斉藤和義「ROCK’N ROLL Recording Session at Victor Studio 301」を買った。既存の曲を今のバンドメンバーでスタジオで一発撮りしたCD。私は全部知っているので敢えての通常盤CDのみ。
火曜日の夕方に予約していたCDを購入し、寝る前にスピーカーで聞いた一度目。
演奏者が違うと曲って変わるんだな。楽器からして違うわけで。アレンジやバンドメンバーが違う演奏が聞けるのは、斉藤和義が1人だからなんだよね。そして歌は変わらないから、演奏が変わっても安心して楽しめるのだろう。
水曜日はヘッドホンで聞いた。やはり、この方が断然いい。最近はみんなイヤホンやヘッドホンで聞くからこれは当然。もしかして我が家のスピーカーと相性が良くないだけかもしれないけれど。いいなと思ったら欲が出てきた。オリジナルや他の演奏との聞き比べしたい。
木曜日に決行。CD全部出して入れ替えながら同じ曲を2、3回聞く。面白くてやめられないが、マディウォーターを聞こうとToy’s Blood Music をセットしたらプレイヤーがCDを読み込まなくなった。やり過ぎたか、酷使しでごめん。今日はこのくらいにしといてやるわ。
沢山のCDを広げると、そうかこれもあったかとあれこれ聞きたくなる。ライブCDを全部持ってはいないけど、シングルや限定盤収録のライブ演奏もある。今回の選曲は、案外CDにライブ音源のないものと、オリジナルがほとんど斉藤和義自身の演奏によるものだ。
週末ようやく、聞き比べも一通り終わった。あー面白かった。
マディウォーターはベースがめっさカッコいい。真壁さんはアコギもいいのね。
Cold Tubeは「黒盤」のリミックスかなり好きなんだ。そういえば「黒盤」はわりと今回のCDのテイストに似てるかも。歌詞カードにコードも振ってあったことは完全に忘れてた。歩いて帰ろうの間奏部で、ちらっとブライアン斉藤とメイ和義が浮かんだ、はは。
「Are you ready?」は重低音のイメージから軽めになった。アウトロはまたライブて笑うとこですか?になるだろうか。わすれもの、45stones ライブの名演奏が忘れられない、10年以上前なのに。
みたいに、脈絡なくあれこれ思ったり考えたりできるのは、どの曲にも思い出があるから。新曲とはまた違う楽しみ方ができるCD。私も私の好きがあるけれど、変化を楽しんでいる。変わらないものは何もないと孔子だって言っております。