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気ままに生活してるシニアの残日録

昇龍(餃子)

2023年01月13日 | グルメ

昨日サントリーホールの展覧会を見た帰りにどこかで昼食を食べようと思い、乃木坂から湯島まで地下鉄で移動して、いつも良く行く御徒町界隈で店を探してみようと思った。先ず、インドカレーの「デリー」に来てみると行列が、次にとんかつの「とん八亭」に来てみると一人外で待っている、並びたくないのでジャンボ餃子で有名な「昇龍」に来てみたら直ぐに入れると言う。2階に案内され、メニューを見て思案の結果、タンメンを選び、お土産に生餃子一つを注文した。

昇龍の餃子はジャンボ餃子で非常に大きい。東京ではジャンボ餃子で有名なのは銀座天龍、八重洲の泰興楼がある。いずれもたまに食べたくなり寄ってみるが生餃子の持ち帰りを注文して家で焼くことも多い。家庭で餃子をうまく焼くのは難しい。自分でやらないのでわからないが焦げ目のところがカリッとせずにべちゃべちゃになってしまうのだ。火力と水(お湯)の加減が難しいのだろう。しかし、今日は非常にうまく焼けて、焦げ目がパリッととして大変うまかった。

昇龍、天龍、泰興楼それぞれ味に特徴があり、昇龍については餃子の中に入っている餡が野菜中心で、以前は少しパサパサ感があったので好き嫌いあるようだったが最近はパサパサ感はさほどなく、家で作っても非常においしい。ただ、今回、お土産で買って家で開けてみると今まで500円で5つ入っていた餃子が4つになっている。最近の原材料費高騰による実質値上げだろうが値段を据え置いて中身を減らすというこのやり方は好きになれない。容器は変わらないので中がスカスカになり、家に持って帰る途中で餃子が1個分の空白で暴れ出し、どちらか一方に片寄ってつぶれたような状態になるのである。5つ用の容器に5つ入れれば、途中で餃子が暴れることもなく、家に帰ったときにも買ったときと同じ状態できちんと並んだ餃子になっているのだ。店としてもいろいろ考えての決断であろうが、堂々と値上げして勝負しても売上は減ることが無いくらいうまい餃子だと思うけど如何であろうか。昇龍も一時期訪日外国人などで行列ができていたが、今日は行列もなく、直ぐに入れたところを見ると店側も危機感があるのだろう。仕方ないか。もっともジャンボ餃子をシニア夫婦二人で食べるには実は4つがちょうど良いことに気づいた。