こずくな生活

写真付きで山暮らし

漂う香り

2024年08月23日 | 早朝散歩


今夏はこの地でも暑く日中散歩どころではない。日の出から30分後の
久しぶり早朝散歩は20℃と半袖では少し肌寒さを覚える。
東稜線から望む太陽は角度を上げるにつれて、じりじりと熱を照射して
地上を焦がしにかかりそうだ。
区内を一回りする散歩コースには2か所に桂の木が生えていて、この時期に
なるとカラメルソースのような甘い香りを放ち漂よわせている。少雨で
乾燥気味な今葉からは特に香り強くプリンを食べたくなる。

散歩中に栃の実が落ちていて思わずにポケットに入れた。帰り家の周りを
一回りするとユキツバキに珍しき実が!長く恵みをいただいていたニラに
センブリのような花が!ニラの花は天ぷらにして食してみよう。


久し振りの

2024年02月10日 | 早朝散歩

 
6時に新聞を取りに出ると温度計は久しぶりのマイナス10℃を指している。
手持ちの小ライトに照らされた雪面はダイヤモンドのようにキラキラと輝いている。
この時間が与えてくれるご褒美のようである。
今冬もバックカントリーでのテレマークスキーを控え冬眠している。
けれど、太陽の角度が高まり今日のような春到来を感じるような天気は、啓蟄状態と
なり散歩に誘われてしまう。
久し振りのお気に入り場所からの東眺望は、行動飲酒を慎んでいる我がモヤモヤ霧を
幾ばかりか晴らしてくれた。




 

 

 


朝のルーティン

2023年09月03日 | 早朝散歩


 
ベットから朝焼けを眺めるずぼら寝を続けていたが、今日はお気に入りの場所で眺めようと
5時過ぎに玄関を出た。道路は高木に挟まれているので薄暗く東空には金星が確認できる。
お気に入り場所には日出の光景を撮影しようと軽自動車が1台停まっていた。10分程すると
東稜線の苗場山方面が朱く輝いてきた。それが上部の雲に映り意図的でない短き感動を与えて
くれた。この時間、この場所、この標高でないと遭遇できない飯綱の地、健康な間は離れる
ことは考えられない。


 
早朝散歩から帰り6時30分になるとラジオ体操タイムとなる。妻はキッチンで我は薪ストーブの
横が定位置となっている。第一と第二で体の相当な部分の筋肉に刺激を与えるらしい。継続して
いると、その日の体調度合いが不思議と判るようになってくる。体操を終えると妻は朝食の準備
にとりかかり、我は擦りおろしたリンゴを木綿袋に入れ、100%の手絞りジュースを作るのが
朝のルーティーンとなっている。


気早な

2022年05月21日 | 早朝散歩




今年は雪の消えるのが遅い、昨年と同時期の2日前、気早なネマガリダケを採ろう
と気早な爺婆はいつもの場所を目指した。熊よけのカウベルを鳴らしながら登山道
を20分ほど登っていくと年配の気早な二人連れが下りてきた。聞くと少ししか採れ
ないとのこと、期待しないで柔らかき新緑の中を目的場所へと歩を進めた。
背丈以上の竹藪に入り、ネマガリダケ眼に切り替えても全く飛び込んでこない。
でも、さすが採集民妻だ!そこそこの太さのを見つけ声を発している。2時間ほど
費やし成果は少ないけど夕食分には充分だ、皮ごと焼きミソマヨをつけて食する
のが美味しい。それに、自然からの恵みを感謝し天ぷらと味噌汁に入れ歯ごたえを
味わった。1週間後に再チャレンジを予定している。


セリ採りに行こう!

2022年05月09日 | 早朝散歩



以前に女性二人組が「蟹食べに行こう!」なんて歌っていたが、妻が
「セリ採りに行こう!」なんて言うもんで早朝散歩を兼ねて秘密の場所へ
出かけた。そこは残雪時に偶然遭遇した場所で、天然のクレソンから始まり
ワサビにセリが自生している。市販のワサビはツーンと刺激が強いが自然
ワサビは甘みがありツーンとはしない。今朝は花が咲いている、それと茎部を
摘みさっと湯どうし食するとちょびっと辛みがある。
今はセリの丈はまだ短いが30㎝ほどに長く成長しても固くなく美味しい。
何故かと言うと開けた頭上はハンノキなどの高木に囲まれ柔らかく陽が射す
からなんです。
今晩は土鍋で湯豆腐とコラボして根髭付きで食しよう、困ったことに日本酒が
進むこと進むこと!!