LimeWire訴えられる

Napstarが有料サービス化、Kazaaは和解金1億ドル以上と合法化に同意、Groksterは著作権侵害を助長する意図があったって認定された等、アメリカでP2P技術への風当たりが強くなる中、LimeWireも訴えられちゃいました。
RIAAは「LimeWireへの多大な働きかけにもかかわらず、このサイトのオーナーは合法的なビジネスモデルの構築に十分な関心を示さなかった」と、声明を出してるそうです。
アメリカでは最高裁が「音楽企業は著作権侵害を助長する技術を開発した企業に訴訟を起こすことができる」って判断を出したんで、P2Pは完全に崩壊ですね。日本のWinny訴訟はどうなるんでしょうか。

ファイル交換技術は、著作権侵害を助長するだけじゃなくて、著作権＝Copyrightsを守る事になったりもするんですけどねぇ。著作物のコピーなどを意図した方法で広く流通させる権利が著作権なんだから、既存の著作物の流通ルート以外でこの権利を行使したいって思う人が、P2Pを選ぶのは正規の流通だよね。実際にやっている人だっているんだし。
ミュージシャンやアーティストの一部や、無料のブログを書いている人だって、多くの人に作品に触れて欲しいって考えていると思うんだけど。
あ、この記事はP2Pでの流通はオッケーです。

元ネタ（ITmdia）