ユイガハマーナ

山歩きも作品制作もヤブ道好きの鎌倉野良キツネの備忘録です。

コミック対決っ☆

2016-09-14 | 本と映画と音楽と
この夏のベアコンが終わったあたりから、読みふけっているコミックがあります。
それは「ガラスの仮面」

「えー?この有名なコミックを、何を今更っ!」とおっしゃいますなっ。
雑誌に連載当初は少しは読んでいたんです。
でも、ラーメン屋さんに母娘で住込の手伝いとして働いているビンボウな子、失敗ばかりしている出来の悪い子、それをいつも責め立てる母、お芝居のチケット一枚でど根性娘に豹変するちょっと恐ろしい子的な当初の設定に付いて行けず・・・今思えばこれは重要な設定でした・・・ほとんど読んだ事も無いのに知ったつもりでいたコミックでした。
そして、連載が始まった70年代後半zukkeは美大目指勉強していた頃で、絵の好み的にもド少女漫画的な絵からオサレ系イラスト的な絵に変わっていました。お話もド根性物や恋愛ドロドロ物からSFやファンタジーへ・・・「地球へ」や「スターレッド」もこの頃かも。
しかし、「ガラスの仮面」は連載開始されてから40年たった今でもまだ完結されず人気も衰えていないとかっ。
・・・てことで、今更ながらですがこの禁断の書に手を出してしまったわけです。しかも、逆読みでっ!(文庫版の最新巻26巻から1巻目指して読んでいます)ただいま11巻っ
まっ、内容は皆様の方がよくご存知と思うのでここではスルーです。

・・・で、同じ「ガラス」繫がりで・・・zukkeの中で今まで「ガラスの・・・」といったらわたなべまさこ先生の「ガラスの城」だったので、「ガラスの城」をば、ちとご紹介です。もちろん内容は「ガラスの仮面」とは全然違います。子供の頃は本当の姉妹のように育てられた身分に違いのある美しい姉妹の・・・サスペンスホラー物語っ!
アラ還世代のzukkeも連載当時はかわいい小学生そのころ人気のあった少女漫画雑誌は「週刊マーガレット」と「週刊少女フレンド」。どちらも読みたいけれどお小遣いの少ない女子小学生は、友人同士おこずかいを出し合って毎週その2誌を買って来ては回し読むのが楽しみでした
「ガラスの城」は当時の小学生にはちと衝撃的なものでしたが、外国文化への憧れや当時のファッションへの憧れがその絵の中に存分に含まれていて、毎週楽しみでした。今、その絵を見てもGペン、もしくはカブラペンをグイグイやった感がリアルに感じられる独特な美しい線です

「ガラスの仮面」も「ガラスの城」も、あら懐かしいと思ったアラ還世代の方、是非再読してみてください。主人公達への思いが自分の人生感を通してみると、あの頃とは違った感じがするかもです。
「・・・の城」繫がりで「ガラスの城」対「砂の城」なんてのもありかも。(「砂の城」もほとんど読んでないけどっ)

・・・で、こちらは同じ種目のスポーツ繋がりで「エースをねらえ!」対「スマッシュをきめろ!」
画像どおりzukkeは「スマッシュをきめろ!」派です!

「スマッシュをきめろ!」の連載が、ちょうど中学の部活で軟式テニスを始めた頃と被っていて、作中のような変化球が打てないものかと鼻息荒くして読んでいました。(軟式の柔らかいボールが相手だったので、バンバン変な球が打てたし
「エースをねらえ!」も嫌いではありませんでしたが、どうも主人公が好きになれずイライラしてしまうので途中で読まなくなりました。そして、皆様の方がお詳しいと思うので、ここでも内容はスルーです。
「スマッシュをきめろ!」の主人公は、美しくテニスの才能に恵まれファッション界で成功した母と裕福な暮らしをする皆から憧れられる存在。そんな主人公が訳有って別々に暮らしていた妹とテニス対決!みたいな内容ですが、主人公の才能は日々特訓の努力から、父は既になく、恵まれた暮らしは母の血と汗の結果。まるで「ガラスの仮面」の亜弓さんのような人です。

「ガラスの仮面」のマヤと亜弓さん。「ガラスの城」のマリサとイサドラ。「スマッシュをきめろ!」のさおりと真琴。

しかし、なぜこうも少女漫画とは女vs女なのでしょう?

「紅天女」が無事終演したあかつきには、マヤと亜弓さんに是非「ガラスの城」と「スマッシュをきめろ!」を演じて頂きたいです


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久しぶりに読書しますっ!

2015-12-18 | 本と映画と音楽と
スッコーンと広がった青い空と青い海っ鎌倉由比ガ浜なうであります!

本日、今年のクマ納品全て完了で久しぶりに読書でもしようと本屋さんで見つけた本「鎌倉ビーチ・ボーイズ」・・・いや、よく見ると「鎌倉ビーチ・ボーズ」
やはり、同じ湘南でも鎌倉ではボーイズよりボーズが似合う

で、このまま由比ガ浜のベンチで読書と思いましたが、本日快晴にて真冬でも日差しが強く暑いので、そそくさとアトリエに逃げ込みました

そして、本日本屋さんでの戦利品はコチラ

なんだか、本選びに一貫性が無さ過ぎですが・・・
「ゴールデン・カムイ」チョイス理由は、オオカミとクマが出て来るから。他に理由無し!
「鎌倉ビーチ・ボーズ」チョイス理由、ビーチ・ボーズをビーチ・ボーイズと見間違えて。
「だれがコマドリを殺したのか?」チョイス理由は、「だ~れが殺したクックロビン♪」マザーグース?モトさま?パタリロ?・・・さて、あなたはどれだと思いますか?


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・・・んで、あんしんしてください。
年末滑り込み発注に備えて、ちゃんとクマ仕事もやってますよ

夏休みの宿題にっ♪

2015-07-30 | 本と映画と音楽と
ものすご~くお久しぶりに、本の話題です。
昨日、何気なく寄った本屋さんでこんな夏休みにぴったりな本を見つけましたっ

「かいのどうぶつえん」角田元:著/グラフィック社

以前ビーチコーミングにハマって頃、新聞などの記事に取り上げられて興味を持っていた角田さんの本が出版されていました~っ
角田さんは、海辺で拾ってきた貝で動物を作るアーティスト。自らを「かいどうぶつえん」の園長さんと名乗っています。
本の中身は、角田さんの素晴らしい作品とその作り方にとどまらず、貝の種類やビーチコーミングのコツ、拾ってきた貝の下処理等とっても丁寧に書かれています
この夏、お子さんの夏休みの宿題に困ったら、こんな貝アートはいかがですか?
zukkeも拾った貝がたくさんあるので、何か作りたいなっ

画像にいるカメは数年前に見よう見まねで作ったカメ・・・てっ!いじめられてるしーっ

ドS兄妹人形グレーテル:にいちゃん、このカメ変~。つっついてみようか!

ドS兄妹人形ダミアン:これこれグレーテル、カメはひっくりかえして遊ぶものだよ。

ドS兄妹人形グレーテル:にいちゃん、それよか、その帽子変だよ。

幼女人形アンネちゃん:ねえねえ、このウニ殻ベレー帽かわいいでしょう~

・・・てことで、クマレンジャー本部のちびっ子ギャング達が貝遊びに夢中になっているようなので、この隙にシャーリーさんとzukkeはクマな夏休みの宿題に励もうと思います



夏休みの宿題に今でも苦労している人~っ

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いつの間にかリスマニアっ♪

2014-09-26 | 本と映画と音楽と
昨日のうっとうしい雨もあがって秋らしい青空広がる鎌倉です
そして、秋と言ったら読書・・・て、無理矢理こじつけていますがっ、
            昨日かわいい絵本を見つけたので、久しぶりに本の紹介です
    
かわいいリスの絵とおもしろそうな題名に魅かれて手に取った絵本は、
       「けっこんをしたがらないリスのゲルランデ」
               J・ロッシュ=マゾン作 山口智子訳 堀内誠一画


絵本界にうといzukkeはその作者も翻訳者も画家も知りませんが、3人とも既に他界されていて初版も1974年という古い絵本(手にしたのは再販本です)のようです。せめてその絵に魅かれた堀内誠一さんだけでも調べてみようとウィキってみましたら、有名なぐるんぱシリーズの絵を手掛けられた人で、もっと驚いたことはzukkeもよく読んでいた「an・an」「POPEYE」「BRUTUS」「Olive」のロゴをデザインされたデザイナーさんであったということです
そう思って本を読み返してみると、絵のレイアウトは文章に合わせて見やすく(翻訳も絵も日本人というコンビネーションの良さ?)、なんとなく漫画チックなわかりやすい表情は70年代の手塚風漫画の影響?・・・なんてことを生意気にも語ってしまいます。
そして、zukkeはこの力強い筆の黒い線とそれを彩るオレンジとグリーンの原色に近い水彩色の色合わせに魅せられてしまいましたっ

ここまで読んで気になった方、偶然書店で見つけちゃった方は手に取って中を開いてみてくださいねっ。

画像はその本と、本の中に出て来るゲルランデのお嫁さんヌージヤード・・・に似てるかな?と思ったzukke作の子リスちゃん。そして、鎌倉に住み始めてからいつの間にか集まってしまったリスモチーフのアクセですっ

そのうち、制作の時間がとれたらっ、
この本に出て来るリスカップルを作ってみたいですっ!←いつだー?えへへっ。


               リス大好きな人っ
             
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お・と・も・だ・ちっ。

2014-02-26 | 本と映画と音楽と
きのう、山のパワー飯を買いに行く途中、久しぶりに神保町すずらん通りを流したzukke。
吸い込まれるように入ったお店は、山用品とはあまり関係ない画材屋「文房堂」
学生時代、デザイナー時代とお世話になった「文房堂」さんですが、
浅草橋に事務所が移転し電卓仕事の方が多くなったここ数年は、とんとご無沙汰してました。

特に用事はなかったはずなのですが、この画材屋さんの空気にす~っと引きずり込まれ、
なんとも気持ち落ち着く時間を過ごしてしまいました。

・・・で、使命のように買ってしまうスケッチブックとクロッキー帳。
今回は旅用に小さめのサイズにし、ついでに一目惚れしたガーゼのハンカチーフを購入
    
ハンカチーフのデザインは、大正時代の子供雑誌「コドモノクニ」の表紙絵です。
「ワン ニャン ヲドリ」という題までついていて、かわいらしくて胸キュンですっ

でも、画材屋さんで画材の他のものを買うのは、下校中に買い食いしちゃったようなうしろめたさがあって、さらに胸キュンキュンですっ

そして、このハンカチーフを眺めているうちに再読したくなってしまったのがこの本
    
高野文子さんの「おともだち」です。
何度読み直してもこの世界感、好きだな~胸キュンの日本のレトロですっ



            日本のレトロ、好きな人~っ
             
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