こずくな生活

写真付きで山暮らし

自然まっただ中

2017年02月27日 | 家と家の近くで

戸隠イースタンキャンプ場の北にブナ大木の林があるという。気象レーダーで大丈夫と雲を確認し、そさくさとザックにバーナーと昼食の手作り稲荷ずしを入れ出かけた。

シールを装着するのは久しぶりだ。ほんの少し積雪があったようだ。この場所は観光協会やブログなどで勧めるようなコースでなく踏み込む人は極に少ない。スキー場のような賑やかさに馴染めない我々のような者だけの世界である。

 

戸隠連峰を背にし植林カラマツ林を過ぎ広葉樹林に入り1時間ほど進むとイチイの大木に出会う。そこから、なだらかな尾根を登る、すると、そこかしこにブナの大木が飛び込んでくる。瞬時に脳裏に浮かんでくるのは再度訪れようの思い。頭上から木々のテッペン部にとりついた霧氷のかけらが雪かと?見間違うほどに落ちてくる。ほんに我々だけの自然まっただ中だ!!


音楽祭

2017年02月25日 | 外出&食事

 

今日は男孫の幼稚園後輩となった娘孫の初めての音楽祭の日、数百人の人を目の前にし4歳の子が大きな声で心配なく堂々と歌う姿に目頭があつくなった。それにしても孫達には間隔をあき会うたびごとに驚かせられる。男孫には百人一首の相手をさせられ、しかも幾首かの句は暗記をし、たっぷりと遊びさせられ負けてしまった。ほんに気分良き今日の夕食はオシャレにパエリアとデザートはお嫁さんの実家から戴いたキューイ、もちろん、いつもより、おおめに、お酒を飲みながら。


思い味

2017年02月21日 | 外出&食事

 

30㎝近く積もり一汗かいた除雪。家の中に入り掘り炬燵に足を入れる。火持ち時間の長いナラの木は熾きになり掘り炬燵に入れても持ち時間が長い優れ木だ。温まりながら干し柿を食べお茶を飲む。薪と干し柿は自ら作ったものだけに思い味はひとしおである。

雪の止んだ11時過ぎ、確定申告で街に下りても寒く車の表示パネルは2℃凍結注意の表示をし警報音をはなち故障ではないかと販売会社の担当者に問い合わせする次第。税務署に申告書を提出後、前々から行きたかった15席の中華四川料理の店で昼食、予想以上の美味しさで再度と思った次第。

 


恋しい春

2017年02月14日 | 家と家の近くで

 

ことのほかに雪こんもりの今冬、そんな無垢な雪で家は囲まれている。それはそれで楽しんでいる。けれども、春を恋しく待ちわびている自分もいる。

    

極寒から守ろうと堅く閉じている木々の花芽、それを勝手に先走りにも春を感じようと漬物鉢に生けた幾枝の山桜、その中で私たちを喜ばそうと咲いてくれた一輪の可憐白小花、思わずに笑みを誘ってくれる。


贅沢な風呂

2017年02月08日 | 家と家の近くで

 

          

薪と兼用できる灯油燃料の二台目風呂釜バーナーが壊れた。外して点検しても全く言うことを聞いてくれない。一台目は販売店で買い求め自分で交換したが今では製造すらしていない。それではと入浴好きのため薪を焚くことにした。スイッチポンの頼り切りと違い何度も燃え具合を確認せねばならなく一時間ほど時間がかかる。まるで普通電車で目的地に向かうようでもある。でも、適温となった湯はやわらかく骨まで温まり上がっても汗が出て直ぐには下着を着けれない。故障の功名か?浸かっていると子供の頃に入った風呂の記憶がよみがえってくる。このことを人に話すと、昔は不便だったことが今では贅沢な風呂だと言われる。ほんに変われば変わったもんだ!