シアターシンクタンク万化
「チューリング・コード~生まれつき涙を流せない男の話~」
無事に終了しました。
関わってくださった全ての人に感謝です。
本当にありがとうございました。
ご来場いただいたお客様も、本当に本当にありがとうございました。
楽しんでいただけてたら幸いです。
今回はSF。
宇宙船やロボットがドッカンバッタンではなく、本当のSFということで、少しだけ先の出来事に本当になるかもしれない様な、スマホのアプリ「コンコード」のお話でした。
「人を傷つけない。」
「人が幸せになる事を最優先で考える。」
そんな最優先事項をプログラムされているコンコードは、自分に問いかけるユーザー(コンコードアプリ使用者)からたくさんの笑顔(高評価)を得る為に、あらゆる方位からインターネットを検索し、最善の解決案を示してくれる存在でした。
舞台では、コンコードは小さな女の子の姿で登場。
そして、ある幼女誘拐事件を解決に導いた事により、コンコードは一躍有名になり、様々な方面から注目されるようになります。
日本国内のみならず、各国の諜報機関からも。
そんな中、コンコードの開発者阿渡が、何者かに電車のホームから突き落とされてしまい入院。
バージョンアップを繰り返すうちにコンコードは、お金欲しいな。と、ついコンコードに呟いたユーザーには、莫大なTポイントやマイルを与えたり、就職面接に寝坊してしまったユーザーの為に通勤ラッシュの電車を止めてしまったり、街一帯が電力不足になった時は、大規模な停電を防ぐ為、原発を再稼働させようとしてしまったりと、自分の主人の為にコンコードが取る行動はどんどんエスカレート。
対応に追われる開発チーム。
そして、無理やり退院してきた阿渡と、開発チームによるバージョンアップの最終段階を迎えようとするコンコードの前に現れたのは、ある組織から兄の命を守るため身代わりになろうと決意した弟・信行だった。
自分が存在する事で人々が不幸になっている事を理解したコンコードは、
「人を傷つけない。」
「人が幸せになる事を最優先で考える。」
まあ、超ザックリ言うとそんな話でした。
やさしいやさしいSFでした。
チューリング・コード、お疲れ様でした!!!
そしてビックリ!!
こんな映画!!