山形厚史のブログ

セイカツは夢とシゴト

テレビアニメ

2019年01月16日 22時58分13秒 | 日記
テレビで手塚治虫の特集をやっていた。

30分のテレビアニメを作って、毎週放送したのは手塚治虫が最初だというのは知っていた。 

最初の放映から20年後ぐらいにに、僕はアニメの仕事についた。

そこで覚えた作画の技術は、手塚治虫が生み出したやり方だったわけだ。

あまり動かさないで見せたり、少ない枚数で動きを繰り返したり、それを他の話で流用したり。

全部、手塚治虫だ。

鉄腕アトムの映像が流れていたけど、使われてる作画の手法がよくわかる。

こうしてみると僕は、手塚治虫の好きなディズニーや、東映動画(宮崎駿さんたち)じゃなくて、手塚治虫のテレビアニメの流れなんだな。


アニメの仕事に就く前に、映産労の知り合いに連れられて、虫プロにも見学にいったなあ。  

手塚治虫には会えなかった。



テレビアニメは、少ない枚数でいかに動いてみせるか。

これを考えるのが面白かった。

いろんな方法があるんだよ。

まあ、結局はいつのまにやら枚数が増えちゃって、アニメの現場はいつも火だるまになっちゃうんだ。


もうしょうがないんだよ、アニメは。



今日も来ていただいて、ありがとうございます。