キーウェストの美しいビーチをあとにして
今回必ず訪れてみたかった「ヘミングウェイの家」へ
ヘミングウェイはこの街の人から「パパ」という愛称で呼ばれていたそうです。
この街には8年しか住まなかったようですが「武器よさらば」「誰が為に鐘は鳴る」など 全作品の7割を執筆したといいますから
この街での時間は 彼にとってなくてはならないものだったのかもしれませんね。
敷地内には猫がいっぱいいました
ヘミングウェイが愛した猫の子孫だそうです。
この子 噂の幸運を呼ぶ6本指の猫?
どの猫もとても人懐っこくて 近づいても逃げません。
それどころか無防備にもお昼寝しているんです。
お部屋はこんな感じ。
ベッドの上でのお昼寝もこの子たちに限り可
お庭にでてみると奥の方にプールがあります。
このプールはキーウェスト初の真水のプールで
建設費に2万ドルかかったんですって
覚悟はしていたものの ヘミングウェイもこの価格にはびっくりだったそうです。
そのとき彼がポケットから取り出して妻に渡したのは1セント硬貨。
「ほら 私から取れる最後の1セントだよ」
パパらしいジョーク
この硬貨は今も見ることができます。
この子たちに癒されるパパの家。
ここから海はみえませんが お庭にパパが植えた木々が影をつくり
とてものんびりとした陽気が漂っています。
緑の中で猫とたわむれるヘミングウェイの姿が目に浮かびますね
一人で青い海に出て魚釣りをしたり
この南国の地を存分に楽しんだのだと思います。
この「ヘミングウェイの家」は1号線沿いにあって 思ったより賑やかなところ。
道路向かいにはリトルホワイトハウスと呼ばれる
米国33代大統領トルーマンの別荘があります。
トルーマンは日本に原爆を落としたときの大統領ですね。
そのお隣りは 灯台博物館。
時間の都合でこの2つは道路から眺めるのみとなりました。
もうすぐ出航の時間!
・・・ということで 名残惜しいですがそろそろ船に戻ります。
ここで心残りがひとつ
それは「ハニーベル」が買えなかったこと。
オレンジの一種で美味らしく
是非食べてみたい! と思っていたのですが
残念ながら売っているお店に出会えませんでした
機会があれば今度こそ!
・・・つづく。次回は「メキシコ・トルム遺跡」編。
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