久しぶりにゆっくりすごした日曜日

土、日はpole-poleの体調が悪くて山はお休み。pole-poleは身体が強い方ではないのに我慢強いのでなかなか病院にかかろうとしない。先週ずっと無理して出勤し続け土曜日にかかりつけの病院で受診した。ダブルで風邪に罹患していたことが分かり、半日点滴を受けて日曜日の午後からは回復してやっと食事が美味しく感じられるようになったと喜んでいたのも束の間、今度は明け方から歯痛が始まったらしい。休むわけには行かず今朝肩を落として出勤するのを、私は元気に送り出すしかない。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

今日はパリ祭ー、そして長男の誕生日でもある。プレゼントに送った鞄が届いたと喜んで昨夜電話があった。彼はこだわる次男と全く違って、ほとんど服装に構わないという我が家の典型的な“人”である。帰省時に下げて来る鞄があまりにくたびれていたので、「誕生日プレゼントは鞄」と私は早くから決めていた。迷ったがちょっとセンスあるものを奮発して良かった！彼の格好に不似合いかもしれないが、目に見えない小物は身につけている人をアップさせる。
今まで、長男の誕生日に梅雨が明けていたことはなかった・・・。彼が生まれた日も産院の窓の外にはどんよりと雲が垂れ込めていた。pole-poleが仕事帰りに電車から降りて汗を拭きながら坂を登って来る姿を追いかけ、病室のベランダに出て大きく手を振った28年前の初夏。あの時、夫が手を振る私に気付いて照れ臭そうに微笑んだ童顔の顔を今でもはっきり覚えている。長男が生まれた時夫は２６歳だった。夫が父親になった同じ年齢を息子が迎え、まだまだ本当に若い私達だったのだとつくづく感慨深かった。仕事が待ってくれない最近はさすがに疲れて帰って来る。気を付けてあげなければと殊勝な気持ちになっている。