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田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

BOSO花実だより

2020年05月30日 | 田舎暮らし(二地域居住)

9月入学導入は見送られたのでやれやれです。

今年の小学1年生は5月末に初登校になった児童もいるそうです。

今、BOSOでは草刈りと筍の伐採、落ち葉掃きに追われています。

ふと見ると「テイカカズラ」「ドクダミ」「ムシトリナデシコ」「ムラサキツユクサ」などの花が咲いています。

杉の林床では「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)」が咲き始めました。蛍が飛び交う頃に咲きます。

キキョウ科の多年草で、山野の日当たりの良い裸地や林縁などの草地に生え 草丈: 30~60cm。

萼と萼の間(湾入部)に反り返った付属体がなく、湾入部がふくらむのが特徴です。

開花期は6~8月。色違いの「ヤマホタルブクロ」この写真だと判り易いと思います。

こちらは少し判りずらいですが付属片が反り返っているので、「ホタルブクロ(蛍袋)」です。

草丈:40~80cm。開花期は6~7月(5月末から咲き始めました)

今年も「ユスラウメ(梅桃)」が豊作でした。

ユスラウメの概要は'200316にUPしたblogをどうぞ!

触っただけで簡単に取れてしまうので、結構地面に落ちてしまいました。

2本の木から収穫しました。結構な量が採れたと思います。この先はジャム?

キリンソウ(麒麟草)」も見頃を迎えました。

白い小さなものが見えますが、これは落花した「センダン(栴檀)」の花びらです。

毎年、大きくなり、今年は強風?で中央部が倒れてしまいました。


春の花:白丁花

2020年05月24日 | 田舎暮らし(二地域居住)

毎日、視聴しているNHK朝ドラ「エール」が6月29日から休止になるとのこと。

今後の収録再開の状況を見ながら放送再開を決めるそうです。

昭和人の私は、夢を追い続ける二人の姿と将来大成するとう安心感でこれまでになくハマっています。

珍しく男性が主人公ですが、視聴率も好調をキープしています。

あと1ヶ月分の放送はありますが、これからという時に残念です。待つしかありません。

主人公のモデルとなっている作曲家古関裕而さんが作曲した夏の高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」を今年は聞くことが出来なくなりました。

球児の気持ちを考えると切なくなります。

 

庭に2株、「ハクチョウゲ(白丁花)」(アカネ科)があり、5月中旬頃から咲き始めました。

東アジア原産で樹高0.6~1m程度の常緑低木。

※以下の白丁花は全て葉の縁に斑が入っている園芸品種です

(撮影:’200512)

丈夫であまり条件を選ばない木のはずですが、枝ぶりが悪く、花つきも今一つです。その写真(上)がこれ。

寿命が短命な樹木で、約10年もすると、だんだん株が衰えてくるとのことなので寿命なのかも?

(撮影:’050529)

花は1cm程度と小さく、白・桃・淡紫色で、一重が普通ですが二重咲き、八重咲きもあります。

これは白花ですが少し薄紫色が混じります。

(撮影:’090531)

花期は5~7月。葉腋から出る短枝に花を1~2個付け、花冠は長さ1cm程度の漏斗形で先は5裂します。

(撮影:’080517)

木を覆い尽くすように白花が咲いています。花付きが素晴らしいですね。

名前は花が丁字型(ラッパ型)の白い花を付けることに由来しています。

(撮影:’090531)

葉は長さ1~3cmの狭楕円形でやや厚く、鋸歯がなく全縁で葉先が尖ります。

よく分枝し、小枝が多数出て、密に繁り、 若い枝は黒紫色を帯びます。

萌芽力が強く刈り込みに良く耐えるので生垣にも使われます。


春の花:大紫躑躅

2020年04月24日 | 田舎暮らし(二地域居住)

ツツジの中では最も大きな花を咲かせる「オオムラサキツツジ(大紫躑躅)」。少し咲き始めました。

庭に2株あり、ツツジ科の常緑低木で、樹高は1~2mほど。

花期は4~5月。花径は約10cmほどで、鮮やかな赤紫色の花が目を引きます。

雌しべが1本、雄しべが10本で、花の中を見ると、蜜標(またはガイドマーク)と呼ばれる昆虫を呼びよせるための印(濃い紫の斑点)が上方に見えます。

(撮影:18.04.21)丸く刈り込んだつもりですがガタガタです。

葉の大きさは2~7cmで互生。葉先が尖った長い楕円形で、光沢はなく細かな毛が表裏にあるのが特徴です。


春の花:ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ

2020年04月21日 | 田舎暮らし(二地域居住)

庭の片隅に「ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ(旧学名(流通名):シラー・カンパニュラータ)」(キジカクシ科、旧ユリ科)が咲いています。和名「ツリガネズイセン(釣鐘水仙)

(撮影:’20.04.19)英名:「スパニッシュ・ブルーベル」。原産地は、スペイン、ポルトガル、北アフリカ。

(撮影:'16.04.16)1株しかありませんが、花期(4月)になると、葉の中から花茎を真っ直ぐに伸ばし、上部の花序に花径1.5~2㎝程度の釣鐘形の花を下向きに10~30輪咲かせます。

花弁の先端は軽く反り返ります。

花色は、青(ブルーベル)、ピンク(ロゼア)、白(アルバ)。

草丈は20~40㎝で、葉は幅広の線形で根生し、放射状に浅く広がります。

夏に地上部が枯れて休眠、春に芽を出します。

耐寒性が高く、植えっぱなしでもよく育ち、自然分球でよく増えます。

日向から半日陰まで栽培でき寒さにも強く育てやすい球根植物です。

同じ仲間で球根植物の「シラー・ペルビアナ(和名:オオツルボ(大蔓穂))」。

花期は5月、花径約2㎝の軽く反り返った6弁花で、散房花序に20~100輪、青紫色の花を咲かせます。

 

 


春の花:甘野老&宝鐸草

2020年04月17日 | 田舎暮らし(二地域居住)

我が家の庭(林野)に今、「アマドコロ(甘野老)」(上)と「ホウチャクソウ(宝鐸草)」(下)が咲いています。

どちらも地味で目立ちません。ひと頃に比べれば大分減ってきているような気がします。

アマドコロ」はキジカクシ科の多年草。

毎年、4~5月に開花します。明るい林床などに自生しています。

葉に斑入りの園芸種も庭に生えています。

葉の付け根から単一または基部で2分した細い花柄に、細いつぼ型(鐘形)をした緑白色の花が垂れ下がって開き、先の方は緑がかっています。

花の長さは2cm、6花被片が合着した筒状形です。

果実は液果で下向きに垂れ下がり、秋に暗緑色から青黒く熟します。

一方の「ホウチャクソウ」(イヌサフラン科)は竹やぶ、林床などの暗いところに生える陰性植物です。

花被片は6枚(3枚の花びらと3枚の萼)で、花弁は合着しません。草丈は30~60cm。

(撮影:'07.4.29)朝鮮半島、中国原産の「キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)

アマドコロは若葉の頃、山菜として利用されますが、ホウチャクソウは全草が有毒なので注意が必要。

アマドコロは同属の「ナルコユリ (鳴子百合)」とよく似ていますが、ナルコユリは花のつけ根に緑色の突起があるのに対し、アマドコロは花と花柄のつなぎ目は、突起状になりません。

また、ナルコユリの茎は丸く、アマドコロの茎は角張っていることで区別がつきます。

「ナルコユリ」はアマドコロによく似ていて、明るい所を好みます。開花時期は5~6月です。花弁は合着

果実は液果で黒く熟します。