休日の山登りを続けていたら右膝の違和感が無くなり自然からの精神治癒力で張り出していた骨も引っ込んでしまった。昨日休日も空に星が散りばめられている5時過ぎに家を出て雨飾山の登山口である雨飾キャンプ場(1150m)に着いたのは7時、100名山ブーム影響だろうか?満杯の駐車場だったが運よく空きがあり停めることができた。
東側の金山と天狗原山に遮られ朝陽がとどかず肌寒くひんやりとした中を5分ほど進むと急登となり、しばらくすると大木なブナ林となる。紅葉葉を落とさない今盛り時期もいいが、かなりの葉を落とし遠くを望める時期もいい。登り始めて1時間30分で20年ぶりとなる荒菅沢から見上げる自らの足で辿り着く景観は心が洗われる良薬となる。
岩とハシゴの急登を過ぎると笹平となる。そこから西に望む山頂の上には雲が飛ぶように流れ何だか日本ではないようでもある。休憩を含んで8時間、我々より一回り若い京都の夫婦と一緒に昼食したり、ブナの木に囲まれた野天風呂で山好きな人と交わす会話、これまた良薬であります。