流行は繰り返す。
70年代に流行ったパンタロンやラッパズボン。
裾が広がったジーパン。
半世紀たった今、また見かけるようになった。
パンタロンとは言わない、フレアパンツと言う。
70年代のファッション。
若い世代から見ればおじいちゃん、おばあちゃんの若い頃である。
これも一種のエモいファッションなのかな。
70年代の多くのフォークシンガーはTシャツにジーパンが定番であった。
昨日紹介したあがた森魚さんは、下駄を履いてテレビに出ていた。
それがカッコ良くも見えていた。
それを翻すグループがいた。
ガロである。
おしゃれであった。
下駄ではない、厚底の靴を履いていた。
この頃僕は、ガロは好きでなかった。
どこかアイドルっぽい。
フォークと言うより歌謡曲というイメージでもあった。
明星や平凡の表紙にも写っていた。
僕はプレーボーイと平凡パンチが愛読書であった。
70年代ファッションが仮に流行っても、ガロにはなりたくないと
言っていた某大物アーティストがいたような・・・。
あの頃はガロを聴いていなかったけど、10年ぐらい前にアルフィーの坂崎さんが、
ガロの魅力を紹介していてそれから聴くようになった。
ガロで好きな曲『ロマンス』
心に響きます。
ロマンス GARO
昭和48(1973)年