新チラシQAです。ご連絡くだされれば、1119伊藤講演の裏面としてですが、印刷したものを送付できます。また(このブログにはなぜかPDFがアップできないみたいで)連絡くだされれば、PDFやワードで送れます。また末尾にテキストのべた貼りをしますので、どちら様もどうぞ転載などされて、ご利用くださいませ。
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Q1 北朝鮮が危ないのでは ?
A これは、「日本を守る個別的な自衛」で、今もできること。他国間の紛争に入っていく9条改憲とは別のことです。 北朝鮮政府は、ミサイルの1発でも日本領土を攻撃すれば、自らが崩壊だと知ってます。万一のためには、狙い先にある原発の対策こそが有効では。
Q2 中国もあるし、アメリカに付きあうしかない?
A 尖閣問題も、改憲とは別の「個別的自衛」の問題です。アメリカが日本のため中国と戦争をしてくれるか疑問です。ベトナム戦争では、韓国兵も人を殺し5000人近く殺されました。イラク戦争では、大量破壊兵器がなかったのに英国兵も人を殺し200人近く殺されました。結果がIS(イスラム国)と数百万の難民。それが、アメリカとどこまでも付き合うということです。
Q3 自衛隊を廃止しろっての ?
A 今、そんなこと言ってません。「百年兵を養うは侵略された一日のため」のもののはず。改憲案では、日本国が攻撃されていないのに「国防軍」が「集団的自衛権」として片方の味方になって攻撃し、限定のない海外派兵となります。それでいいのかの問題なんです。
Q4 緊急事態には、内閣が法律を作るしかない ?
A 国会の関与なく法律を作れるというのは、ナチスと同じく独裁。危なさ過ぎます。参議院の「緊急集会」はもともとあります。大地震の際の緊急の法律は整っています。自衛隊や消防で、災害救援のための部隊・機材・訓練をもっと充実させることこそ大切では。
Q5 「公の秩序」で、自由がなくなっちゃう ?
A はい、草案では「公の秩序」で、自由や権利を制約できるとなってます。今の憲法では「公共の福祉」という互いの権利を調整しあう意味あいなのに、こんどは国が決める「秩序」に従わせると。大日本帝国憲法の時と同じで、かんたんに色々な自由を制約できます。
Q6 日本は、世界の平和に貢献すべきでは。
A ええまったくです。医師中村哲さんらペシャワール会はアフガニスタンで用水路建設などしてきました。日本が武装解除にもあたりました。日本が71年間、戦場で一人も殺さず殺されず、1発も撃ってないから、できたこと。現地で喜ばれる貢献こそ良いのでは。
Q7 9条に「自衛隊」を書いても、いいんでは ?
A 政府は、これまで、自衛隊は、必要最低限の防衛的な
ものだから合憲と解釈して憲法を変える必要がないとし
ました。そう言ってきた自民党政府が今、改憲をと。「専守防衛」ではなく「海外派兵のため」の改憲です。今、改憲の土俵にのってはいけないでしょう。
Q8 誰のための戦争法、改憲なんですか。
A 防衛予算は、2016年初めて5兆円を超えました。米国から多額の武器を買います。武器輸出三原則はもうありません。経団連は武器輸出を国家戦略にせよとし、政府は「貿易保険」を適用すると。誰のため?
Q9 基本方針が違うのに、野党共闘って ?
A 政党が違えば、綱領など違うのは当たり前です。でも、殺しあっていた薩摩と長州は幕府を倒すために同盟しました。重大な局面での「共闘」をしたのです。憲法が根本から変えられようとしている今、戦争法の廃止のためにも、「共闘」してほしいです。
Q10 今、何をしたらいいでしょうか。
A 友人や家族と話し、あちこちで声をあげてください。当会にもご協力を。選挙では「戦争法・改憲に賛成する人に入れないで」、国民投票ではともに運動を。
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