戸隠イースタンキャンプ場の北にブナ大木の林があるという。気象レーダーで大丈夫と雲を確認し、そさくさとザックにバーナーと昼食の手作り稲荷ずしを入れ出かけた。
シールを装着するのは久しぶりだ。ほんの少し積雪があったようだ。この場所は観光協会やブログなどで勧めるようなコースでなく踏み込む人は極に少ない。スキー場のような賑やかさに馴染めない我々のような者だけの世界である。
戸隠連峰を背にし植林カラマツ林を過ぎ広葉樹林に入り1時間ほど進むとイチイの大木に出会う。そこから、なだらかな尾根を登る、すると、そこかしこにブナの大木が飛び込んでくる。瞬時に脳裏に浮かんでくるのは再度訪れようの思い。頭上から木々のテッペン部にとりついた霧氷のかけらが雪かと?見間違うほどに落ちてくる。ほんに我々だけの自然まっただ中だ!!