ユイガハマーナ

山歩きも作品制作もヤブ道好きの鎌倉野良キツネの備忘録です。

桜散る。

2018-04-06 | お里話し


皆さまにおきましては、以前は週2回、どんなに少ないときでも月4回は更新していました「ユイガハマーナ」がしばらくお休みをいただいていたことでご心配をおかけしていると思います。そして、その久しぶりの更新がしんみりしてしまうのもzukkeのキャラクターとしてはどうかな?とも悩みましたが、ちゃんとご挨拶することにしました。

実は、昨年大晦日に体調を崩し施設にて療養をしておりました実父が先日4月1日に永眠致しました。

一時は歩行訓練もできるほどに回復しておりましたが、2週間程前から呼吸が苦しくなり酸素マスクを付けての生活、そして、帰らぬ人となってしまいました。

とは言え、90歳と10ヶ月の大往生です!

長きにわたり地域の公民館長を勤め、地域の発展と文化的事業に尽力した父でした。
zukkeもほんのちょっとだけ文集の表紙絵や文中のカット絵などを描いてお手伝いしていました。


(たぶんzukkeが中学生頃描いた表紙絵)

晩年は家業の農業をこなしつつ、父の祖父の代の家業である「水車製粉業」についての調査本に資料提供を積極的に行っていました。

そして、一見穏やかな性格に見えつつ心持ちは自分の信じたことを曲げない頑固者でもありました。

正に「心に一本芯を持ち、真っ直ぐに生きた人生」だったと思います。

杖をつきながら生活するようになると、毎日ノートにかかさず「般若心経」の写経をしていました。
その最後のページの最後の行に・・・

「祈 ◯ ◯ 健康でありますように」(◯◯ は母の名前です)

なんとも最期まで心憎い父であります。



zukkeの心の中の大桜は見事に散ってしまいましたが・・・時は春!

今はやりたいことがツクシのようにニョキニョキと土を割って伸び始めてきました。

zukkeのやりたいこと、父がやりたかったこと・・・まだ、再起動までは少し時間がかかるかもですが、頑張りたいと思います。


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春はすぐそこっ☆

2018-03-12 | お里話し
・・・てことでしてっ。
今日は、手を伸ばせばすぐそこに春が掴めそうなお天気


昨年大晦日より、後から後からいろんな厄介ごとが起きているzukkeでございますがっ・・・まあ、今年は厄年ということで、これも人生のお仕事と思いひとつひとつ呑み込まれないよう丁寧に解決していくつもりでおります。

しかし、やっぱり不安!

でっ、神頼み!

・・・で、実家的七福神を味方に付けて頑張ろう!

・・・てことでして、最近頻繁に帰っております実家の婆ちゃん(実母)からの聞き取り調査による実家の七福神のご紹介です

以前にも記事でご紹介しましたが、zukkeの実家は曾祖父の代、水車で粉を挽く「水車製粉業」というものを営んでおりました。それも戦前までの話ではありますが、zukkeが小さい頃までは、工場と呼んでいた母屋より大きい建物には大きな水車の歯車や木製の粉ひき道具がたくさんあり、その工場の下から庭の下を通って裏を流れる小川まで地下水路もありました。
そんな商売を昔していた関係か、実家の敷地内にはたくさんの神様が祀ってあります。実家の母は、そのたくさんの神様を姑であるzukkeの祖母より教わって、正月や祭り毎に決まり事に合わせて祀っていました。
神事にうるさかった祖母は既に亡く、そういう時代でもなくなったということで、今は正月のみです。

まずは、古い家にはよく祀ってある「天照大神さま」


そして、商売をしたいたので「恵比寿さま」
縁結びの神さまでもあるそうですよっ


もちろん「お稲荷さま」もっ


昔は野犬がたくさんいて困っていたというこなのか犬神さまを祀った「三峰さま」


曾祖父の代に可愛がっていた馬を火事で失ったという事で曾祖父が建てたという「馬頭観音さま」の石塔


「水車製粉業」という水にかかわる商売をしていたためか「水神さま」

建てられた年号が脇に彫られていますが、ウソか本当か「文久2年」(1862年)
もはや大正でも明治でもなく、文久!江戸時代かー!!!

曾祖父が住んでいた以前の家は火事で焼け、新しく建てた家が明治の終わりか大正の初めに建てた今の母屋なので、「天照大神さま」「恵比寿さま」「馬頭観音さま」はそのころから。
「三峰さま」と「お稲荷さま」は(父からの聞き取り調査によると)村に石細工の得意な人がいて、その人に祖父が頼んで作ってもらったそうなので昭和の始め頃のわりと新しいものでした。

そうすると、本当に文久2年に建てられたものならば「水神さま」が一番古いもののようです

・・・で、七福神というからには、あとひとりの神様は?

婆ちゃん(実母)は、そこでニッコリと「そりゃあ、ご先祖さまだんべ〜!」

・・・・・・まあ、納得のオチではありますがっ。

「婆ちゃん、そりゃ、神さまじゃなくて仏さまだんべーっ!」


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お里のお稲荷さんっ。

2017-08-18 | お里話し
ところで、zukkeの実家にはいつの頃からかお稲荷さんの小さな祠が祀られています。



現在の敷地に最初に家を建てたのはzukkeの曾祖父、ひいおじいちゃんっ。
最初に建てた家は火事になり、次に建てた家は100年以上経過しての経年による老化で一部リフォーム&増築され、お庭の小さなお稲荷さんもアッチコッチちょろちょろ動かされはしましたが、庭の片隅にちまっと元気にしていらっしゃいますっ

この一般家庭の家の敷地内にあるお稲荷さんやお地蔵さんのことを「庭内神し(ていないしんし)」と言うそうで、特にお稲荷さんは商売繁盛を願った昔の商家には良く祀られているそうです。

zukkeの曾祖父は水車を使って粉をひく「水車製粉業」を営んでいたそうです。
水車というと田舎道の水車小屋のちいさなものを思い浮かべますが、zukkeの家の水車はかなり大きなもので当時としては工場の機械ようなものだったらしいです。

この「水車製粉業」は祖父の代、戦前までは続けていたようです。

でも、敗戦後の農地改革やなんやらかんやらで父の代では一般的な兼業農家となりました。

そんな流れを静かに見守ってきてくれた実家のちっちゃなお稲荷さんにzukkeの「稲荷ベル」がお参りに来ましたっ

どぞっ、よろしくですー!!!


ご利益をいただけるかどうかはわかりませんがっ、「粉屋」ではなく「クマ屋」になったzukkeをどうぞお守り下さいませ〜。

んで、これは父が大事に飾ってくれている「お稲荷さん」



zukkeが学生時代に刷った初めてシルクスクリーン作品です。

あれから何十年も経ちましたが、改めて今「お稲荷さん」に向かい合っています。


・・・あっ、因にzukkeの小学生時代に付けられたあだ名は「きつね」です。
なんか、すりこまれちゃったのかな〜


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梨いっぱいっ♪

2014-08-15 | お里話し
なんだかんだで今年もお盆に帰らない親不孝zukkeに、実家ママが故郷の梨をたくさん送ってくれましたっ

早速、お世話になっているご近所さんにお裾分けしてご挨拶
美味しく生でいただく分(室内で熟成)とコンポートやジャムにする分(冷蔵庫保存)にわけて保存です。
うううっ、ママ。今年もお盆の墓参りをサボった親不孝&ご先祖不孝な娘を許してね~
旅行から帰って来たら、たくさんお土産持って会いにいくからね~。

            ごめんね。ごめんね~!


             今年も親不孝してる人~っ
             
             ポチっと、よろしくです

さのまる☆

2014-01-07 | お里話し
おおっ、いつの間にかライトアップなどというオシャレな事をやりだした、zukkeの故郷の佐野駅前広場


その中にこんな子を発見っ!・・・「さのまる」君だ~

去年のゆるキャラグランプリで、みごと一等賞を取った「さのまる」君です

      
     2012年は全国第4位だったんですね~。知らなくて、ゴメン

佐野で何かが一等賞になることなんて滅多に無い事なので、実家含む地元は大喜びっ

特にzukkeのママ所属の踊りの会の皆様は、地元のロックスターダイヤモンドユカイさんと一緒に「さのまる音頭」を作ったので、その喜びも大きかったようです。・・・て、zukkeは、そのことを最近知った親不孝者であります

        ママ、頑張って良かったね~

      
      ダイヤモンドユカイさんを囲む踊りの会の皆様ですっ


              さのまる、好きな人~っ
             
      
ところで、ゆるキャラにはかわいいグッズがっ・・・ということでいろいろ探してみたのですが、いきなり人気者になったせいか、各種ぬいぐるみは全て完売。やっと、クリアファイルだけ手に入れて来ました。そして、ぬいぐるみがない~と嘆くzukkeに、佐野駅売店(観光案内の受付にちょこっとあるちっさい棚)のオジサマから、ご自分で撮られたさのまる君のデッカイ写真コピー(画像左)をいただきましたっ


          オジサン、ありがとね~っ

     なぁ~っ、いいとこだんべ~、佐野っ