないといけないね。
 義父母もパパもかつて、潮干狩りに行っておもしろいほど貝が獲れて感動したことがあるから、自分の子供や孫にも感動させたいと思って海までやってきた。私も海が珍しいから、はじめて岬に行ってきらきら光る海を見たときすごく感動した。
 本当は高速道路運転するの初めてだったし、嫌だなぁと思ったけど、子供らに海を見せたいと思うと運転もがんばれた。けど高速運転は嫌だ。男の方が運転するの向いてるから、こっちは必死でアクセル踏んでるのに退屈そうにしてるから、代われよなと思いながら、集中力が切れていくのが分かった。これなら育児して3人同時泣きされている方がましやわ。育児ノイローゼならぬ運転ノイローゼなるわ。でもかつての父母も私らのためにこうしてがんばって運転してあっちこっちに連れて行ってくれたんだな。今その大変さを身をもって体験し、ありがたいと思ったわ。運転中に泣いたらあかんけど、高速運転は嫌いやわ。
 しっかし男の人って言うのは、平気やね。私は高速運転すると神経がダメになりそう。