こずくな生活

写真付きで山暮らし

最良薬

2015年04月29日 | 家と家の近くで

二男夫婦が初めて芽吹きの季節にやってきた昨日の夜、偶然にも近所に住まいする沢登り好きな友人も久しぶりに飛び入り参加しての楽しき夕食飲み会となった。友人が帰った11時過ぎ、こころほろ酔い気分のまま、うつ伏せ状態で寝てしまい寒気を覚え起きると時計の針は午前の3時をさしていた。遅い朝食を4人でとり10時前に次男夫婦がお嫁さんの実家へ出立、心待ちだった楽しき時は止まっていてはくれない。

  

二男夫婦が帰り、睡眠不足のまま二人してシイタケとナメコの菌うち作業、それを終えると昼食1時間を挟んでカラカラ乾燥薪をこずくに淡々と5時過ぎまで室内に運ぶ、萌え始めだした環境の中で体を動かすのは肉体は疲れても我が精神にとって最良薬であります。

 


誠ほんに

2015年04月26日 | 外出&食事

         

いつもよりも一気にめぐりくる春の休日、8時前から午後1時まで勢いよくに薪作業する、乾燥した昨年薪を家の地下中に運ぶ、外の昨年薪と今年薪で合わせると3年分の越冬薪となるだろか!よくもまあ!コツコツと蓄えたもんだと我ながら自惚れ感心する。我が家西側の100ぐらい花を咲かせているカタクリ、春日差しを受け何だか喜び語りかけているようで思わずカシャリ。

     

そくさくと昼食をすませ散り始めとの新聞情報で北信濃の飯山城跡に向かう、インター手前の菜の花たちを通り過ぎたが心に留まりUターンしカシャリとする。

        

散り始めどころか、春風に誘い落ちる桜花を眺め受けようどころか、期待は裏切られ飯山城跡の桜は散り終わりではないか!それではと北信五岳を西に眺る温泉に浸かろうと小布施に向かう、その途中、妻の生家から始まる高社山西面を走る果樹畑ロードを走る、眼下に蛇行する千曲川を望む場所に青空を背景に3本の満開な桜が目に留まり車を停める、近づと淡桃色花の中に淡赤色花が同枝に一緒に咲いているではないか?同じく感動し車を停めた新潟と地元中野の人と話すこと嬉しきなり、桜名所でなく人知れず場所で咲く桜と出会えたこと、誠ほんに幸せな休日だった。


リュスティック

2015年04月19日 | 料理・菓子

眼の状態が安定し、 すっかりと冬眠から覚めた妻はクレソン採りに夢中、地産地消のシンプルなサラダ、肉体労働後のパンは塩昆布と大葉の入ったリュスティック、噛みしめ食す、もちろんお酒も忘れはしない。

午後は雨予報、8時に玄関を出て昨年の地震で傷んだ外壁のモルタルを補修、妻は細い枝を束ねている、ふと眼を凝らせばユキワリソウ・カタクリ・キクザキイチゲが小可愛げに咲き始めている。

 

樹齢50年はあるクリとナラ、手際よくサイズ別に分ける、好天ならば今度の休日で終えそうだ。      

 

 


いきなりに

2015年04月15日 | 早朝散歩

 

午後に豹変したとは思えないまばゆかんばかりの早朝、木々の枝に取り残されていた夜中雨は東横からの陽光を受けキラキラと輝きを放っている。昨日の早朝散歩で「あれ!ひょっとしたら」と聞こえた初鳴きウグイス声をしかと確認でき、クロツグミも独特な引き付け声で鳴き、いきなりに季節知らせが眼と耳に入ってきた早朝散歩。

 

近づかないと確認できなかった水芭蕉は、ほんに小さかった姿をスクスクと成長させ遠くからも確認できる。妻が散歩中に採ったホヤホヤ柔らかフキノトウ、大き目にきざんでフキ味噌で賞味することに決定。


めくりめくる

2015年04月08日 | 家と家の近くで

 

今年の残雪も女々しき男と違い思い切りの良き女性のように消えようと決め込んでいる。我が家近くの沢湿地を足がぬまらないように残雪の上を伝い歩いていけば冷たき雪解け水の流れに打たれながらも水芭蕉がちょこちょこと小さき頭を出している。新聞情報によると車で20分の長野の街では桜が見ごろに近づいているらしい。遅ればせながら、ここ飯綱も、もう1か月もすれば、山桜ほんのり咲く待ちわびた良き季節となる、めくりめくってくる楽しみである。