晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

脇役らががんばっていました 九千部岳(その2)

2012年06月25日 | 
「くたびれぞんの骨折りもうけだった・・・」と愚痴りながら、左回りで下山して来られる男性に、「下の方にヤマアジサイがきれいですよ」と声かけましたが「たいしたことないんじゃろう」と返ってきました。そう言わずに路傍の花々に目を向けてあげたら好いのに・・・。かく云う私も、平年だったら山法師に目が奪われ過ぎてシモツケの愛らしさを感じたことはなかったなぁ。山も主役が活躍できない時には脇役がちゃんと見せ場を作るんですね。




 


ウツボグサが咲き始めるといよいよ夏到来です。



やっと見つけた山法師は望遠でやっと撮れました



日本庭園のような登山道は苔むした岩に緑が目を射るほどに鮮やかです。





これだけ群れているコナスビは滅多に見たことがない



蛙の卵とソクシンラン

 


ウリノキは一部咲き。山頂間近の登山道にはギボウシが蕾をしゅんしゅんと音を立てるように、たくさん準備中でした。今までこれほど見たことがないと思えるのはやはり山法師だけ見ていたからなのか。アチさんが「来週、咲いたのを見るためにまた登ろうか!」と云ったのには

 


クモキリソウのユニークな花と葉のフリンジが素敵ですね。



イナモリソウも健気に寒い冬を乗り切って咲いていました。





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4 コメント

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連投、大歓迎 (bamboo)
2012-06-28 10:16:52
>わたしも前のオンエアで観て、途中で我慢できずに2.5倍速にしてしまいました

長くても面白ければ時間を感じないのですが、私はアイロンがけ、夕食の準備をしながらでした。

>娘を物置に閉じ込めるシーンが一番印象に残ってるかな~。

同じ!あのシーンは娘を何とかしなければという怖ろしいほどの母親の気魄を感じました。
汚れた足袋が効いているとは思ったけど、そこまでしなければならない程かと、私には通じなかった。

>イタリア映画監督がお母さんを~っていうのは聞いたことがあるような…。

イタリア男はマザコンが多いと聞きますからね。著名な映画名を思い出したら、またコメントします。

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連投失礼します。 (宵乃)
2012-06-27 10:55:54
長かったですよね~。わたしも前のオンエアで観て、途中で我慢できずに2.5倍速にしてしまいました(笑)
良い作品でも自分のペースと合わない作品はあまり楽しめません。娘を物置に閉じ込めるシーンが一番印象に残ってるかな~。
イタリア映画に似たシーンがあったんですか。覚えがないけど、イタリア映画監督がお母さんを~っていうのは聞いたことがあるような…。忘れちゃっただけかも!
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くすくす (bamboo)
2012-06-26 10:41:46
>損してるのは、あなた自身のせいですよ、と教えてあげたいです。

手厳しいコメントに思わず笑っちゃいました。
とても宵乃さんらしいですね~


>わたしの情報も古くなってるかもしれないので、何か分かったらわたしにも教えて下さいね~。
了解しました!

昨日「紀ノ川」を観て疲れ果てました。
あまりに長すぎ!
冒頭何隻も船を連ねる嫁入りのシーンは、題名を思い出させないのですが、イタリア映画?で監督が自身のお母さんに重ねて作った超大作の映画のワンシーンにそっくりでした。
岩下 志麻も若かった!
宵乃さんもmiriさんもたぶん観てるのでしょうが、記事にはされてませんでしたね
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おはようございます。 (宵乃)
2012-06-26 07:23:53
こんなに命に溢れた山に来て「くたびれぞんの骨折りもうけ」だなんて哀しいひとですね…。損してるのは、あなた自身のせいですよ、と教えてあげたいです。
脇役といって見逃してしまうには惜しいくらいの花やきのこたちです。こういうタイプのカエルの卵は初めて見ました!
山のひんやりした空気が伝わってきそう。

あと、フィリピンに行ったことのあるご友人に話を聞くという事で嬉しいです。さすが交友関係がお広い!
わたしの情報も古くなってるかもしれないので、何か分かったらわたしにも教えて下さいね~。
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