という訳で一週間ちかく放置されているので、適当な駄文で更新していない状況を打破する事にする。という訳でネタだが……
くらっ、
くら、
くら、
くら、
くら、
くら、
くら、
しまった、治療で引きこもっている為、ネタが無くて、七行ほど気を失ってしまった(C鴻上尚史「鴻上夕日堂の逆上」より)このころのコーカミさんはおもしろかったんですよ(笑)
これ以上書くと、演劇界に敵を作りそうなのでさっさとネタを……
まぁ、私が今書けるネタはどうしても「入院・闘病日誌」となるわけで、コレをリアルに書くと人生が辛くなるのでなるべく愉快に誇張して明るく書くことにします。
3月25日早朝、愛車で自爆事故を起こした私は救急車でS病院に搬送され、太ももが脱臼してんのにレントゲンだーの、MRIだーの、警察の事情徴収だーの、JAFのサインだーのを、受けた後、主治医のY先生が枕元で囁くのでした。
「小田さん、あのですね、入院にはご家族の同意がいりますんで、実家の電話番号お願いします」
こっちは足や額や肋骨が痛いし、水飲みたいのにトイレにゃ行きたいし(後にこの痛みはカテーテルのせいと判明)、芝居の事がずっしりと重くのしかるの時に……でも同意がないと入院できないらしい。
一瞬教えなきゃ入院できないから、今晩の稽古間に合うじゃん……とか、実家より劇団の誰かに連絡しないとならんのに! 思ったのですがしゃれにならない脇腹と足の痛みに「ただごとじゃない」と思い。
「えっと………家の番号、覚えてないんで………携帯返してもらえますか?」
看護婦に指示するY先生。出てくる血まみれのコート、俺、気を失うかと思ったよ……。
ともあれ携帯げーっと。
実家の番号を教えるとY先生と看護婦はそそくさとICU(集中治療室)から出て行った。
「これぞ我が輩の奸計なり!」とばかりにあちこちに電話し、現状を伝えていると、Y先生が息せき切って戻ってくる。
なぜ? WHY? あ、ここ、ICUだ(バカ)
携帯を切り(後にこの時話していた相手は突然「死んだ」とおもったとか)しおらしい顔をして布団をかぶる私。
苦虫をかみつぶした顔の標本の様な顔でY先生の顔が近づいてくる。
やべぇ、怒られる……(でもね、安否電話は必要だと思うんですよ)
Y先生、耳元に口を寄せて一言
「ただ今実家と連絡がとれました」
必要以上にしおらしい声を出す私――
「………はぁ………」
しばしの沈黙
「オレオレ詐欺だと間違われました」
スポポポポポポーン!!!
。 。
。 。 。 。 ゜
。 。゜。゜。 ゜。 。
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( Д ) Д)Д))
「………私が電話します」
こうして、私の三週間に渡る入院生活は始まったのです。
画像は入院中に患者全員につけられるタグ。
これで投薬とか、食事とか管理される訳です。