上記が甘利議員の辞職など求める署名用紙です。印刷した紙自体も用紙も送れますからご連絡を。11月30日を第一次集約とします。また、簡単にネット署名ができます。ここをクリックして、どうぞご署名くださいませ。-議会への請願などではありませんから、名前と市町村までで結構です。送付はファックス046-263-0375、メール添付でもtakitaro@yha.att.ne.jp あててでも。
署名は、もとより他に漏れず、他に利用しません。
野党代表と当会4代表が手をつなげ
「野党は共闘、がんばろう」
-2016年11月19日の集まりは、定員いっぱい、立ち見も出る状況になりました。
-衆院神奈川13区での初めての4党が共闘する趣旨を示した集まりになりました。
-伊藤講演はとても分かりやすく、かつ充実していました。
左から、野村、高橋、畑野(日本共産党)、木村(社会民主党)、太(民進党)、斎藤、下山となります。樋口(自由党)はメッセージ参加にて。
会合は、次の通り進みました。
6:30 開会挨拶 共同代表 下山房雄(海老名)
6:35 報告―甘利氏問題等の報告と行動提起 -事務局長滝本太郎
6:40 到着順にて、ご挨拶をいただく
・社会民主党―県連合副代表 木村栄子 氏
・日本共産党―県副委員長・衆議院議員 畑野君枝 氏
・民 進 党―県第13区総支部長 太栄志 氏
・自 由 党―県総支部連合会代表・元衆議院議員、樋高剛氏からメッセージ
野党代表と共同代表の下山房雄、野村耕司、高橋勝、斎藤竜太の4人が、手をつなげ、150人で「野党は共闘、がんばろう」
7:10 講演 伊藤真「安倍政権がめざす憲法とは―戦争法を既成事実にするなー」
8:30 質疑
8:55 閉会挨拶 共同代表野村耕司(綾瀬)
「野党は共闘、がんばろう」
-2016年11月19日の集まりは、定員いっぱい、立ち見も出る状況になりました。
-衆院神奈川13区での初めての4党が共闘する趣旨を示した集まりになりました。
-伊藤講演はとても分かりやすく、かつ充実していました。
左から、野村、高橋、畑野(日本共産党)、木村(社会民主党)、太(民進党)、斎藤、下山となります。樋口(自由党)はメッセージ参加にて。
会合は、次の通り進みました。
6:30 開会挨拶 共同代表 下山房雄(海老名)
6:35 報告―甘利氏問題等の報告と行動提起 -事務局長滝本太郎
6:40 到着順にて、ご挨拶をいただく
・社会民主党―県連合副代表 木村栄子 氏
・日本共産党―県副委員長・衆議院議員 畑野君枝 氏
・民 進 党―県第13区総支部長 太栄志 氏
・自 由 党―県総支部連合会代表・元衆議院議員、樋高剛氏からメッセージ
野党代表と共同代表の下山房雄、野村耕司、高橋勝、斎藤竜太の4人が、手をつなげ、150人で「野党は共闘、がんばろう」
7:10 講演 伊藤真「安倍政権がめざす憲法とは―戦争法を既成事実にするなー」
8:30 質疑
8:55 閉会挨拶 共同代表野村耕司(綾瀬)
伊藤塾塾長日弁連憲法問題対策本部副本部長の伊藤真弁護士の、2016.11.19講演資料である50枚のパワポ資料から5枚を、了解を得て転載しました。
また、この50枚のパワポ資料は「立憲主義・民主主義・平和主義のためなら転載自由」とのことであり、データを私からも送れます。その趣旨でご希望の方は、どうぞ、お名前など明らかにしつつ、メールをください。パワポのソフトのある方はパワポデータ614キロバイトがお勧め。pdfならば、6146キロバイトとなります。
takitaro@yha.att.ne.jp
到着順で、挨拶を頂きました。
社会民主党からは、県連合副代表の木村栄子氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
こんばんは。このような4市共同市民の会の集まり、戦争を何とか止めようとする共同行動に感謝し、一層頑張ろうと感じます。
さて、「ビックリ ポン」です。アメリカ、トランプが当選するなんて誰が想像したか。でもね、米軍の撤退があり得るなんて選挙中の張ったりでしょう。駐留費用の負担は要請してくると言うことでしょう、すでに75%負担しているのに。デモね、安倍さんは米軍のポチだから残りの25%、まあ2000億円くらいかな、これを出そうと言い出しかねない。この地では爆音被害で周辺市民200万人がどれほどの被害を受けているか、とても認められないです。
今日は憲法問題の勉強とのことです。押し付け憲法だなんていわれるが、それでは日米地位協定はどうなんですか、と言いたいです。不平等です、事件があった時の逮捕からして対等ではない。でも、歴代自民党政権は一言も言わない、押し付けだともしない。ハイハイハイハイと。今の沖縄の方々は、苦しんでいらっしゃいます。なんとかこの状況を打破しないといけない、皆さんの力をこそです。
私たちももう4党で、社会民主党も心を砕いていきます。統一戦線、今15区などすみわけ論議をしています。ここでは相手が甘利明さん、自公政権を打倒するために、当然ですが私どもも死に物狂いで進めます。ともに頑張りましょう。
日本共産党からは、県副委員長・衆議院議員の畑野君枝氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
こんばんは。今日は19日とのことで、国会前活動に行ってから参りました。市民の大きな後押しの力で野党共闘、市民の共闘が大きく広がってできてきました。
今、前代未聞です。あまりとはいえ甘利さん。今元気に国会に来ています。私、国会で目を合わせると困ってしまいます。だって国会では何も説明していないじゃありませんか。こういう人に代表の資格を与えるわけにはいかない。
このひどい政治を変えるために、特に昨年末以来、市民が力を合わせてすべての野党統一戦線を打ち立てました。7月の参議院議員選挙では小選挙区32のうち11勝ちました。新潟県知事選挙は11月、原発再稼働をストップさせると、あれは圧勝でしたね。大義を立てて勝つことができるんだ、と。
木村さんからアメリカの話が出ました。サンデースが民主党の候補者だったらサンダースが勝ったと思います。その民主的社会主義の人が今度、民主党の幹部の一人になります。市民の声が日米で響きあっているんです。日本は日本人が、米国では米国の選挙できめていく、市民革命とも言うべき事態が進んでいます。
6月1日に閉会した国会では、野党でともに15本の法律案を出しました。給付性奨学金も、学生さんが来られて今、野党で取りまとめようと始まっています。私たちは共通公約によりこれを1つずつ増やしていきたいと思います。
そして衆議院選挙です。参議院のように複数区はなく、すべて小選挙区です。候補者を統一して助け合い、相互推薦・相互支援をできるようにしたい。政権もどんな構想をもっているか、本格的に協議しようとなってきている。憲法課題では、なんとか3分の2を何とか打ち破らなければならない、一緒に頑張りましょう。
民進党からは、県第13区総支部長の太栄志氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
足元の悪い中、この熱気、心よりお喜び申し上げます。4市共同市民の会に感謝申し上げます。初めての方も多いです。
私は昨年12月、この13区で民進党から出ることを決意しました。安全保障法制の強行採決、あれが決定的です。昨年の安保法は、国民的議論をし、国会で十分な審議のうえで決められていくべきなのに、強行採決。
しかも、安倍首相はこの法律を作ることを昨年5月、アメリカでこれを約束してきました。ゴールデンウィーク中の訪米で、日本ではまだ国会に法案の提出さえしていないときに約束してきたんです。到底認められません。先日、TPPも強行採決されました。これでは日本がどうなっていくか。
憲法問題も同じです。衆参どちらも3分の2をとられている。平和主義の理念を守っていかなければいけないのに変えられようとしている。次の衆議院選で、なんとか止めないといけない。
そして政治とカネの問題、今日は若い人も多いですが、18歳選挙権が実現した。せっかく実現したのにその若い人に政治不信を招くばかりです。政治に向き合う者がしっかりしなければならないのに、あの有様です。
さっき薩長同盟の話が出ました。私自身、薩摩の出身です。鹿児島の沖永良部島で、西郷隆盛が島流しになったところです。その言葉「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られぬなり。」が、私の信条です。
力を結集していきましょう、ご支援いただきたく、私も頑張ります。
自由党からは、県総支部連合会代表・元衆議院議員の樋高剛氏です
(当会の6月11日集会での写真です)
なお、自由党の樋高剛氏はどうにも都合がつかず、下記のメッセージをもらいました。 メッセージ
本日のご盛会を心からお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。党の県連大会を控え、出席かなわず申し訳ございません。また皆様方のご尽力に改めまして、心からの感謝を申し上げます。
さて安倍内閣は一昨年、野党の反対と、心ある市民の声を無視し、従来の自民党政権自身が憲法違反としてきた「集団的自衛権行使容認」の解釈変更を、閣議だけで強行するばかりでなく、昨年は安倍安保法を成立させ、日本を自国の防衛に関係のない地球の裏側でも戦争が出来る国に変質させ、平和国家としての国是を廃棄してしまいました。更に、憲法改悪をもくろんでいるのは、火を見るよりも明らかです。このままではまさに「いつかきた道」であり、何としても止めなければなりません。
政治とは正に「生活」であり、国民の「平和な生活」を守る、これまでになく重要な局面です。私どもは、安倍政治による破綻から、何としても本当の自由を奪還すべく、徹底的にそして全力で闘わなくてはなりません。
原発問題なども含め、今の政治を放置すれば、歴史に取り返しのつかない禍根を残してしまいます。このままでは子どもたちの未来に、申し訳が立ちません。我々市民も政党も、権力の横暴に今こそ目覚め、ともに力をあわせて行動を起こしていかなければなりません。
「4市共同市民の会」の皆様、そして本日参加された皆様と共に、真に平和な社会を実現するために、党派の垣根を超え今こそ野党も市民も共闘し、政権の暴走をストップさせるべく、一緒に頑張って参りましょう。良識ある皆様と共同して、是が非でも立憲主義・民主主義を貫き、日本人の誇りと自信を取り戻して参りましょう。 以上
社会民主党からは、県連合副代表の木村栄子氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
こんばんは。このような4市共同市民の会の集まり、戦争を何とか止めようとする共同行動に感謝し、一層頑張ろうと感じます。
さて、「ビックリ ポン」です。アメリカ、トランプが当選するなんて誰が想像したか。でもね、米軍の撤退があり得るなんて選挙中の張ったりでしょう。駐留費用の負担は要請してくると言うことでしょう、すでに75%負担しているのに。デモね、安倍さんは米軍のポチだから残りの25%、まあ2000億円くらいかな、これを出そうと言い出しかねない。この地では爆音被害で周辺市民200万人がどれほどの被害を受けているか、とても認められないです。
今日は憲法問題の勉強とのことです。押し付け憲法だなんていわれるが、それでは日米地位協定はどうなんですか、と言いたいです。不平等です、事件があった時の逮捕からして対等ではない。でも、歴代自民党政権は一言も言わない、押し付けだともしない。ハイハイハイハイと。今の沖縄の方々は、苦しんでいらっしゃいます。なんとかこの状況を打破しないといけない、皆さんの力をこそです。
私たちももう4党で、社会民主党も心を砕いていきます。統一戦線、今15区などすみわけ論議をしています。ここでは相手が甘利明さん、自公政権を打倒するために、当然ですが私どもも死に物狂いで進めます。ともに頑張りましょう。
日本共産党からは、県副委員長・衆議院議員の畑野君枝氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
こんばんは。今日は19日とのことで、国会前活動に行ってから参りました。市民の大きな後押しの力で野党共闘、市民の共闘が大きく広がってできてきました。
今、前代未聞です。あまりとはいえ甘利さん。今元気に国会に来ています。私、国会で目を合わせると困ってしまいます。だって国会では何も説明していないじゃありませんか。こういう人に代表の資格を与えるわけにはいかない。
このひどい政治を変えるために、特に昨年末以来、市民が力を合わせてすべての野党統一戦線を打ち立てました。7月の参議院議員選挙では小選挙区32のうち11勝ちました。新潟県知事選挙は11月、原発再稼働をストップさせると、あれは圧勝でしたね。大義を立てて勝つことができるんだ、と。
木村さんからアメリカの話が出ました。サンデースが民主党の候補者だったらサンダースが勝ったと思います。その民主的社会主義の人が今度、民主党の幹部の一人になります。市民の声が日米で響きあっているんです。日本は日本人が、米国では米国の選挙できめていく、市民革命とも言うべき事態が進んでいます。
6月1日に閉会した国会では、野党でともに15本の法律案を出しました。給付性奨学金も、学生さんが来られて今、野党で取りまとめようと始まっています。私たちは共通公約によりこれを1つずつ増やしていきたいと思います。
そして衆議院選挙です。参議院のように複数区はなく、すべて小選挙区です。候補者を統一して助け合い、相互推薦・相互支援をできるようにしたい。政権もどんな構想をもっているか、本格的に協議しようとなってきている。憲法課題では、なんとか3分の2を何とか打ち破らなければならない、一緒に頑張りましょう。
民進党からは、県第13区総支部長の太栄志氏です。
(これはご発言に基づいて当会で作成)
足元の悪い中、この熱気、心よりお喜び申し上げます。4市共同市民の会に感謝申し上げます。初めての方も多いです。
私は昨年12月、この13区で民進党から出ることを決意しました。安全保障法制の強行採決、あれが決定的です。昨年の安保法は、国民的議論をし、国会で十分な審議のうえで決められていくべきなのに、強行採決。
しかも、安倍首相はこの法律を作ることを昨年5月、アメリカでこれを約束してきました。ゴールデンウィーク中の訪米で、日本ではまだ国会に法案の提出さえしていないときに約束してきたんです。到底認められません。先日、TPPも強行採決されました。これでは日本がどうなっていくか。
憲法問題も同じです。衆参どちらも3分の2をとられている。平和主義の理念を守っていかなければいけないのに変えられようとしている。次の衆議院選で、なんとか止めないといけない。
そして政治とカネの問題、今日は若い人も多いですが、18歳選挙権が実現した。せっかく実現したのにその若い人に政治不信を招くばかりです。政治に向き合う者がしっかりしなければならないのに、あの有様です。
さっき薩長同盟の話が出ました。私自身、薩摩の出身です。鹿児島の沖永良部島で、西郷隆盛が島流しになったところです。その言葉「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られぬなり。」が、私の信条です。
力を結集していきましょう、ご支援いただきたく、私も頑張ります。
自由党からは、県総支部連合会代表・元衆議院議員の樋高剛氏です
(当会の6月11日集会での写真です)
なお、自由党の樋高剛氏はどうにも都合がつかず、下記のメッセージをもらいました。 メッセージ
本日のご盛会を心からお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。党の県連大会を控え、出席かなわず申し訳ございません。また皆様方のご尽力に改めまして、心からの感謝を申し上げます。
さて安倍内閣は一昨年、野党の反対と、心ある市民の声を無視し、従来の自民党政権自身が憲法違反としてきた「集団的自衛権行使容認」の解釈変更を、閣議だけで強行するばかりでなく、昨年は安倍安保法を成立させ、日本を自国の防衛に関係のない地球の裏側でも戦争が出来る国に変質させ、平和国家としての国是を廃棄してしまいました。更に、憲法改悪をもくろんでいるのは、火を見るよりも明らかです。このままではまさに「いつかきた道」であり、何としても止めなければなりません。
政治とは正に「生活」であり、国民の「平和な生活」を守る、これまでになく重要な局面です。私どもは、安倍政治による破綻から、何としても本当の自由を奪還すべく、徹底的にそして全力で闘わなくてはなりません。
原発問題なども含め、今の政治を放置すれば、歴史に取り返しのつかない禍根を残してしまいます。このままでは子どもたちの未来に、申し訳が立ちません。我々市民も政党も、権力の横暴に今こそ目覚め、ともに力をあわせて行動を起こしていかなければなりません。
「4市共同市民の会」の皆様、そして本日参加された皆様と共に、真に平和な社会を実現するために、党派の垣根を超え今こそ野党も市民も共闘し、政権の暴走をストップさせるべく、一緒に頑張って参りましょう。良識ある皆様と共同して、是が非でも立憲主義・民主主義を貫き、日本人の誇りと自信を取り戻して参りましょう。 以上
開 会 の 挨 拶
多数お集まり頂き、有難うございます。4市から各一人の会の共同代表の海老名選出・下山房雄です。
海老名では「えびな九条の会」が10年を越えて、月一回の街頭駅頭の宣伝・署名活動を続けているのですが、いまは、毎月19日に「安保法廃止・海老名共同行動市民の会」の構成組織として、それを続けております。今日の午後も海老名駅頭にて、甘利明議員辞職要求署名獲得を軸に16人の人が宣伝活動をしました。私もその一人として「斡旋利得=600万円 甘利議員は辞職を」などと書いたこのプラカードを掲げて署名活動をしました。「えっ!甘利辞職?」と一人の男性が駆け寄ってきました。「いや、辞職を要求する署名をお願いしています。」と説明。「当然だ!」とおっしゃるので、「是非署名を!」再度よびかけましたが、「いや、ちょっと」と立ち去りました。このように署名獲得には難しい点もあります。だが「4市共同市民の会」全体として、現在までに5千名の署名を獲得しました。12月2日にはそれをもって自民党本部と議員会館甘利事務所に要請する活動をいたします。
さて、われわれが立ち向かっているアベ政治は、戦前日本への復古思想と、現代資本主義政治の柱を成す新自由主義(ネオリベ)と新保守主義(ネオコン)との混合物です。19世紀イギリス典型の自由主義は封建的規制を取り払う歴史進歩の思想でした。企業間競争はドングリの背比べ的競争で、社会の生産力を押し上げました。しかし新自由主義が取り払おうとする規制は、労働者や業者が生活と営業を維持向上するために資本主義の内部から構築された制度です。大独占体と小零細企業間の自由競争の勝負は最初から明らかです。日本全国の商店街がシャッターダウンの風景になってしまいました。労働市場における売り手=労働者の不利をカバーする労組規制力の衰退は、結局に国民経済の衰退となります。新自由主義は歴史反動の思想なのです。その政策に対する国民の抵抗闘争に対して、排外主義=国際紛争の武力解決を志向するネオコンの軍事優先思想が振り掛けられます。
こうした、彼我の対抗関係において、われわれの側の強力な武器となるのが日本国憲法です。今日の伊藤弁護士の講演は、その所以を的確に示されるものと期待しております。
共同代表 下山房雄(海老名)
********
閉 会 の 挨 拶
4市共同市民の会が主催した講演会に、このように多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
伊藤真先生の安倍政権が目指す改憲などのお話しは、私たちの今後の宣伝活動にも、大いに生かすことが出来ますし、自信と与えてくれた内容となりました。「ゆっくり急いで」のいう話がありましたが、そうゆっくりはできない状況です。南スーダンPKO派遣は今月20日から順次派兵し、来月12日から新任務である「駆けつけ警護と宿営地共同防護」が実行される。自衛隊創設以来はじめての殺し殺される事態になる可能性があります。
この13区では、甘利明議員はあっせん利得処罰法では不起訴処分となり、意気揚々と13区での選挙活動を再開していますが、この金が口利き料としてはたらいたことも明らかです。こんな人物を絶対に当選させてはなりません。
まさに13区で野党は共闘し、「甘利を落とし」統一候補を勝利させる。「甘利を落とす」ことは、私は13区の大義であると考えています。12月2日に自民党本部へ甘利明議員の辞職などの要請行動と衆議院議員会館で甘利議員との面会を行い議員辞職要請も併せて行います。ぜひ12月2日、午前9時50分に自民党本部前に集合してください。一緒に要請行動が行われることを要望し、閉会の挨拶といたします。
共同代表 野 村 耕 司(綾瀬)
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事 務 局 報 告
本日の寒いところをありがとうございます、事務局から簡潔に、甘利さん問題の経緯と野党共闘の状況について報告します。
当会は、4月17日、「宣言」にある趣旨にて成立しました。最大公約数という趣旨は、その他の点で見解が違っても、これまで何があろうとも、それはおいておき、ともに闘っていく趣旨です。
そして今、憲法違反の戦争法を既成事実にさせないこと、改憲をとどめることが最も大切だと思われます。この地としての具体的な活動は、その啓発はもちろんのこととして、何より来たる衆議院議員選挙でこの13区で与党候補に当選させないこととなります。
13区には、2つの特徴があります。厚木基地があって戦争が実に身近だということ、そして6月11日の集会で学んだ甘利氏問題です。その後、なぜか甘利氏と秘書の不起訴は確定しました。
しかし、これは甘利氏の政治責任を無くすものではありません。業者から、虎屋の数千円もする高級羊羹と共の50万円なぞ時代劇ではあるまいに、と考えます。まして甘利氏は、これらが暴露されると大臣を辞任し、国会に出てこなくなりました。睡眠障害とのことですが、不起訴処分が出て会期末となった6月1日から活動を再開したなど、随分と都合の良い病気です。13区の選挙民として恥ずかしく、署名活動を始めました。
野党共闘については、紆余曲折がありますが、市民の力でこそ、今も着々と進んでいると確信します。レジメ内の経緯を参考にしてください。
私は、今回の野党共闘は2014年12月の3つの団体での「総がかり行動実行委員会」の成立から始まると思います。2015年5月3日の横浜臨港パークには3万人が集まり、8月30日の国会周辺10万人など力となりました。それも実に幅広く、決して動員とかでない市民が圧倒的な数に上ったこと、これが力となっています。
意外に知られていないのですが9月13日の山形市長選では、たった1773票の差まで迫りました。また、9月16日の新横浜公聴会での様子は歴史に残る事態でした。このような市民の行動は、国会議員らに、戦争法の酷さと立憲主義の危機が、国民的な関心事になっていることを訴えたものでした。
そして、2016年2月の野党の4つの合意、6月7日の市民連合提案により、戦争法にとどまらない、4党の合意ができました。合意の内容は経過表や市民連合のサイトにありますから、どうぞ見てください。そして、7月10日の参議院議員選挙小選挙区では、32区のうち11区をとれました。野党共闘の確実な効果があることを示します。
その後、小池氏が野党であるがごとく行動した7月の都知事選挙などありましたが、10月の新潟県知事選挙はまさに市民の力を示しました。11月17日、4野党と市民連合が意見交換会を開き、今後月1回ずつ開きます。必ずや次回衆議院議員選挙でも野党共闘を実現できると確信します。
衆院神奈川13区も、定数は1つです。野党共闘を実現させ、必ずやその人を当選させなければなりません。対抗馬は甘利氏です。当会は、甘利氏につき、まずは「辞職を」署名を始めましたが、憲法問題にあわせて「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」という観点から、問題を指摘し続けます。
当会の賛同人になって頂き、メーリングリストに入って頂き日々情報を確認していただければと思います。アンケート用紙の下の方に書く欄がありますから、どうぞお願いします。
今日は、野党共闘のために3人の方に来ていただけました。自由党の樋高剛さんがどうにも来れず、メッセージを頂きました。どうぞ読んでください。
中国では、直前まで殺しあっていた共産党軍と国民党軍が日本軍を破るために「国共合作」をしました。日本では、直前まで殺しあっていた薩摩と長州が連合を結び、大きな敵である幕府を倒しました。今、危機的な政治を続けている自公・安倍政権を倒すために、野党4党が共闘できないはずがありません。共闘しないなど国民に対する背信行為だと思います。 以上です。 事務局長 滝 本 太 郎
**********
その資料1です。
甘 利 氏 問 題 の 経 緯
2000.11.29 「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」が成立
2012.12.16選挙 第2次安倍政権成立、甘利氏が内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、経済再生担当、社会保障・税一体改革担当、TPP担当国務大臣
2013年春 公設秘書が千葉県業者の総務担当Xと知り合う
05.09 第一秘書が大和市内事務所で500万円受領
06.14 秘書が横浜URにいき面談、これをXに報告へ 業者がURに内容証明郵便
08.30 業者がURから2億2000万円補償金を受領、公設秘書が500万円受領
11.14 甘利氏が大臣室で50万円と虎屋の羊羹を受領、40分間、記念写真
12.02 体調不良のため検査入院。5日記者会見「早期の舌癌」
12.14 衆議院議員総選挙、神奈川13区で甘利氏が11選
12.26 公務復帰、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)に再任
2014.02.01 甘利氏が大和事務所にて50万円受領
7月半ば 秘書が、Xに甘利氏筆「得意淡然失意泰然」の色紙を渡す
09.25 政策秘書がXとともに環境省課長と面会など、以後も秘書が様々に利得
2015.10.05 TPP閣僚間で大筋合意
10.19 大和市内喫茶店で秘書が金銭受領
11.12 政策秘書がUR千葉にXとともに訪問
2016.01.21 週刊文春28日号から下記の報道開始
千葉県内の建設会社「薩摩興業」が2013年に道路建設をめぐり甘利側に都市再生機構(UR)について口利きを依頼、見返り総額1200万円を現金や接待で甘利側に提供と。
01.21 甘利氏は「記憶を整理している」「記憶が曖昧」などと釈明
01.28 記者会見
「国会議員としての秘書の監督責任、閣僚としての責務、および政治家としての矜持にかんがみ、本日ここに閣僚の職を辞することを決断」と。「当事務所とは関係のない弁護士に調査を依頼、東京地検特捜部の検事の経歴、調査担当弁護士とは一切接触していません。」
建設会社側から2013年11月に大臣室で50万円、2014年2月には大和市の地元事務所で50万円を受け取ったことを認め、「秘書には政治資金収支報告書に記載するよう指示したが記載されなかった」、500万円は「秘書に政治資金収支報告書へ記載するよう指示したが実際には200万しか記載せず、300万は秘書Aが無断で私的流用していた」と
「次に大和事務所での面談は、地元事務所所長であるA秘書から、あらかじめ『大臣室訪問のお礼と病気の快気祝いに来られる』と聞いていました。お礼とお祝いの話の後、総務担当者の私生活に関する雑談などをし、総務担当者がS社の敷地内から『産廃が出て困っている』との相談がありました。私は『地主が責任を持つんじゃない』と話したように思います。ただ資料を持参されていたので、『東京のB秘書に渡しておいてくれ』とA秘書に指示し、話を終えました」「帰り際に菓子折りの入った紙袋と封筒を差し出しました。『大臣室訪問のお礼』と『病気を克服して頑張れ』という政治活動応援の趣旨と思い、A秘書がその総務担当者を送って、部屋に戻った際に菓子折りと白い封筒をA秘書に渡し、『適正に処理しておくように』と指示を致しました」と。
―これ以降「睡眠障害」を理由に国会を欠席し続け、06.01までの会期を終了
02.04 (TPP署名式-12か国間)、その後まだ批准なし
02.23 民主党が秘書とX間の3回のやり取りを公表
03.15 弁護士グループが、甘利氏と国設第一秘書をあっせん利得罪で告発
URは、2016.01までに秘書と12回の面談をも認める。国交省住宅局長は、2015.3に秘書から問い合わせを受けたこと、7月に訪問を受けURの連絡先を伝えたと認めている。
04.07-09日 東京地検特捜部が、業者とUR千葉を強制捜査
04.08 「政治資金オンブズマン」上脇博之共同代表(神戸学院大教授)らが、甘利氏と元秘書2人にあっせん利得処罰法違反や政治資金規正法違反で告発
04. 甘利氏は、後援者らに多数の自筆手紙、諸学校に卒入学の祝いのメッセージ
05.31 東京地検が甘利氏と秘書2名の不起訴処分
06.01 通常国会の会期末、衆議院解散はなし 「病気療養中」の甘利氏は活動再開宣言
07.20 検察審査会が甘利氏不起訴は相当、秘書2名不起訴一部不当と議決、29日公表
08.16 東京地検は、元秘書2名ついて再び不起訴処分、これにより刑事関係確定。
08.20 公訴時効成立
現在、甘利氏は13区内の諸々の集まりに参加
*********
その資料2です。
野 党 共 闘 の 経 緯
2014.12.15 総がかり行動実行委員会が発足
←「戦争をさせない1000人委員会」「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」の3団体
2015.01.26 国会前活動を開始まず2500人 2015.05.03 横浜臨港パークに30000人
2015.05~2016.08 若者らのシールズが活動
2015.08.30 この日の国会周辺は10万人 全国でも日々様々な活動
2015.09.13 山形市長選で自公候補が当選したが、野党共闘候補との差は1773票
2015.09.16 新横浜公聴会で、市民の声を強く委員会委員に届ける。
2015.09.19 戦争法(2015年安保法)が成立 2015.10.30 2000万人署名を開始
2016.02.19 野党5党が4点合意、2015年安保法の廃止法案提出、合意内容は
1.安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。
2.安倍内閣の打倒を目指す。
3.国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む。
4.国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。
2016.03.27 民進党成立 ←民主党・維新の党・改革結集の会の一部・無所属の議員
2016.04.17 当会が成立、岡田尚弁護士講演、創立宣言など、賛同は現在まで203人
2016.04.24 衆院北海道5区で野党共闘候補がまさに善戦
2016.05.19 野党4党合意
2016.06.01 通常国会が会期末、安倍政権は衆議院解散できず
2016.06.07 野党4党が市民連合呈示で合意 詳細はhttp://shiminrengo.com/
I安全保障関連法の廃止と立憲主義の回復
Ⅱ個人の尊厳を無条件で尊重、若者と女性も含め公正で持続可能な社会と経済
1 保育、奨学金、非正規、最低賃金、公共住宅の拡大、公職選挙法の改正など
2 女性、選択的夫婦別姓の実現など
3 貧困、公正な税制、TPP、原発依存の脱却
2016.06.11 当会が「甘利議員のしたことは?」集会、宮里邦雄弁護士講演
甘利氏辞職署名を始める
2016.07.10 参議院議員選挙 1人区32中11で当選、複数選挙区・比例代表名簿ならず
2016.07.31 東京都知事選挙 2016.09.15 民進党で蓮舫氏が党首
2016.10.15 新潟県知事選では、市民連合らが推す米山隆一氏が当選
2016.11.06 産経新聞 前回衆院選票でも全296区で4党共闘のとき、合計47区で逆転
2016.11.17 4野党と「市民連合」が意見交換会、以後月1回予定
2016.11.30 09.26からの臨時国会が会期末予定
2016年年末~2017年2月 衆議院議員選挙??
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多数お集まり頂き、有難うございます。4市から各一人の会の共同代表の海老名選出・下山房雄です。
海老名では「えびな九条の会」が10年を越えて、月一回の街頭駅頭の宣伝・署名活動を続けているのですが、いまは、毎月19日に「安保法廃止・海老名共同行動市民の会」の構成組織として、それを続けております。今日の午後も海老名駅頭にて、甘利明議員辞職要求署名獲得を軸に16人の人が宣伝活動をしました。私もその一人として「斡旋利得=600万円 甘利議員は辞職を」などと書いたこのプラカードを掲げて署名活動をしました。「えっ!甘利辞職?」と一人の男性が駆け寄ってきました。「いや、辞職を要求する署名をお願いしています。」と説明。「当然だ!」とおっしゃるので、「是非署名を!」再度よびかけましたが、「いや、ちょっと」と立ち去りました。このように署名獲得には難しい点もあります。だが「4市共同市民の会」全体として、現在までに5千名の署名を獲得しました。12月2日にはそれをもって自民党本部と議員会館甘利事務所に要請する活動をいたします。
さて、われわれが立ち向かっているアベ政治は、戦前日本への復古思想と、現代資本主義政治の柱を成す新自由主義(ネオリベ)と新保守主義(ネオコン)との混合物です。19世紀イギリス典型の自由主義は封建的規制を取り払う歴史進歩の思想でした。企業間競争はドングリの背比べ的競争で、社会の生産力を押し上げました。しかし新自由主義が取り払おうとする規制は、労働者や業者が生活と営業を維持向上するために資本主義の内部から構築された制度です。大独占体と小零細企業間の自由競争の勝負は最初から明らかです。日本全国の商店街がシャッターダウンの風景になってしまいました。労働市場における売り手=労働者の不利をカバーする労組規制力の衰退は、結局に国民経済の衰退となります。新自由主義は歴史反動の思想なのです。その政策に対する国民の抵抗闘争に対して、排外主義=国際紛争の武力解決を志向するネオコンの軍事優先思想が振り掛けられます。
こうした、彼我の対抗関係において、われわれの側の強力な武器となるのが日本国憲法です。今日の伊藤弁護士の講演は、その所以を的確に示されるものと期待しております。
共同代表 下山房雄(海老名)
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閉 会 の 挨 拶
4市共同市民の会が主催した講演会に、このように多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
伊藤真先生の安倍政権が目指す改憲などのお話しは、私たちの今後の宣伝活動にも、大いに生かすことが出来ますし、自信と与えてくれた内容となりました。「ゆっくり急いで」のいう話がありましたが、そうゆっくりはできない状況です。南スーダンPKO派遣は今月20日から順次派兵し、来月12日から新任務である「駆けつけ警護と宿営地共同防護」が実行される。自衛隊創設以来はじめての殺し殺される事態になる可能性があります。
この13区では、甘利明議員はあっせん利得処罰法では不起訴処分となり、意気揚々と13区での選挙活動を再開していますが、この金が口利き料としてはたらいたことも明らかです。こんな人物を絶対に当選させてはなりません。
まさに13区で野党は共闘し、「甘利を落とし」統一候補を勝利させる。「甘利を落とす」ことは、私は13区の大義であると考えています。12月2日に自民党本部へ甘利明議員の辞職などの要請行動と衆議院議員会館で甘利議員との面会を行い議員辞職要請も併せて行います。ぜひ12月2日、午前9時50分に自民党本部前に集合してください。一緒に要請行動が行われることを要望し、閉会の挨拶といたします。
共同代表 野 村 耕 司(綾瀬)
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事 務 局 報 告
本日の寒いところをありがとうございます、事務局から簡潔に、甘利さん問題の経緯と野党共闘の状況について報告します。
当会は、4月17日、「宣言」にある趣旨にて成立しました。最大公約数という趣旨は、その他の点で見解が違っても、これまで何があろうとも、それはおいておき、ともに闘っていく趣旨です。
そして今、憲法違反の戦争法を既成事実にさせないこと、改憲をとどめることが最も大切だと思われます。この地としての具体的な活動は、その啓発はもちろんのこととして、何より来たる衆議院議員選挙でこの13区で与党候補に当選させないこととなります。
13区には、2つの特徴があります。厚木基地があって戦争が実に身近だということ、そして6月11日の集会で学んだ甘利氏問題です。その後、なぜか甘利氏と秘書の不起訴は確定しました。
しかし、これは甘利氏の政治責任を無くすものではありません。業者から、虎屋の数千円もする高級羊羹と共の50万円なぞ時代劇ではあるまいに、と考えます。まして甘利氏は、これらが暴露されると大臣を辞任し、国会に出てこなくなりました。睡眠障害とのことですが、不起訴処分が出て会期末となった6月1日から活動を再開したなど、随分と都合の良い病気です。13区の選挙民として恥ずかしく、署名活動を始めました。
野党共闘については、紆余曲折がありますが、市民の力でこそ、今も着々と進んでいると確信します。レジメ内の経緯を参考にしてください。
私は、今回の野党共闘は2014年12月の3つの団体での「総がかり行動実行委員会」の成立から始まると思います。2015年5月3日の横浜臨港パークには3万人が集まり、8月30日の国会周辺10万人など力となりました。それも実に幅広く、決して動員とかでない市民が圧倒的な数に上ったこと、これが力となっています。
意外に知られていないのですが9月13日の山形市長選では、たった1773票の差まで迫りました。また、9月16日の新横浜公聴会での様子は歴史に残る事態でした。このような市民の行動は、国会議員らに、戦争法の酷さと立憲主義の危機が、国民的な関心事になっていることを訴えたものでした。
そして、2016年2月の野党の4つの合意、6月7日の市民連合提案により、戦争法にとどまらない、4党の合意ができました。合意の内容は経過表や市民連合のサイトにありますから、どうぞ見てください。そして、7月10日の参議院議員選挙小選挙区では、32区のうち11区をとれました。野党共闘の確実な効果があることを示します。
その後、小池氏が野党であるがごとく行動した7月の都知事選挙などありましたが、10月の新潟県知事選挙はまさに市民の力を示しました。11月17日、4野党と市民連合が意見交換会を開き、今後月1回ずつ開きます。必ずや次回衆議院議員選挙でも野党共闘を実現できると確信します。
衆院神奈川13区も、定数は1つです。野党共闘を実現させ、必ずやその人を当選させなければなりません。対抗馬は甘利氏です。当会は、甘利氏につき、まずは「辞職を」署名を始めましたが、憲法問題にあわせて「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」という観点から、問題を指摘し続けます。
当会の賛同人になって頂き、メーリングリストに入って頂き日々情報を確認していただければと思います。アンケート用紙の下の方に書く欄がありますから、どうぞお願いします。
今日は、野党共闘のために3人の方に来ていただけました。自由党の樋高剛さんがどうにも来れず、メッセージを頂きました。どうぞ読んでください。
中国では、直前まで殺しあっていた共産党軍と国民党軍が日本軍を破るために「国共合作」をしました。日本では、直前まで殺しあっていた薩摩と長州が連合を結び、大きな敵である幕府を倒しました。今、危機的な政治を続けている自公・安倍政権を倒すために、野党4党が共闘できないはずがありません。共闘しないなど国民に対する背信行為だと思います。 以上です。 事務局長 滝 本 太 郎
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その資料1です。
甘 利 氏 問 題 の 経 緯
2000.11.29 「公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律」が成立
2012.12.16選挙 第2次安倍政権成立、甘利氏が内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、経済再生担当、社会保障・税一体改革担当、TPP担当国務大臣
2013年春 公設秘書が千葉県業者の総務担当Xと知り合う
05.09 第一秘書が大和市内事務所で500万円受領
06.14 秘書が横浜URにいき面談、これをXに報告へ 業者がURに内容証明郵便
08.30 業者がURから2億2000万円補償金を受領、公設秘書が500万円受領
11.14 甘利氏が大臣室で50万円と虎屋の羊羹を受領、40分間、記念写真
12.02 体調不良のため検査入院。5日記者会見「早期の舌癌」
12.14 衆議院議員総選挙、神奈川13区で甘利氏が11選
12.26 公務復帰、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)に再任
2014.02.01 甘利氏が大和事務所にて50万円受領
7月半ば 秘書が、Xに甘利氏筆「得意淡然失意泰然」の色紙を渡す
09.25 政策秘書がXとともに環境省課長と面会など、以後も秘書が様々に利得
2015.10.05 TPP閣僚間で大筋合意
10.19 大和市内喫茶店で秘書が金銭受領
11.12 政策秘書がUR千葉にXとともに訪問
2016.01.21 週刊文春28日号から下記の報道開始
千葉県内の建設会社「薩摩興業」が2013年に道路建設をめぐり甘利側に都市再生機構(UR)について口利きを依頼、見返り総額1200万円を現金や接待で甘利側に提供と。
01.21 甘利氏は「記憶を整理している」「記憶が曖昧」などと釈明
01.28 記者会見
「国会議員としての秘書の監督責任、閣僚としての責務、および政治家としての矜持にかんがみ、本日ここに閣僚の職を辞することを決断」と。「当事務所とは関係のない弁護士に調査を依頼、東京地検特捜部の検事の経歴、調査担当弁護士とは一切接触していません。」
建設会社側から2013年11月に大臣室で50万円、2014年2月には大和市の地元事務所で50万円を受け取ったことを認め、「秘書には政治資金収支報告書に記載するよう指示したが記載されなかった」、500万円は「秘書に政治資金収支報告書へ記載するよう指示したが実際には200万しか記載せず、300万は秘書Aが無断で私的流用していた」と
「次に大和事務所での面談は、地元事務所所長であるA秘書から、あらかじめ『大臣室訪問のお礼と病気の快気祝いに来られる』と聞いていました。お礼とお祝いの話の後、総務担当者の私生活に関する雑談などをし、総務担当者がS社の敷地内から『産廃が出て困っている』との相談がありました。私は『地主が責任を持つんじゃない』と話したように思います。ただ資料を持参されていたので、『東京のB秘書に渡しておいてくれ』とA秘書に指示し、話を終えました」「帰り際に菓子折りの入った紙袋と封筒を差し出しました。『大臣室訪問のお礼』と『病気を克服して頑張れ』という政治活動応援の趣旨と思い、A秘書がその総務担当者を送って、部屋に戻った際に菓子折りと白い封筒をA秘書に渡し、『適正に処理しておくように』と指示を致しました」と。
―これ以降「睡眠障害」を理由に国会を欠席し続け、06.01までの会期を終了
02.04 (TPP署名式-12か国間)、その後まだ批准なし
02.23 民主党が秘書とX間の3回のやり取りを公表
03.15 弁護士グループが、甘利氏と国設第一秘書をあっせん利得罪で告発
URは、2016.01までに秘書と12回の面談をも認める。国交省住宅局長は、2015.3に秘書から問い合わせを受けたこと、7月に訪問を受けURの連絡先を伝えたと認めている。
04.07-09日 東京地検特捜部が、業者とUR千葉を強制捜査
04.08 「政治資金オンブズマン」上脇博之共同代表(神戸学院大教授)らが、甘利氏と元秘書2人にあっせん利得処罰法違反や政治資金規正法違反で告発
04. 甘利氏は、後援者らに多数の自筆手紙、諸学校に卒入学の祝いのメッセージ
05.31 東京地検が甘利氏と秘書2名の不起訴処分
06.01 通常国会の会期末、衆議院解散はなし 「病気療養中」の甘利氏は活動再開宣言
07.20 検察審査会が甘利氏不起訴は相当、秘書2名不起訴一部不当と議決、29日公表
08.16 東京地検は、元秘書2名ついて再び不起訴処分、これにより刑事関係確定。
08.20 公訴時効成立
現在、甘利氏は13区内の諸々の集まりに参加
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その資料2です。
野 党 共 闘 の 経 緯
2014.12.15 総がかり行動実行委員会が発足
←「戦争をさせない1000人委員会」「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」の3団体
2015.01.26 国会前活動を開始まず2500人 2015.05.03 横浜臨港パークに30000人
2015.05~2016.08 若者らのシールズが活動
2015.08.30 この日の国会周辺は10万人 全国でも日々様々な活動
2015.09.13 山形市長選で自公候補が当選したが、野党共闘候補との差は1773票
2015.09.16 新横浜公聴会で、市民の声を強く委員会委員に届ける。
2015.09.19 戦争法(2015年安保法)が成立 2015.10.30 2000万人署名を開始
2016.02.19 野党5党が4点合意、2015年安保法の廃止法案提出、合意内容は
1.安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。
2.安倍内閣の打倒を目指す。
3.国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む。
4.国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。
2016.03.27 民進党成立 ←民主党・維新の党・改革結集の会の一部・無所属の議員
2016.04.17 当会が成立、岡田尚弁護士講演、創立宣言など、賛同は現在まで203人
2016.04.24 衆院北海道5区で野党共闘候補がまさに善戦
2016.05.19 野党4党合意
2016.06.01 通常国会が会期末、安倍政権は衆議院解散できず
2016.06.07 野党4党が市民連合呈示で合意 詳細はhttp://shiminrengo.com/
I安全保障関連法の廃止と立憲主義の回復
Ⅱ個人の尊厳を無条件で尊重、若者と女性も含め公正で持続可能な社会と経済
1 保育、奨学金、非正規、最低賃金、公共住宅の拡大、公職選挙法の改正など
2 女性、選択的夫婦別姓の実現など
3 貧困、公正な税制、TPP、原発依存の脱却
2016.06.11 当会が「甘利議員のしたことは?」集会、宮里邦雄弁護士講演
甘利氏辞職署名を始める
2016.07.10 参議院議員選挙 1人区32中11で当選、複数選挙区・比例代表名簿ならず
2016.07.31 東京都知事選挙 2016.09.15 民進党で蓮舫氏が党首
2016.10.15 新潟県知事選では、市民連合らが推す米山隆一氏が当選
2016.11.06 産経新聞 前回衆院選票でも全296区で4党共闘のとき、合計47区で逆転
2016.11.17 4野党と「市民連合」が意見交換会、以後月1回予定
2016.11.30 09.26からの臨時国会が会期末予定
2016年年末~2017年2月 衆議院議員選挙??
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